お金のコラム
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はじめよう チョコッと積立 〜バレンタインデーに考えたい、分散投資と現金の価値

2017/2/7
はじめよう チョコッと積立

(写真=PIXTA)

2月のイベントといえば、「バレンタインデー」。本命チョコにドキドキしている人も、そんなドキドキから遠ざかっている人もいるかもしれません。その一方で、「義理チョコ」は会社などでもらう方も多いのではないでしょうか。そこで、もらう側も渡す側も気になるのが「ホワイトデーのお返し」。

もらう側は、もらうのはうれしいですが、ホワイトデーに向け、どのようなお返しをするか考えなければなりませんよね。渡す側は渡す時に、お返しをくれる人かくれない人か、考えることもあるのではないでしょうか。

義理チョコのお返し

義理チョコとはいえ、チョコを渡す側は、普段の感謝の気持ちを込めていることでしょう。ただし、何も見返りを求めていないかどうかは別です。義理チョコとはいえ、ホワイトデーへの期待を込めてチョコを渡す方もいるでしょう。

仮に、義理チョコをプレゼントすることを、投資に例えてみましょう。するとホワイトデーのお返しはリターンと例えることができます。どうすれば多くのリターンを得ることができるでしょうか。

「トクする渡し方」とは?

年間のイベントの中で、リターンが期待できるのがバレンタイン。3倍、5倍、もしかすると、10倍といったお返しをくれる方がいるかもしれません。しかし、チョコを渡した全員からこのような大きなリターンが得られるとは限りません。中にはお返しをしない方もいるからです。そこで、義理チョコを1人や2人に渡すのではなく、あえて部署やグループ全員など多くの方に渡してみるとどうでしょう。少ない人数の場合より、お返しを少しでも多くの方からもらえるようにし、中には義理チョコより価値のあるお返しをしてくれる方もいるでしょうから、全体として義理チョコの購入額(=投資代金)よりも上回る可能性を高めることができます。

これは投資でいう「分散投資」に近い考え方です。分散投資とは、このように複数の商品や地域、タイミングで投資を分散させることで堅実にリターンを狙うことを指します。

チョコの値上がり=円の値下がり?

ここでもう1つ、チョコレートとお金の話です。2015年に食品メーカーがチョコレート菓子の値上げを行いました。これはチョコレートの主原料となるカカオ豆やナッツ類などの原料価格が高騰していることが要因です。このような物価の上昇が続くとその分、これまで持っていたお金で買える数量が減ることになります。つまり、自分が持っているお金の額面は変わりませんが、実質的には価値が下がってしまうことになります。これを「インフレリスク」と言います。そのため、投資のリターンは単純に“いくら増えた”ではなく、物価上昇率以上の利回りで増やすことも考えなければなりません。

はじめてみたい「チョコッと積立」

分散投資と物価の話、理解いただけましたか。そうはいっても、義理チョコと投資は違うので投資は簡単には手を出しづらいと感じている方もいらっしゃるでしょう。

そこでご紹介したいのが「自動積立」です。自動積立とは、あらかじめ自分で金融商品と毎月の購入金額を決めれば、決めた金額が毎月口座から引き落とされ、その金融商品を購入して、資産形成を行ってくれる仕組みになります。自動引き落としのため、振込など面倒な手間がかかりませんし、一度にまとめて購入するわけではないため、時間を分けて投資を行う時間分散も可能です。毎月の金額が決まっているので、安い時にはたくさん購入できるのが自動積立のメリットといえます。

なお、自動積立では、現在のところ国内預金よりも金利の高いことが多い「外貨預金」や専門家が運用を担う「投資信託」も選べますので、資産バランスを見ながら資産を分ける、分散投資ができます。バレンタインの義理チョコをきっかけに、自分の資産形成について考えてみてはいかがでしょうか。

  • 投資信託や外貨預金には、価額変動や為替変動による元本割れのリスクがあること、取引にともなう手数料がかかること、等の特徴もよく知っておく必要があります。それぞれの商品の留意点については必ず下記ページでご確認ください。

記事提供:株式会社ZUU

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