原稿作成及びテキスト入力のアクセシビリティ指針
優先度2



解説

ディスプレイで見る文章は解像度の問題もあり、印刷物と比較すると可読性が悪くなります。また、利用者の環境が特定できないことから、レイアウトの自由度が低い、1ページの情報量も印刷物と比較して少なくなる、等の制約があります。
文章をできるだけシンプルなものとすることによって、ディスプレイで文章を読む際のユーザーの負担を減らすとともに、適度に見出しをつけることによって、視覚的に内容を把握しやすくなります。
また、HTML(XHTML)の実装の際に、見出しが正しく指定されていれば、音声ブラウザでページを聞いている人にとっても、文章にメリハリが付く等のメリットがあります。


実例

  • 印刷物よりも情報量を減らす意識を持って原稿を作成します。
  • 文章のブロック毎に、意識的に多めに見出しをつけるようにします(※)。

※文章中心のページをデザインする際に、行間隔や段落の間隔にゆとりを持たせることで、可読性をあげることができますが、デザインの工程で(デザイナーの判断によって)文章を変更・修正・要約することは困難です。
また、HTML(XHTML)において見出しを適切に指定し、CSSで視覚的にメリハリをつけることでページが把握しやすくなり、音声ブラウザにとっても使いやすいページとなりますが、コーディングの工程で新たに見出しを検討し、定義するのは容易ではありません。
これらの配慮を文章原稿の作成者が意識的に行うことによって、Webサイトのアクセシビリティを高めることができます。

悪い例:

適度な見出しが付けられていません。

悪い例の画面イメージ。適当な見出しがなく、長々とした文章となっています。

良い例:

適度に見出しが付けられています。

良い例のイメージ。適当に見出しが付けられ、内容ごとに区切られた文章となっています。

※HTML(XHTML)においては、h1〜h6要素を用いて見出しを表します。

当行における特記事項:

特に文章量・情報量の多い原稿では意識すること。



関連するJISの項目

5.2 a (必須)




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