あなたの対策は?

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対策の基本その1

「不審なメール、心当たりのないメールの添付ファイルは絶対に開かないこと」

犯人が送る電子メールはますます巧妙化しています。心当たりのないメールの添付ファイルを開いてしまった場合には、ウィルス対策ソフトやスパイウェア対策ソフトを使ってパソコンの中を必ずチェックしてください。

また、送信元に心当たりのある場合でも注意が必要です。犯人はホームページなどであなたの会社のことを調べ、あなたの会社の関係者や顧客を装ってメールを送ってくるかもしれないからです。
万が一、ウィルスやスパイウエア等に感染してしまうことを考慮し、日頃からウィルス対策ソフト等の更新やOS・Webブラウザを最新の状態にしておくことを心がけてください。

コラム:あなたの会社が狙われる?

ファイルの種類を表す「拡張子」を確認することによって、「危険性のあるファイル」と「危険性のないファイル」を事前に見分けることもできます。パソコンを使う上で、是非覚えておいて欲しい内容です。

コラム:拡張子に注意!

  • 「コラム:拡張子に注意!」は、リンク先「ウイルス感染による不正送金」のページをご覧ください。
    リンク先からこのページに戻るには、ブラウザの「戻る」ボタンを押してください。

対策の基本その2

「怪しいホームページに訪れたり、信頼できないホームページからダウンロードしたプログラムを実行しないこと」

CD-ROMや電子メール以外にも、このような悪意を持ったプログラムに感染するケースがあります。
ウィルスやスパイウェアの中には、ホームページからダウンロードしたプログラムを実行したことで感染するものや、ページを閲覧しただけで感染するものがあるからです。

このようなウィルスやスパイウェアに感染しないようにするためには、「警告メッセージに注意する」「ブラウザの設定の見直し」「OSやブラウザのセキュリティ対策」が有効です。

もし、パソコンのOSやWebブラウザに脆弱性があると、いくらあなたのWebブラウザの設定をしっかり行っていても、知らない間にウイルスに感染してしまうかもしれません。
OSやWebブラウザは最新状態にアップデートしましょう。

対策の基本その3

「取引先から口座変更、取引銀行の変更などの依頼メールがあった場合は、送金詐欺ではないか確かめること」

受取口座変更依頼などのメールを受信した場合には自分だけで口座変更の可否を判断せず、受信した電子メールの正当性を、電子メールとは異なる手段(電話やFAX等)で受取人宛に直接確認してください。また、海外送金事務を行う財務・経理担当者のみならず、電子メールを送受信する可能性のある営業・国際関連部等に注意喚起をしてください。

「取引先との連絡方法に気をつけること」

送金指示に関する電子メールを送受信する際には、平文(暗号化されていないデータ)ではなく、暗号化した添付ファイルを利用し、電子署名等安全性の高い方法で行ってください。
また、メールは返信機能を使用せず、正当なアドレスを都度入力する等して、偽のメールアドレスに送信することを防ぎましょう。業務に使用するパソコンやスマホは公共の場等でのフリーWi-Fiの利用を避けることも対策として効果的です。

「詐欺の疑いが発覚した場合は、取引銀行に至急問い合わせること」

送金を実施した後に詐欺の疑いが発覚した場合には、送金依頼銀行に対して「組戻し手続き」の可否を問い合わせてください。