個人向け国債『SMBCグリーンプログラム』における排出枠移転のお知らせ

個人向け国債『SMBCグリーンプログラム』<※1>(以下、「本プログラム」といいます)において、以下の環境貢献への取組を実施しましたので、お知らせいたします。

  • ※1SMBCグリーンプログラムの取組:お客さまの個人向け国債のご購入にあわせて、当行が収益の一部を用いて、お客さまおひとりあたり、①100kg相当の温室効果ガスの削減、または②1m²相当の育林(森林整備等)を通じて、地球環境保全に貢献する取組です。

1.温室効果ガスの削減

この度、本プログラムにおいて、日本国の温室効果ガス排出削減および九州地方の中小企業等の支援を目的に、九州地方から創出される旧国内クレジット制度(現J–クレジット制度 <※2>)に基づく表①の排出枠を取得し、償却により無効化(使用)しました。排出枠の無効化(使用)は、旧制度下における排出枠の国への無償移転に相当します。温室効果ガスの排出削減事業として認証を受けた排出枠を無効化(使用)することにより、温室効果ガス削減効果が見込まれます。

  • ※2J–クレジット制度:省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による、CO2などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。本制度は、国内クレジット制度とオフセット・クレジット(J–VER)制度が2013年4月をもって発展的に統合した制度で、国により運営されています。

【表①】排出枠の内容

償却日 数量 排出枠の概要
2018年2月26日 168t 株式会社くまもと製材において、木質バイオマスボイラを新設し、木質バイオマス燃料を使用することによって、CO2を削減し、創出する排出枠

2.育林事業への取組

この度、本プログラムにおいて、カーボンフリーコンサルティング株式会社(所在地:神奈川県)が提供する「Challenge To Change」<※3> への資金拠出(寄付)を行い、表②の内容の植樹による森林保全、および植樹を通じた植林地(西ティモール)の経済的な自立支援への取組を行いました。

  • ※3「Challenge To Change」(植林事業による地域支援プロジェクト):西ティモールにおいて、カーボンフリーコンサルティング株式会社が国際機関等と共同で取り組むプロジェクト。乾燥し痩せた土地への植林事業を展開することで、現地の緑化、雇用の創出や果実の収穫による収入等で、現地の経済的な自立を目指します。

【表②】育林の内容

育林地 数量 概要
西ティモール
(インドネシア、ティモール島NTT州Oinbit村)
3,200m²
  • カシューの苗木:120本の植樹
  • ジャトロファ:400本の植樹
  • カシューの実は、収穫され現地の村人の生活費に充当され、ジャトロファの種は現地の燃料として使用されます。

3.SMBCグリーンプログラムのこれまでの取組について

2010年7月から2018年1月までに発行された個人向け国債において、本プログラムを利用して48,148名のお客さまにご購入いただき、上記表①、②の取組を含めて、合計48,140名相当分(表③の排出枠:合計2,734t・27,340名相当、表④の育林:20,800m²・20,800名相当)の環境貢献の取組を実施しました。今後も引き続き、本プログラムを通じて、地球環境保全への取組を実施してまいります。

【表③】すでに移転(無効化)した排出枠の内容

移転日 数量 排出枠の概要
2018年2月26日 168t 株式会社くまもと製材において、木質バイオマスボイラを新設し、木質バイオマス燃料を使用することによって、CO2を削減し、創出する排出枠
2017年3月21日 252t 株式会社くまもと製材において、木質バイオマスボイラを新設し、木質バイオマス燃料を使用することによって、CO2を削減し、創出する排出枠
2015年10月19日 1,082t ECO Special Waste Management Pte. Ltdが、シンガポールの下水汚泥埋立処分場の下水汚泥を焼却処理することで、ゴミの減溶化を実現すると共に、下水汚泥から発生するメタンガスの大気への放出を防ぐことにより、温室効果ガスを削減し、創出する排出枠
2014年1月20日 132t 宮城県加美町が「やくらい交流施設」※の温泉・プール水の加温・給湯および暖房用のA重油ボイラを木質バイオマスボイラに更新することにより、 CO2 を削減し、創出する排出枠
※やくらい薬師の湯(日帰り温泉)、やくらいウォーターパーク(温水プールと温泉)、やくらい林泉館(温泉宿)、やくらい都邑館(温泉宿)
2014年1月20日 131t 株式会社オノダ(岩手県)が新設する木材乾燥用のボイラの燃料を化石燃料ではなく、木質バイオマスとすることにより、CO2を削減し、創出する排出枠
2012年11月16日 200t 株式会社アマタケの食肉鶏農場におけるボイラの更新や、A重油からバイオマスへの燃料転換により、CO2を削減し、創出する排出枠
2012年11月16日 9t 株式会社岩手エッグデリカのビニルハウスにおけるヒートポンプの更新や、A重油から電力への燃料転換により、CO2を削減し、創出する排出枠
2012年2月21日 244t 株式会社とうわ地域資源開発公社(岩手県)の温泉施設において、給油や冷暖房の灯油焚き熱源機器を高効率のヒートポンプに更新することにより、CO2を削減し、創出する排出枠
2012年2月21日 77t 雫石町健康センター(岩手県)の床暖房・給湯・融雪用熱源として、木質バイオマスボイラを新設し、化石燃料ボイラを導入する場合に比べ、CO2を削減することにより創出する排出枠。ボイラの燃料に地元材を購入することで、地域経済の活性化と森林保全にも貢献
2012年2月21日 47t 工藤建設株式会社(岩手県)の事務所におけるA重油ヒーターを大型薪ストーブへ更新することにより、CO2を削減し創出する排出枠。天然ガスなどの低炭素燃料の供給が難しい地域において、近隣で発生するバイオマス資源を有効利用した取組
2011年6月23日 40t 菊正宗酒造株式会社(兵庫県)におけるボイラ更新プロジェクトに由来する排出枠で、既設の重油ボイラを高効率の都市ガスボイラに切り替えることにより温室効果ガス排出量の削減を実現
2011年6月23日 96t 株式会社ラウンドワン(大阪府)における空調設備の更新に由来する排出枠で、遊戯施設(ボーリング場を中心としたアミューズ、ダーツ、ビリヤード等)の空調設備を高効率型に更新し、また遠隔監視・制御システム等の導入で省エネルギー化を実現
2011年6月23日 196t 名古屋トヨペット株式会社(愛知県)における照明設備の高効率化に由来する排出枠で、省エネルギー化による温室効果ガス排出量の削減およびコストの削減を実現
2010年10月18日 60t 木材資源の有効活用、重油使用量と温室効果ガス排出量の削減を目的として、牧野木材工業株式会社(岡山県)が、岡山県周辺のスギ・ヒノキ材の樹皮を熱源とする木材乾燥用バイオマスボイラを導入したことに由来する排出枠
2,734t

【表④】すでに実施した育林事業の内容

育林地 規模 概要
西ティモール
(インドネシア、ティモール島NTT州Oinbit村)
20,800m²相当
  • カシューの苗木:780本の植樹
  • ジャトロファ:2,600本の植樹
  • カシューの実は、収穫され現地の村人の生活費に充当され、ジャトロファの種は現地の燃料として使用されます。

以 上

ご参考