外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2025年10月27日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年10月27日(PDF 303KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年10月24日(PDF 509KB)

マーケット・ベイン(2025年10月27日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ -- ++ ++ -- ++ - -- ++
EUR/YEN + ++ - ++ -- ++ - + ++
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + ++ -- + ++ + ++ + -
EUR/YEN + ++ -- + ++ + ++ + -
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ +
B -- ++
C ++ -
D ++ ++
E -- --
F ++ ++
G - -
H -- +
I ++ ++
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B ++ ++
C -- --
D + +
E ++ ++
F + +
G ++ ++
H + +
I - -

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2025年10月27日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週は、自民と維新が連立合意、そして高市政権が発足と日本の政治不透明性が後退。また片山財務相の積極財政発言もあってか、マーケットは高市トレードが再燃しドル円は152 円台を回復。また週後半発表された米CPI は市場予想対比下振れたものの、株高を背景にマーケットのリスクセンチメントが改善し、為替はクロス円で堅調に推移。また今朝は週末の米中緊張緩和報道を受けてドル円は153 円近辺へ上昇している。 今週は、FOMC 、ECB 、BOC 、BOJ と中銀イベントが続き、FOMC は政策金利の25bp 利下げが予想されているが、米政府閉鎖の中、パウエル議長がどういったコミュニケーションを取ってくるか注目したい。BOJ は政策金利の据え置きが予想されているが、総裁会見等でタカ的要素がみられなければ、足元のマーケットのリスクセンチメントを背景にドル円の上昇を見込む。また日米首脳会談、米中首脳会談も行われる予定であり、トランプ大統領から関税関連の発言がみられるかも注目。しかしながら月末週のため実需のフローに振らされる時間帯もあると想定され、想定外に大きく相場が動く可能性には注意したい。 (東京時間1 0 月2 7 日午前7 時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)151.00-156.00。ユーロ円(円/ユーロ)175.00-180.00。豪ドル円(円/豪ドル)98.50-102.00。(東京 為替トレーディンググループ 正松本)

東京(エマージング通貨担当)

先週は米中対立の緩和を背景に為替全般リスクオンで推移。個別材料では、インドネシア中銀がサプライズで据え置きを決定。初動はIDR買いで反応も、値動きは続かず。またインドではロシア産原油の購入を削減することが報じられ、長らく硬直していた米印貿易交渉が進展。INRは単日で強含む展開となった。 週末には米中貿易交渉で歩み寄りが見られ、シドニー時間よりCNH買いに。また今週予定されているFOMCは25bp利下げとなろうが、QT終了の発表や経済及び労働市場の悪化懸念が強調される展開となれば、EM通貨の減価が見られると予想。足許通貨安が目立つアジア通貨中心に、ボラタイルな1週間となろう。 (東京時間10月27日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)21.25-21.65。韓国ウォン(ウォン/ドル)1410-1450。(東京 為替トレーディンググループ 河村)

ニューヨーク

先週は、首相指名選挙で高市自民党総裁が指名され、高市政権が発足した。財務相には片山さつき氏が任命され、過去の円高是正発言が意識され一時的に円買いで反応したが、その後、「責任ある積極財政」を支持する姿勢を示し、円高は一服となった。USDJPYは週を通じて153円近辺まで上昇し、過熱気味だった金価格の大幅下落や、対ロシア制裁発動に伴う原油価格の上昇もUSD買いを後押しした。米国では政府閉鎖が続く中、米CPIは市場予想を下回り初動はUSD売りとなったが、米金利反発とともにUSD買い戻しが優勢となった。 今週は、FOMCとBOJの金融政策決定会合に加え、トランプ大統領とベッセント財務長官のアジア訪問が予定されている。FOMCは25bp利下げが有力視されるが、QT停止の有無が焦点である。BOJは政策金利据え置きの公算だが、12月会合がライブになる示唆があるかに注目したい。米中関係では引き続き摩擦が続いており、米中首脳会談でレアアース輸出規制や大豆購入停止への妥協案が見いだされれば、地政学リスクは後退し市場はリスクオンとなろう。円安が一段と進んだ場合は口先介入には注意が必要だ。 (東京時間10月25日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)150.00-155.00(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)

ロンドン

(休載)

シンガポール

先週は自民党と日本維新の会の連立合意に伴い高市氏が首相指名を勝ち取った。週前半はドル円を中心にドルが上昇。週後半には米中貿易交渉の進展を巡って不透明感が増大、一時ドルの上値を抑える恰好となった。しかし米国がロシアの石油大手2社に対する制裁による原油価格の上昇等もドル円の上昇をサポート。週末にかけてドル円は153円台まで上昇している。 アジアでは利下げが予想されていたインドネシア中銀が政策金利を据え置いた。金融緩和の効果が限定的となっている点に対して中銀が懸念を示した。韓国中銀は市場予想通り政策を据置いた。声明文では先行きの利下げに含みを持たせている。 今週はFOMC、BOJ、ECBと主要中銀イベントを控えている他、日本ではトランプの訪日に伴い高市首相との会談が予定されている。FOMCは市場予想通り25bpsの利下げが予想されている。米政府閉鎖により大半の経済指標を用いた足許の経済状況の把握が困難な状況が続いている。パウエル議長がDOTSに示した通り先々の利下げ姿勢を維持するかどうかに注目が集まろう。マーケットでは年内あと2回の利下げを完全に織り込んでいる状況にあり、パウエル議長のスタンスに変わりがなかった場合でも年内でこれ以上の利下げ余地は織り込みづらく、ドルのアップサイドの方が値幅が出やすいことに留意したい。 (東京時間10月27日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2900〜1.3050。タイバーツ(バーツ/ドル)31.50-33.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

先週のオフショア人民元は米中首脳会談に向けて材料待ちとなる中、オフショア人民元は対ドル7.1150〜1.1300で方向感なく推移した。その後、週末に米中閣僚級の貿易交渉が行われたが対立点を含めて包括的な貿易合意に向け前進があったと見られ、週明けのオフショア人民元は対ドル上昇して7.11元台に推移中。 米中首脳による最終合意に向けた道筋が整い、今週は対立緩和期待でオフショア人民元が対ドル上昇するとみている。 先週の香港ドルは小動き。流動性のタイトニングが一服し、今週の香港ドルも対ドル7.70を中心としたレンジ推移となろう。(10月27日東京時間午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.80-22.30。香港ドル(円/H$)18.90-20.40。(香港 トレーディンググループ 孫)

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