このページの本文へ移動

ニュースリリース

インドネシア国立ボゴール農科大学とハラール認証取得に関する覚書締結について(1/1)


平成271124

各  位

株式会社 三井住友銀行

 

インドネシア国立ボゴール農科大学とハラール認証取得に関する覚書締結について

 

株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、今般、インドネシア国立ボゴール農科大学(Institut Pertanian Bogor/学長:Prof. Dr. Ir. Herry Suhardiyanto, M. Sc/以下、ボゴール農大) とハラール(※)分野に関する覚書を締結しました。 

 

当行は、20143月にボゴール農大と農業分野に関する覚書を締結し、農業生産、農業技術指導等に関心のある日本企業の紹介を行ってまいりましたが、今回ハラール分野に特化した覚書を締結することで、ボゴール農大と当行との更なる連携の深化を図ります。

 

インドネシアは、ASEAN地域最大の人口2.5億人を抱え、中間層の拡大による食品市場の拡大、並びに嗜好の欧米化が進んでいます。また、人口の約88%がイスラム教徒であり、世界最大級のイスラム教徒の人口を抱えております。更に、昨年ハラールとそうでないものを明確に区別する表記を義務化する法案が可決されました。この法案は2019年を目途に施行予定であり、実際に施行されれば、日本からインドネシアに輸出する商品もハラール認証取得が迫られることから、今後ますますハラール対応の必要性が増すことが予想されています。

 

 ボゴール農大は、大学内にハラールサイエンスセンターを有し、ハラールに関する研究やハラール認証に関するアドバイス、トレーニングを提供しています。又、ボゴール農大はインドネシアハラール認証機関の関連機関である食品・医薬品・化粧品検査機関(LPPOM-MUI)やインドネシア国家食品医薬品監督庁(BPOM)とのネットワークを有しています。

 

 今般の覚書締結により、当行は、インドネシアのハラール認証に関する知見、ネットワークを有するボゴール農大へ、日本企業を紹介し、インドネシアのハラール認証取得支援を行い、ボゴール農大は、企業が必要とする関連情報及びトレーニングを企業ニーズに合わせてテイラーメイド型で提供してまいります。

 

ボゴール農大との連携に加え、当行では、ハラール認証取得に関連する設備資金ニーズへの対応等も行ってまいります。

 

(※)ハラール(Halal)とは、「合法的なもの」や「許されたもの」を意味するアラビア語で、「シャリーア(イスラム法)」に則った合法なものを言う(対義語はハラーム)。一般的に、イスラム教が禁止している豚肉やアルコールなどを除いた食品や化粧品などが挙げられる。

 

 ■ボゴール農科大学の概要

(1)

組織名

ボゴール農科大学/Institut Pertanian Bogor

(2)

学  長

Prof. Dr. Ir. Herry Suhardiyanto, M. Sc

(3)

概  要

1963年に農業・畜産分野の複数の教育機関が合併して設立された 国立農業大学。歴代農業大臣を輩出。学生数約27千人。

 

以  上

 

 

 

 



ニュースリリーストップへ