環境ビジネス情報

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話題の環境本

地産地消のエネルギー

新妻 弘明 著 NTT出版

著者は東北大学大学院環境科学研究科教授。地熱エネルギー利用技術、再生可能エネルギーなどの分野を専門としており、地域で自給できる地域のためのエネルギーであるEIMY(Energy In My Yard)の概念を2002年に提唱し、その実現のための実践的研究を、岩手県、宮城県、福島県、長野県で精力的に行っている。震災以降、EIMYは非常に注目されているが、本書はその最適な解説書であり、入門書である。

地産地消のエネルギー


「防災大国」キューバに界が注目するわけ

中村 八郎 吉田 太郎 著 築地書館

『災害に強い都市づくり』『市民参加の防災まちづくり』の著書がある地域防災の専門家、中村八郎と、『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』『世界がキューバ医療を手本にするわけ』などキューバの医療、農業に関する著作で有名な吉田太郎の2人が、コンビを組んで行った緊急現地調査に基づく最新レポート。風速300キロメートルのハリケーンでも死者が出ない国、分散型自然再生エネルギー社会へとシフトするキューバを徹底解剖する。

「防災大国」キューバに界が注目するわけ


地球温暖化の目撃者

小西 雅子 編著 毎日新聞社

WWFジャパンの気候変動・エネルギープロジェクトリーダーが編集執筆を手がけた。各国で広がる地球温暖化の深刻な被害を実際に受けている人々を、気候変動の専門家が丁寧に取材して回った貴重な記録集である。見開き2ページで構成される貴重な写真と生々しい現地からの証言は、非常に迫力がある。ほかに、地球温暖化の科学、対策などの項目も図を用いてわかりやすく解説。企業研修、教育現場、家庭にぜひ必備しておきたい。

地球温暖化の目撃者


● 環境書11月度売上げベストテン

ジュンク堂書店(池袋本店)2011年11月1日〜30日


1 福島の原発事故をめぐって みすず書房
2 Newton別冊 原発のしくみと放射能 ニュートンプレス
3 2015年放射能クライシス 小学館
4 Newton別冊 最新ガイド 太陽光発電 ニュートンプレス
5 世界一わかりやすい放射能の本当の話 宝島社
6 マンガでわかるエネルギーのしくみ 池田書店
7 江戸に学ぶエコ生活術 阪急コミュニケーションズ
8 原発・放射能図解データ 大月書店
9 100,000年後の安全 かんき出版
10 図解 新エネルギー早わかり 中経出版

引き続き原子力発電・放射能関連書がベストテン上位を占める。震災直後は「放射能をいかに防ぐか」や「原発のやさしい解説」を主なテーマとした緊急性の高いものが幅広く売れたが、10カ月近くたった現在は、企業や学校など教育現場での需要が目立ち、データや図解が多用されているしっかりした編集の本が好まれているようだ。また、自然エネルギーを利用した、まちづくり関連書籍の問い合わせが増えてきている。今後さらに注目されそうだ。

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