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総務
公開日:2025.03.24
法人口座開設、実は難しくない?知っておくべき全知識

法人口座の開設は会社設立後の重要なステップですが、「手続が複雑そう」「審査が通るか不安」という声も多く聞かれます。本記事では、法人口座開設の基礎知識から、具体的な開設手順、必要書類、金融機関の選び方まで分かりやすく解説します。さらに、三井住友銀行の法人口座開設について、充実した無料サービスもご紹介します。これから法人口座を開設する方は、ぜひ参考にしてください。
そもそも法人口座とは 個人口座との違い
法人口座は、会社経営を円滑に進めるための必須アイテムともいえます。ここでは、法人口座の基本的な役割と、個人口座との違い、そして法人口座を持つことの必要性について、詳しくご説明します。
法人口座とは
法人格を持つ会社が事業活動を行う上で使用する、会社名義の預金口座のことです。会社の資金の出し入れを法人口座に集約することで、会社の資金の流れが明確になり、経理処理がスムーズに行えます。また、社会的信用を得る上でも重要な役割を果たします。
個人口座との違い
個人口座は、あくまで個人の資産管理のための口座です。一方、法人口座は、会社名義で開設され、金融機関による審査を経るため、社会的信用度が向上します。また、法人口座を持つことで、法人専用のサービスを利用できるようになり、ビジネスの効率化にもつながります。たとえば、法人口座があれば法人クレジットカードの作成も可能です。
法人口座の必要性
法人口座の開設は法律上の義務ではありませんが、ビジネスを円滑に進め、成長させていくためには、法人口座の開設をおすすめします。取引先からの信頼獲得、資金管理の効率化など、多くのメリットを享受できます。ビジネスの規模が拡大するにつれて、法人口座の重要性はさらに高まります。
なぜ法人口座が必要なのか 開設するメリットを解説
法人口座の開設には、ビジネスを円滑に進める上で欠かせない多くのメリットがあります。ここでは、法人口座を開設することで得られる具体的なメリットについて、詳しく解説します。
社会的信用度の向上
法人口座を開設するには、金融機関の審査を通過する必要があります。この審査は、会社の事業内容などを確認するために行われるもので、個人口座の開設よりも厳格です。そのため、法人口座を持っていること自体が、会社の信用力を示すことにつながり、取引先からの信頼度を高めることにも貢献します。
経理業務の効率化
法人口座に事業に関わる資金の流れを集約することで、会社全体の収支を正確に把握しやすくなります。これにより、日々の記帳や決算処理などの経理業務が効率化され、経営者は本業に集中できる時間が増えます。また、税務調査の際にも、スムーズな対応が可能になります。
法人クレジットカードで経費精算の手間を削減
法人口座を開設すると、法人名義のクレジットカードを作成できるようになります。法人カードを利用することで、経費の支払を一本化でき、経費精算の手間を削減できます。また、利用明細が経費の証明として利用できるため、会計処理もスムーズになります。
法人口座開設の必要書類や開設手順

法人口座の開設は、必要書類を揃え手順を理解していれば、決して難しいものではありません。ここでは、法人口座開設に必要な書類、申込から開設完了までの流れをわかりやすく解説します。
必要書類
法人口座開設には、一般的に以下の書類が必要となります。
- ・商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書):法務局で取得できます。
- ・会社の定款:会社設立時に作成したものです。
- ・会社印:会社の実印として法務局に登録したものです。
- ・会社の印鑑証明書:法務局で取得できます。
- ・代表者の実印
- ・代表者の印鑑証明書
- ・代表者の身分証明書:運転免許証やパスポートなど。
- ・その他会社の運営実態がわかる資料:事業計画書、ホームページのURLなど。
金融機関によって必要書類が異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
開設手順:申込から審査、開設完了までの流れを把握
法人口座開設の流れは、以下の通りです。
- 1. 金融機関を選ぶ:各金融機関の特徴を比較し、自社に合った金融機関を選びます。
- 2. 必要書類を準備する:金融機関のウェブサイトなどで必要書類を確認し、準備します。
- 3. 申込をする:金融機関の窓口またはオンラインで申込を行います。
- 4. 審査を受ける:金融機関による審査が行われます。
- 5. 開設完了:審査を通過すると、法人口座が開設されます。
開設完了までの期間
法人口座の開設までにかかる期間は、金融機関や審査状況によって異なりますが、一般的には2週間〜1ヵ月程度です。必要書類の準備や審査期間を考慮し、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
金融機関の種類と選び方
法人口座を開設できる金融機関には、さまざまな種類があります。それぞれの金融機関には特徴があり、自社のビジネスに合った金融機関を選ぶことが重要です。ここでは、主な金融機関の種類と、それぞれの特徴、選び方のポイントについて解説します。
金融機関の種類
- ・都市銀行:全国に支店があり、知名度が高く社会的信用も高いです。条件によっては、インターネット上で口座開設手続が完了するケースも増えてきています。
- ・ネット銀行:実店舗を持たず、インターネット上で手続が完結します。24時間365日利用できるのが魅力ですが、対面での相談はできません。
- ・地方銀行:地域密着型の金融機関で、地域経済に貢献している企業を積極的に支援しています。
- ・信用金庫:地域の中小企業や個人事業主を主な顧客とする金融機関で、地域に根ざしたきめ細やかなサービスが特徴です。
振込手数料や維持手数料
金融機関によって、振込手数料や口座維持手数料が異なります。取引回数や利用頻度などを考慮し、コストを比較して自社に合った金融機関を選びましょう。
その他、法人口座開設でよくある疑問を解決
法人口座開設に関する、よくある疑問についてお答えします。
ネット銀行とインターネットバンキングの違い
ネット銀行は、実店舗を持たない銀行です。一方、インターネットバンキングは、既存の銀行(都市銀行、地方銀行など)が提供するオンラインサービスで、インターネット上で残高照会や振込などを行うことができます。
三井住友銀行の法人口座で創業期を強力にサポート
起業の成功は、資金調達、事業計画、そして、日々の資金管理を担う法人口座の開設など、事業開始までの準備が重要です。ここでは、起業後・会社設立後の創業期を支える三井住友銀行の法人口座についてご紹介します。
三井住友銀行にて法人口座開設をするメリット
起業に際して法人口座の開設をご検討中の方に、三井住友銀行の法人口座をおすすめする理由を、具体的にご紹介します。充実したサポート体制と、創業期に嬉しい無料サービスが特徴です。
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- ・ビジネス経費の管理がスムーズに
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グローバルビジネスを強力にサポートします。 - ・口座開設後にいつでも申込可能
ビジネスの拡大に合わせて、必要な時に追加できます。
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(※)本記事は株式会社Apolloに制作を一部委託しております。