国際ビジネス

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三井住友銀行は、アジア・米州・欧阿中東の3地域を軸に、世界各地において、グループ会社や海外現地法人とも連携し、つねに最先端の情報とサービスを提供できるグローバルな商業銀行を目指します。

アジアにおける取り組み強化

三井住友銀行では、「アジア・セントリック」の実現に向け、アジア地域における取り組みを強化しています。

具体的には、平成27年4月、「アジア・大洋州トランザクションバンキング営業部」を設置し、同地域のトランザクションバンキング業務を強化するとともに、「アジアソリューション部」を設置し、ソリューション提案機能を強化しました。また、「アジア・大洋州審査部」および国際与信管理部内に「東アジア審査室」を設置し、現地に密着した迅速な審査・決裁態勢を構築するとともに、「アジア・大洋州法務コンプライアンス室」を設置し、地域横断的なコンプライアンス態勢等を強化しました。更に、「アジア・大洋州トレジャリー部」を設置し、アジア・大洋州地域におけるALMの一元管理・高度化を図りました。

こうした取り組みを通じて、アジアにおけるプレゼンス拡大を図るとともに、欧米のお客さまに対しても、アジアにおける一流のサービスをご提供することで、グローバルにビジネスを発展させていきます。

インドネシア戦略特設サイト“Commitment to Indonesia”

プロダクツ・顧客カバレッジの更なる強化

三井住友銀行では、プロダクツ・顧客カバレッジの一層の強化を図ることで、お客さまのニーズにより幅広く応えられる態勢を構築しています。具体的には航空機ビジネスにおいて、SMBC Aviation Capital Limitedが、平成26年7月、仏エアバス社との間で115機、平成26年11月、米ボーイング社との間で80機の機体購入契約を締結するなど、航空機リース業界における地位を確固たるものにすべく取り組みを進めています。また、米州においては、「米州金融法人営業部」、「米州ファイナンス戦略部」を設置することで、お客さまのニーズにより幅広く応えられる体制を構築しました。

海外拠点ネットワークの拡充

三井住友銀行では、日系企業のお客さまへの現地でのサービス向上や、新興国・成長市場へのアプローチを強化するため、海外ネットワークの充実を図っています。世界中にますます拡がるネットワークを活かし、お客さまのグローバルなビジネス展開をサポートしていきます。

開設年月 開設拠点
H26.6 チェコ 欧州三井住友銀行 プラハ支店
H26.12 スペイン 欧州三井住友銀行 マドリード支店
H27.3 メキシコ SMBC SOFOM
H27.4 ミャンマー ヤンゴン支店

真のグローバル化に向けた取り組み

三井住友銀行では、海外現地従業員の登用を積極的に進めています。海外関連部署の部長クラスに積極的に登用してきたことに加え、平成27年4月に、これまで3名であった外国人執行役員を6名に倍増するなど、他行に先駆けた取り組みを行っています。海外現地従業員の登用を通じて、現地の知見を積極活用することで、国際ビジネスの更なる発展に努めていきます。

トピックス

プロジェクトファイナンス

三井住友銀行は、プロジェクトファイナンスの分野において、平成26年に全世界で最も活躍した銀行に贈られる「Global Bank of the Year 2014」※を受賞しました。当行の受賞は2008年、2012年に続いての受賞であり、3回目の受賞はプロジェクトファイナンス業界初の快挙となります。今後も、お客さまのニーズにお応えすべく、世界各国のインフラ・資源開発事業などに対するクオリティの高い先進のプロジェクト金融サービスを提供してまいります。

  • 「Global Bank of the Year」は、トムソン・ロイターが発行するプロジェクトファイナンスの分野で権威ある専門誌「Project Finance International」による表彰です。

地場金融機関への出資

三井住友銀行では、新興国・成長市場等における地場銀行との関係強化を進めています。平成26年9月、経済成長が著しいカンボジアにおいて、同国最大手の銀行であるACLEDA Bank Plc.の株式12.25%を取得するとともに、平成27年3月には、香港の東亜銀行へ追加出資して、出資比率を17.42%相当に引き上げ、同行を持分法適用会社としました。また、平成27年4月には、コロンビアの国営銀行であるFinanciera de Desarrollo Nacional S.A.の株式8.84%を取得する株式購入契約を締結しました。