ページ制作のアクセシビリティ指針
優先度1



解説

クライアントサイドスクリプト等のイベント指定は、イベントハンドラとも呼ばれ、マウスクリックやキーが押されたなど、特定のイベント発生をきっかけに呼び出されるスクリプトを指します。イベントハンドラには、特定の装置のみで発生するものと、コントロールの状態によって発生するものがあります。
イベントの発生を特定の装置に限定すると、支援技術によってはスクリプトを利用できない可能性があるので、配慮が必要です。また、支援技術などがクライアントサイドスクリプトをサポートしていない可能性もあるので、そのような環境に対する配慮も必要です。


実例

  • 「onfocus」「onblur」「onselect」等の装置に依存しないイベントハンドラを使います。
  • 「onclick」等の装置に依存するハンドラを使う時には「onkeypress」等キーボード操作可能なハンドラをあわせて指定します。

悪い例:

ボタン画像のイメージ。ボタンをクリックすると新しいウィンドウが開くことをアイコンで示していますが、マウスクリックを前提としたonclickイベントハンドラしか記述されておらず、新しいウィンドウを開くことをALTテキストの中で示していません。
<a href="#"  onclick="popupWin();"><img src="..." alt="店鋪・ATM検索"></a> 

マウスクリックを前提としたonclickイベントハンドラしか記述されていません。
マウスを使えない環境では、うまく使えない可能性があります。
また、A要素のhref属性が"#"となっており、スクリプトが動作しない環境では操作ができなくなってしまいます。

良い例:

ボタン画像のイメージ。ボタンをクリックすると新しいウィンドウが開くことをアイコンで示しています。キーボードでもアクセスできるよう、onclickとあわせてonkeypressによる記述も併用しています。
<a  href="tempo_atm.html"  onclick="popupWin();
return false"  onkeypress="popupWin();return false"><img src="..." 
alt="店鋪・ATM検索(新しいウィンドウを開きます)"></a> 

キーボードでもアクセスできるよう、onclickとあわせてonkeypressによる記述も併用しています。
また、スクリプトが動作しない環境でもアクセスできるように配慮しています。

※新しいウィンドウを開くような動作とする場合には、わかりやすく予告するようにします。

参考:

Mozilla Firefox1.0では、onkeypressイベントがTabキーを押下した時にも実行されます。


当行における特記事項:

「別ウィンドウを開く」ような動作は必要最小限とする。別ウィンドウを開く際に、アドレスバーやステータスバーは隠さないこと。 a 要素 のhref属性には必ずリンク先のアドレスを記述する(WebブラウザのステータスバーにURLが表示されるようにすること)。 フォームの入力チェックは、クライアントサイドスクリプトだけで行わず、サーバー側でも行うこと。



関連するJISの項目

5.3 a (必須)




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