投資銀行ビジネス

戻る

SMFGでは、三井住友銀行およびSMBC日興証券を含むグループ会社の力を結集することで、企業の資金調達・運用、プロジェクトファイナンス、M&A、リスクヘッジなど、さまざまなニーズに対して先進的な金融プロダクツや総合的なソリューションを提供し、お客さまのビジネス展開や企業価値向上のお手伝いをしています。また、マーケット・プロダクト知見等の強みを活かし、SMFGのビジネスパートナーシップ、ネットワーク、リスクテイク能力を基に、お客さま・投資家起点で新たなビジネス機会を継続的に創出することを目指しています。

SMBC日興証券との連携

SMBC日興証券はSMFGの中核証券会社として、三井住友銀行と連携し、業務を拡大してきました。平成26年度リーグテーブルにおいて、「グローバル株式・株式関連-日本・ブックランナー」で第2位(シェア17.0%、トムソン・ロイターの情報を基にSMBC日興証券が作成)を獲得しました。グローバル・オファリング等の大型案件や複数のREIT引受案件で主幹事を獲得し、前年度3位からランキングが上昇しております。また、M&Aファイナンシャル・アドバイザリー業務では「日本企業関連公表案件(案件数ベース)」第3位(トムソン・ロイター)を獲得しました。アナリストランキングではInstitutional Investor誌の業種別において、6名がトップアナリストに選出(前年3名)、日経ヴェリタス誌の業種・部門別においても、5名がトップアナリストに選出(前年4名)されております。海外ビジネスにおいては、アクティブブックランナーの獲得件数を19件に大きく伸ばす等、債券引受業務で大きな成果を上げました。法人のお客さまとの取引における三井住友銀行からSMBC日興証券への紹介件数は引き続き増加しており、平成26年度の紹介実績は約5,500件(前年比約+6%)となりました。今後とも、法人のお客さまに対するサービス提供力の強化に向け、SMFGグループ一体となって取り組んでいきます。

【参考:リーグテーブル】

表:グローバル株式・株式関連・日本・ブックランナー2014年度順位、M&Aファイナンシャル・アドバイザー案件ベース2014年度順位

トピックス

スローガン及びステートメントの決定

SMBC日興証券は、「本邦No.1の総合証券会社」の実現に向けたブランド向上施策の一環として、スローガン「いっしょに、明日(あした)のこと。Share the Future」およびステートメントを策定しました。「お客様に寄り添い、一緒に考える」という姿勢で今まで以上にお客さま本位で業務に取り組んでまいります。

新しいビジネスへの取り組み

日本では、高齢化が急速に進展する中、高齢化が引き起こす課題への対応が急務となっています。三井住友銀行では、重要な社会基盤である介護施設の供給促進を金融面で支援するため、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの介護施設に特化して投資するヘルスケア&メディカル投資法人の立ち上げに、シップヘルスケアホールディングス株式会社およびNECキャピタルソリューション株式会社と共に参画し、平成27年3月に当投資法人が東証に上場しました。今回の上場を契機に、今後は、介護施設の開発事業など新たなビジネスチャンスへの展開が期待されます。これらを通じて、三井住友銀行は介護・医療業界の成長に貢献していきます。

また、地方銀行において、ポートフォリオ多様化・収益力強化等の観点から海外案件への参加ニーズが高まる中、三井住友銀行の信託機能を活用して、複数の海外プロジェクトファイナンス貸付債権に当行と地方銀行が共同して融資可能な仕組みを開発し、平成26年11月には、七十七銀行、伊予銀行の2行と融資契約を締結しました。本仕組みを活用した投資家の裾野拡大を通じ、国内資金を海外インフラ事業向け融資に呼び込むことで、案件組成力の強化につなげることが可能になります。

三井住友銀行では、成長産業クラスターにおいて、従来の「新エネルギー」、「環境」、「水」、「資源」、「ヘルスケア」、「農業」の成長分野に、「ロボット」を加えて、新たなビジネスモデルの創出に取り組んでいます。産官学の連携で集積した幅広い知見、ネットワークを活かし、お客さまの内外における新たなビジネスチャンス拡大をサポートしていきます。