外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2025年2月7日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年2月7日(PDF 280KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年2月7日(PDF 454KB)

マーケット・ベイン(2025年2月3日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ -- - -- -- + + - --
EUR/YEN -- -- -- -- -- -- -- -- --
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + ++ + + + + - + ++
EUR/YEN ++ + + + - - + + +
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ --
B -- --
C - --
D -- --
E -- --
F + --
G + --
H - --
I -- --
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + ++
B ++ +
C + +
D + +
E + -
F + -
G - +
H + +
I ++ +

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2025年2月3日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週前半、DeepSeekの台頭で米テックの優位性に対し懸念が高まったことを受けて、マーケットはリスクオフの様相。為替はJPY買いが優勢となり、USDJPYは156円台から一時154円割れまで下落。その後リスクオフが一服する中、USDJPYは154円台で底堅く推移。米FOMCは事前予想通り政策金利の据え置きを決定。パウエル議長のスタンスも概ね変更なしで、マーケットは小動きとなった。週末にかけては、トランプ米大統領による対カナダ・メキシコ・中国への関税賦課を警戒する動きで、USD買いが優勢。USDJPYは155円台まで上昇した。また、トランプ米大統領は週末にカナダ・メキシコに25%、中国に10%の追加関税を課す大統領令に署名し、USDCADは1.47台まで上昇し、20年ぶりの高値を更新した。 今週は、米ISMや米雇用統計など重要指標の公表が予定されているが、マーケットの注目はトランプ米大統領による関税動向となろう。メキシコ・カナダ・中国への追加関税が決定したことで、EUなどその他の国への関税も意識される。ユニバーサル関税等、トランプ米大統領からその他の国への追加関税が示唆されると、為替はUSD買いが優勢となろう。(東京時間2月3日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)153.00-158.00。ユーロ円(円/ユーロ)157.00-162.00。豪ドル円(円/豪ドル)94.00-98.00。(東京 為替トレーディンググループ 千)

東京(エマージング通貨担当)

先週はトランプ米大統領の関税に関する発言に注目が集まる中、金曜にはホワイトハウスより「カナダとメキシコには25%、中国には10%の関税」「関税は2/1から開始へ」という内容が伝わり、エマージング通貨は総じて対ドルで減価となった。週末、トランプ大統領は上記関税に関する大統領令に署名を行い、関税は2/4以降の輸入分から適応されることが伝わった。米国からの関税に対し、メキシコのシェインバウム大統領より「関税の対抗措置を2/3に通知」と報復関税を含めた対抗措置が表明されている。一方、中国からは商務省報道官より「強烈に不満であり、断固反対する」との発言はあるも対抗措置は示されていない状況となっており、今後の中国側の反応には注目が集まるだろう。 今週は米ISM、米雇用統計などの主要指標を控える。雇用指標の結果が堅調となると3月の利下げ見送りが進み、米国の関税政策も相まってエマージング通貨は対ドルで減価となるだろう。エマージング関連ではインド、メキシコの金融政策決定会合が予定されており、インド中銀は25bpの利下げ、メキシコ中銀は利下げ幅を拡大させ、50bpの利下げが市場予想となっている。また、週内では中国が春節明けとなり、米国からの関税に関する対抗措置なども示される可能性があり、人民元は対ドルで減価が進むことを想定している。(東京時間2月3午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.90-21.40。韓国ウォン(ウォン/ドル)1430-1460。(東京 為替トレーディンググループ 丸山)

ニューヨーク

先週のUSDJPYは、海外材料に振らされながら、じり安で推移した。週初、DeepSeekが米ハイテク企業に及ぼす影響への懸念から、マーケットはリスクオフの展開に。株式市場にて半導体銘柄が大幅調整するなかで、USDJPYも売り優勢となり、一時154円を割れた。その後も、米債市場に月末買いが入り、米金利が低下するのにつれて、USDJPYは上値重く推移。トランプ米大統領の発言を受けて、CADやMXNなどの通貨が上下する局面も見られたものの、USDJPYは終始反応薄であった。今週は、米雇用統計などが予定されている。米企業投資の一巡や、LA火災の影響などが懸念材料として挙げらてれるものの、いまだ米経済は底堅い。経済指標に大幅な下振れが無い限りは、USDJPYはいったん持ち直すだろう。(東京時間2月1日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)154.00-157.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 住友)

ロンドン

先週のユーロドルは、小幅な値動きながらややユーロ売りが優勢であった。ECBは1月の会合で予想通り25bpの利下げを決定。ラガルドECB総裁の会見では、「金利はまだ引き締め的。いつ止めるという議論は時期尚早」などの発言が伝わった。ユーロドルは一時1.04ドル台後半まで上昇するも、すぐに上げ幅を縮小。フランスの1月CPIが予想を下回ったことで年内利下げ織り込みが加速すると、1.03ドル台後半まで下落した。ポンドドルは独自材料乏しく、方向感を欠いた展開となった。今週は、英中銀政策決定会合が予定されており、市場は25bpの利下げをほぼ織り込んでいる。スタグフレーションが懸念されるなか、今後の金融政策方針に注目したい。(東京時間2月1日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0200-1.0500。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2200-1.2600。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週は中国のスタートアップ企業DeepSeekの低コストAIが米国の優位性を脅かすとの警戒感から米株下落、為替ドルも下落しドル円は一時153円台まで円高が進んだ。週半ばのFOMCは政策金利を4会合ぶりに据置き、ECBは25bpsの利下げを実施した。いずれも市場予想通りの結果となり、マーケットに対する影響は限定的に留まった。週末にはトランプが従前から示唆していた通り、メキシコ、カナダに25%の関税を賦与、中国には10%の追加関税を発動した。 週明けの為替マーケットはドル高が進んでいる。今週は米国の経済指標が数多く発表される他、日銀の田村委員の講演ではタカなコミュニケーションが警戒されよう。トランプによる関税政策ではEUに対する賦与を示唆しており、これに対しEUは報復関税を検討していると報道されている。関税を巡る不透明感が拭えず、グローバルに株の重しとなり為替は各通貨が対円で弱含む展開となろう。ボラティリティの上昇から値幅も通常対比大きくなり、神経質な値動きが週を通して続くと予想。(東京時間2月3日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3600-1.3750。タイバーツ(バーツ/ドル)33.50-35.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

(休載)

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