Sakura News Release

【 パートナーとの会社設立 】
三井物産とパートナー4社は互いのノウハウを持ちより戦略的に協力し、キュリオシティのもつノウハウ・ECプラットフォーム基盤をいかし、日本No.1ショッピングポータル(モール)を運営する日本最強のE-Commerce会社を目指し、株式会社キュリオシティを設立することになった。
『大企業の逆襲』をテーマに、5社は過去長年にわたり実業に於いて培ってきた商売インフラ・信用力・顧客基盤等の貴重なリソースをキュリオシティというベンチャー型E-Commerce会社に結集し、IT分野に不可欠なスピードを持って、No.1消費者向けEC会社を目指す。

各社の持ちよるノウハウと戦略的狙いは次の通り。
(1) 三井物産は既に築いたキュリオシティのブランド・集客力・ノウハウ・ECプラットフォームと共に既存の本業の商売インフラ・信用力を新会社に協力し、日本No.1のショッピングポータル構築をリードする。
(2) 千趣会はカタログ通販のノウハウとリテールの強みを活かしたマーチャンダイジングのノウハウをもつ。特に女性の心をつかまえる通販業界随一のカタログ製作、商品選択、消費者サービスのノウハウはWebの世界でも充分活用できる為、新会社に同ノウハウをもって協力する。
千趣会自身あるいは、千趣会の有力な取引先(メーカー他)のキュリオシティへの出店など、相互に消費者へのサービスを行なっていく。
(3) 三井情報開発は、これ迄長くキュリオシティを共に育ててきており、Web開発コンサルテーション、Webデザイン、サーバー運用、セキュリティ等に於いて培ってきたノウハウを新会社に寄与する。
(4) さくら銀行はリテールの分野で大手銀行随一のコンピテンスを有しており、近年インターネットへ戦略的重点を置き積極的に展開しており、インターネット/オンライン専業銀行「ジャパンネット銀行(仮称)」を現在準備中である(三井物産も出資)。E-Commerceには便利で安全な決済が不可欠であり、同銀行との戦略的な協調により、新会社のショッピングモールに強力でユニークな電子決済機能を備えることを目指す。又、同行のもつ有力な顧客基盤に対し、同行と密接に協力しながら、例えばショッピングモールの出店誘致をはじめE-Commerceソリューションを提供していく。
(5) エム・ヴィー・シーは、三井物産を筆頭株主とし、さくら銀行・三井不動産等三井グループ11社が出資する1996年創立の投資育成型ベンチャーキャピタル。同社の第一号ベンチャーファンドである、MVC Global Japan Fund I は、設定3年目にして、既に米国・英国で投資先のインターネット・IT関連企業2社が、Nasdaqへの株式公開・M&Aによる売却を達成している。
今後は日本でのインターネット分野への投資も積極化し、新会社に対しては、新しいビジネスモデルに基づく株式公開、及び成功するベンチャービジネス運営ノウハウ等を提供してゆく。




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