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海外からの巨額資金受領をかたる詐欺にご注意ください

盗難カード/盗難通帳
インターネット
振り込め詐欺
その他

このようなケースが発生しています。

旧GHQの秘密資金や、国際的な財閥による投資資金、人道支援金などの名目で、国内・海外から多額の資金を受け取ることになっているが、三井住友銀行で受け取りできるか、入金がないかという相談をいただくケースが増加しています。

このようなケースでは、紹介者・仲介者を名乗る者から、手続に必要だとして、事前に手数料の支払を求められているなど、詐欺が疑われるものが多くあります。

手口の特徴

  • 紹介者・仲介者を名乗る者とのやり取りが中心で、投資家など資金の出し手と連絡が取れないなど、実態がわからない。
  • 日本復興、災害支援、国際支援等に使って下さいと使命感を煽る。
  • 受け取りできるとされる金額が高額(円貨で数百万円〜数兆円相当)。
  • 投資や資金支援に関して掲示される契約書に誤字脱字がある、条文の番号が重複しているなど、不審な点がある。
  • 相手方から「送金手続は終わっており、入金が出来ないのは受け取り側の問題」という説明を繰り返し受ける。
  • 相手方から「受け取り側の金融機関の役員にも話はついている」などと説明を受ける。

被害に遭わないためには

  • 多額の投資や資金支援を受けられるという提案を受けた場合、まずは相手方が誰なのか、不審な点がないかをしっかりと確認してください。提示された契約の内容も確認の上、不明・不審な点がある場合は弁護士などの専門家に相談することもご検討ください。
  • 受け取り側の金融機関は、資金が到着した場合、速やかにお客さまへのご連絡などの手続を行います。一方で、送金元の金融機関から送金の情報が来ない限り、送金の手続が本当に行われたのかを把握することが出来ません。まずは、送金を行った相手方から、送金元の金融機関に対し問い合わせるようにしてください。
  • 不審に思われた際は、警察への相談もご検討ください。