SMFG三井住友フィナンシャルグループは三井住友銀行の戦略金融部門を中心として、企業再生ビジネスに積極的に取り組んでいます。
戦略金融部門は、取引先企業の再建や事業再編等に集中的に取り組むため、平成14年12月に発足しました。以来、破綻懸念先についてはオフバランス化手法を、大口主力先については産業再生機構や私的整理ガイドライン等を活用することにより、不良債権の処理を加速し、企業再生への取り組みを強化してきました。
最近では、企業再生ファンドが相次いで設立されるようになり、企業再生市場は活性化の兆しを見せています。三井住友銀行においても、破綻懸念先以下のオフバランス化のみならず、再生の可能性がより高い要管理先を中心とした取引先企業を対象に、さまざまな企業再生ファンドと協働して企業再生に取り組むなど、企業再生をビジネスチャンスととらえ、収益機会の拡大に努めています。
戦略金融部門を中心に不良債権の削減に取り組んできた結果、金融再生プログラムが掲げる不良債権比率の半減目標を半年前倒しで達成することができました。
企業再生ファンドについては、一部では投下資金を上回る回収実績が挙がるなど、順調な滑り出しとなっています。
今後は、平成17年3月末の不良債権を一層圧縮すべく、企業再生への取り組みを着実に進める一方で、不良債権処理から企業再生ビジネスへ軸足を移していきます。
具体的には、近時の企業再生ファンドが相次いで設立されている状況に鑑み、これらのファンドに対する投資等を積極化することで、投資家の立場からも企業再生業務に積極的に関与していきたいと考えています。