お金のコラム
これからの ためかた、ふやしかた、つかいかた

現金vs.デビットカード 使いやすくてお得なのはどっち?

2017/2/21
現金vs.デビットカード

「現金と、電子マネー・クレジットカードの使い分け」でキャッシュレス化が浸透中

「あなたの財布には、いくら入っていますか?」――ときどきテレビの街頭インタビューなどで見かける光景です。最近は、交通系電子マネーなどの普及で財布から小銭が減り、さらにクレジットカードを利用すれば大金を持ち歩く必要もない。いわゆる「キャッシュレス化」が進んでいるわけですが、SMBCコンシューマーファイナンスが調査した「20代の金銭感覚についての意識調査2016」によると…

  • よそ行きの財布の中身……2万2,764円
  • 普段の財布の中身……9,634円
  • 少なすぎて不安な中身……2,473円

「20代の金銭感覚についての意識調査2016」(SMBCコンシューマーファイナンス)より

「財布の中身は、通常1万円前後だが、デートなど‘よそ行き’の場合は2万円ちょっと。所持金が2,500円を割り込んでくると不安を感じる……」ということでしょうか。この金額を多いと見るか、少ないと見るかはその人の金銭感覚によって異なりますが、同調査によると現金以外の支払い方法として、電子マネーを普段使っている人の割合は73.9%。2種類以上の電子マネーを使い分けている人も38.4%に達します。少なくとも、20代にとって電子マネーはいまや必需品であり、キャッシュレス化が確実に浸透しつつあるといってよいかもしれません。

ただし、使っている人は分かると思いますが、電子マネーは高額なショッピングや飲食費の支払いには向いていません。現金をチャージするとしても、せいぜい1万円程度を入れて、あとは少しずつ「現金感覚」で利用していく……。その一方で、クレジットカードは高額のものに使う。実際、先の調査では「20代の金銭感覚は、1,000円以下は電子マネーで支払い、3万円以上はクレジットカードで払う」ことが多いという結果が出ています。

20代の金銭感覚についての意識調査2016「20代の金銭感覚についての意識調査2016」(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)より

電子マネーはコンビニなど利用できる店舗も増えて便利になって来ましたが、チャージ金額には限度もあり、数万円単位の金額になると利用しにくくなります。とはいえ、高額な決済も可能なクレジットカードは「使いすぎ」の不安が付きまといます。

いざという時は“現金”より安心? 現金感覚で使える「デビットカード」

そこでいま、注目されているのが「デビットカード」です。
デビッドカードは、クレジットカードと近しい機能がありながら、使った瞬間に自分の銀行口座から引き落とされるため「使いすぎ」の心配がありません。むろん、口座に残金がなければ使うこともできません。

「現金」と「デビットカード」を比較したときに、どんなメリットがあるか簡単に比べてみましょう。

【現金vs. デビットカード】

  • 小銭が不要になる
    電子マネーとデビットカードを組み合わせることで、現金なしでも日常生活を送れる環境が整いつつあります。日常生活の周囲で、使える店をチェックしておけば財布から小銭が消えるかもしれません。
  • ATMを探し回る必要がない
    現金の場合、持ち合わせが少なくなるとキャッシュカードで引き出せるATMを探す必要があります。最近は、コンビニなどの提携ATMが街のあちこちにありますが、引き出し手数料もかかります。その点、デビットカードなら、ATMに行かなくても使うことができます。
  • いざというとき現金より安心
    たとえば紛失や盗難の場合、現金は補償されませんが、デビットカードはクレジットカード同様の補償が付きます。ネット決済などのトラブルについても現金より安心です。

利用すれば毎月キャッシュバックも!

キャッシュカードがそのままクレジットカードのような機能を持ち、さらに使い勝手がよいというのが「デビットカード」ですが、どの銀行のデビットカードが有利なのか。銀行によって提供されるサービス内容も微妙に変わってきます。そこで「SMBCデビットカード」のケースを参考に見てみましょう。

  • 利用額に応じて、毎月自動でキャッシュバック
    毎月1日から末日までの利用総額に対して、0.25%がキャッシュバックされます。たとえば、毎月3万円をデビットカードで決済すると、1か月75円〜1年間で900円になります。現金はATM手数料がかかることを考えると、現金払いよりおトクですよね。
  • 専用アプリで、家計を一括管理

    「SMBCネットワークアプリ」で、預金通帳には表示されないデビットカードの「利用場所(加盟店)」での利用明細はもちろん、普通預金口座の残高も確認できるため、ここでも使いすぎを防げます。
    さらに、同じグループ内の三井住友カードのクレジットカード利用やSMBC日興証券でお取り引きされていれば、そこも併せて管理できます。

    ■SMBCデビットカード・専用アプリの画面イメージ■

    SMBCネットワークアプリ

  • 身近なコンビニやECサイトでも利用可能
    SMBCデビットなら「Visa」マークのある店舗(世界中で約3,800万か所)で使えます。コンビニやAmazon、楽天市場などのECサイトも含まれるので、日常生活での利用にはほぼ支障ないでしょう。

さて、デビットカードの特徴をどのくらい理解していましたか?
使い慣れているが、手数料を気にしながら口座からお金を引き出し、紛失するリスクを負いながら「現金」と、どんなお買い物をしてもキャッシュバックされるなど様々な特典があって、万一の時には補償までされる「デビットカード」――うまく使い分けてみてはどうでしょうか。

記事提供:株式会社メンバーズ

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