外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2024年3月19日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2024年3月19日(PDF 266KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2024年3月15日(PDF 467KB)

マーケット・ベイン(2024年3月18日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ ++ + ++ + + + ++ +
EUR/YEN ++ ++ + ++ + + + ++ +
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + - + -- -- + + + +
EUR/YEN + - + -- -- + + + +
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ ++
B ++ ++
C + +
D ++ ++
E + +
F + +
G + +
H ++ ++
I + +
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B - -
C + +
D -- --
E -- --
F + +
G + +
H + +
I + +

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2024年3月18日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週は、日銀の3月マイナス金利解除期待の急速な織り込みが一段落し、先々週の円買いが巻き戻される格好となった。海外市場では、火曜日に発表された米消費者物価指数、木曜日に発表された米生産者物価指数が市場予想を上振れたことから、市場ではインフレの高止まりを警戒し米金利上昇。ドル円は月曜日には146円台半ばを付けたものの、米金利上昇に支えられ148円台前半まで上昇した。金曜日には春闘の一次集計結果が公表され、33年ぶりに5%を超える賃上げが確認された。発表直後は円買いで反応する場面も見られたものの、結局は円の戻り売りが優勢で、ドル円は149円近辺で週末を迎えている。今週は日、米、英、スイスの中銀の政策発表が予定されている。日銀は茲許の複数メディアによる報道を受け、今会合でのマイナス金利解除期待が高まっている。今会合での政策修正となった場合、初動は円買いで反応し、今後の利上げに向けた植田総裁のスタンスに市場の注目が移るだろう。FOMCでは、今会合は金利を据え置くことがコンセンサスとなっており、ドットチャートで示される2024年内の利下げ幅と、PCE見通しに注目が集まる。足元の物価指標の高止まりを受け、PCE見通しが上方修正された場合、再度金利上昇、ドル高相場が到来することとなろう。 (東京時間3月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)145.00-151.00。ユーロ円(円/ユーロ)157.50-164.50。豪ドル円(円/豪ドル)95.50-99.50。(東京 為替トレーディンググループ 平井)

東京(エマージング通貨担当)

先週の為替市場は米指標を睨みながらの推移となった。小売など一部のデータは市場予想を下回ったが、CPIやPPIは米国のインフレ圧力が根強いことを示す結果となり、一週間を通してみれば米10年債利回りは20bp以上の上昇。これを受けてエマージング通貨は低金利通貨を中心に対USDで軟調な推移となった。個別材料では、中国人民銀行がMLF(中期貸出制度)の一年物を2.5%に据置き。一方、MLF資金は供給量よりも今月満期を迎える金額の方が上回り、ネットでは2022年11月以来の資金吸収となった。GDP目標達成に向けた刺激策の強化が必要と見込んでいた投資家にとっては悲観的な印象を与えたかもしれない。今週新興国市場では、インドネシアやメキシコなどで中銀イベントを控えている。メキシコ中銀について、エコノミストの一部が今回会合での利下げを予想しているが、実際に緩和方向に舵をきれば、ここまで高金利の恩恵を受けてきたキャリーポジションに調整が入る可能性がある。このほか、日本、米国でも金融政策決定会合を控える。日銀については、複数のメディアが今回マイナス金利をはじめとする非伝統的な金融緩和を終了すると予想しているが、一部では4月会合に見送られるとの見方も残っており、会合前後のボラタイルな展開には注意しておく必要があろう。 (東京時間3月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.30-21.00。韓国ウォン(ウォン/ドル)1300-1360。(東京 為替トレーディンググループ 平田)

ニューヨーク

先週は、米国CPI・PPIのしっかりとした数字を確認しながら米金利が上昇する展開。為替マーケットでは、週前半は米金利上昇に連動せず非常に狭いレンジ推移となったものの週後半にかけては全面的にドル高が進んだ。日銀関連では、今週の決定会合でのマイナス解除を含む政策修正に関する報道が相次いだが、マーケットでは相応に織り込みが進んでいたこともあり円高方向への反応は徐々に鈍化、ドル買い要因が円買い要因を上回りドル円は149円台まで上昇した。今週は、日米の金融政策決定が行われる。日銀は、春闘の1回目の集中回答結果もあり政策修正が予想されるが、併せて緩和的な金融環境維持方針が示されると考える。FOMCについては、2024年政策金利見通しの中央値が年内75bpの利下げから50bpに引き上げられるかが注目点。もし引き上げられる場合はマーケットは素直に金利上昇・ドル高の動き、特に日銀決定会合を終えて円に関する材料が一旦出尽くした後でもあるためドル円は上値を試す展開となることを想定する。 (東京時間3月16日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)147.00-151.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 寺岡)

ロンドン

先週は、強めの米物価指標を受けてドル買いがやや強まった。ユーロドルは、1.09ドル台半ばから1.08ドル台後半まで下落。ポンドドルは、弱めの雇用関連統計の公表を受けて1.28ドル台半ばから1.27ドル台前半まで下落した。11-1月の賃金はボーナスを除いたベースで前年同期比6.1%上昇と前月の6.2%から低下し、失業率は3.9%と前月の3.8%から上昇した。今週は、各国中銀の政策決定会合及び経済指標に注目。金融政策の違いを意識して金利動向を見ながら、方向感を探りたい。 (東京時間3月16日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0800-1.1000。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2600-1.2900。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週は、米国の粘着的なインフレ指標を確認し、米金利が上昇する中、為替はドル買いが優勢となった。アジアでは、日本の強い春闘の結果と3月日銀会合に関するニュースで、3月のマイナス金利解除が完全に織り込まれる中、ドル円は反発。その他、アジア通貨に関しては、明確なカタリストなく、全般的ドル高地合のなかでドル買いが進展した。今週アジアでは、インドネシア、台湾で中銀会合があるが、据え置きが予想されるため相場の材料にはならないだろう。マーケットでは、週前半の日銀、FOMC、週後半のBOE、SNBなどの政策会合が注目される。イベントが多いことから、イベント後のフロー動向も重要な一週間となるだろう。 (東京時間3月18日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3250-1.3450。タイバーツ(バーツ/ドル)35.50-36.50。(シンガポール トレーディンググループ 納谷)

香港

先週は米インフレ関連指標の上振れを受け、市場の米利下げ期待が後退。オフショア人民元は週明けから買い戻されたものの、その後の米金利上昇・ドル高を受けて結局対ドル7.20元台でいってこい。一方、相次ぐ報道によって日銀はマイナス金利解除後も緩和的な姿勢を続けるとの見方が浸透し、再拡大傾向にある日米金利差を背景に円の上値が重い展開となった。オフショア人民元は対円で20.40台から20.70近辺まで上昇した。今週は中銀イベントが続くが、市場の織り込みは既に十分な水準に達している。FOMC通過後に米金利上昇・ドル高が一服する公算が大きいとみており、今週のオフショア人民元は対ドルで堅調に推移するだろう。先週の香港ドルは小動き。材料がない中、ドル高による影響も限られており、香港ドルは7.82台前半で売買が交錯し、方向感が出なかった。今週の香港ドルは引き続き方向感なく推移するとみている。 (東京時間3月18日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.00-21.00。香港ドル(円/H$)18.60-19.60。(香港 トレーディンググループ 孫)

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