Sakura News Release


平成12年2月7日

株式会社さくら銀行
野村證券株式会社
日本生命保険相互会社
三井海上火災保険株式会社


「金融ポータルサイト」の構築について

 株式会社さくら銀行(頭取 岡田明重)、野村證券株式会社(社長 氏家純一)、日本生命保険相互会社(社長 宇野郁夫)、および三井海上火災保険株式会社(社長 井口武雄)は、インターネット上で「金融」という分野にフォーカスしたコンテンツやサービスをワンストップで複合的に提供できる「ポータルサイト」を、信頼性の高い「No.1ブランド」の連合体として共同で構築することについて基本合意致しました。
なお、本ポータルサイトにはこの他に外資系有力銀行グループ、株式会社住友銀行(頭取 西川善文)等も参加の方向で検討を進めていただいております。

参画各社は、お客様の視点に立った高い利便性の実現と業種の枠を超えた複合的な金融サービスの創造・提供を目指して、平成12年上期を目途に金融ポータルサイトを立ち上げるべく共同で運営機関を設置し取組、推進して参ります。
今後、参画各社はサービスの拡充に努めるとともに、参加企業の拡大等についても働きかけていく予定です。

1.金融ポータルサイト構築の背景
インターネット利用人口が昨年末には2000万人を突破するなど、いわばネットワーク「革命」の時代を迎え、すでにインターネットは生活の一部となりつつあります。こうした中で、そのサイトに行けば安心して全てのニーズが満たされるワンストップショッピングへのお客様のニーズは大きくなっていくものと考えられますが、一方で間口を広げるほど専門性が希薄になるという問題が指摘されます。

今般「金融」という特定の領域に焦点を当て、ブランド力や確固たる信頼性を有しお客様に安心感を抱いていただける各業種のトップ金融機関が、それぞれの有するホームページや金融コンテンツをもとに、共同でポータルサイトを構築し、金融に関連して必要とされるものをワンストップで全て提供できるようにしていくことは、お客様に付加価値の高いサービスを提供し満足度を高めるとともに、ネットワーク社会の発展に合わせ金融サービスの高度化・複合化を進める上でも重要な取組であると考えております。

2.金融ポータルサイトの概要
ポータルサイトとはインターネット接続時などに最初に表示されるホームページのことであり、まさしくインターネットへの「ポータル」=「玄関」のことです。
金融セクターにおいて強力なブランド力と幅広い顧客基盤を持つ参画企業が、それぞれのコンテンツを、金融ポータルサイトというインターネット上のひとつのサイト=場所に持寄るかたちで掲出することにより、金融というテーマに関係する様々な商品・情報・サービスがひとつのサイトからアクセス可能となります。
今回の共同事業は、参画企業の従来の顧客基盤やお客様との接点を活かし、それぞれのコンテンツを持寄ることによるシナジー効果を最大限に発揮して、ネットワーク上でお客様に対する業種を越えた付加価値の高い金融サービスを提供できるようにするとともに、金融ポータルサイトを訪れるより広範なお客様に対してクロスマーケティングや広告等が可能となり、新たなお客様獲得の有効なツールとなるものです。

名称 (正式名称は別途発表予定)
サービス
開始時期
平成12年度上期
内容 各社のホームページ・インターネット取引ページへの「玄関」として新ブランドの金融ポータルサイトを立ち上げる。
目的
(1) 各社の提供するホームページ・サービスを自由に往来できるアクセスチャネルの役割を担い、本サイトを利用することでワンストップの複合的金融サービスの実現を図る。
(2) ポータルサイト独自の機能も充実させ、お客様に何度もご訪問いただくとともに、滞在時間の極大化を図る。
機能
(1) 金融ポータルサイト独自の機能として、お客様ご自身のご希望に応じたカスタマイズにより、各社それぞれとの取引状況を画面上で一覧できる個人別の「マイ・フィナンシャル・ホームページ」を提供。
(2) 各社の人気コンテンツを一堂に集め、金融関連で最も魅力的で新鮮なサイトの運営を行う。
(3) 参画企業各社の新商品・おすすめ商品の告知ページ
(4) 金融情報の提供ページ 等
運営 参画企業各社が日本アイ・ビー・エム株式会社に委託予定。
参画企業 株式会社さくら銀行
野村證券株式会社
日本生命保険相互会社
三井海上火災保険株式会社

さらに
外資系有力銀行グループ
株式会社住友銀行 等も参画の方向で検討中。
この他にも金融機関を中心に情報関連会社や物販モールなどの本ポータルサイトへの出店も広く募っていく予定。

【従来のアクセス方法】
従来のアクセス方法

【金融ポータルを通じたアクセス方法】
金融ポータルを通じたアクセス方法


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