外国為替情報
主要外国為替相場のお知らせ
公表相場一覧(日次更新)
2025年5月23日(PDF 104KB)
市場・指標速報
前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年5月23日(PDF 305KB)
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年5月23日(PDF 495KB)
マーケット・ベイン(2025年5月19日)
為替ディーラーの相場観一覧
Market Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | + | - | - | -- | + | -- | -- | - | + |
EUR/YEN | - | + | - | - | + | -- | - | - | - |
Corporate Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | ++ | - | - | -- | -- | -- | - | + | - |
EUR/YEN | + | - | -- | - | -- | - | + | + | - |
Market Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | + | - |
B | - | + |
C | - | - |
D | -- | - |
E | + | + |
F | -- | -- |
G | -- | - |
H | - | - |
I | + | - |
Corporate Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | ++ | + |
B | - | - |
C | - | -- |
D | -- | - |
E | -- | -- |
F | -- | - |
G | - | + |
H | + | + |
I | - | - |
ディーラーズ・ビュー(2025年5月19日)
東京・NY・LN・SNG・HKのディーラーの見方を直送
東京(主要通貨担当)
先週前半、米中が関税を互いに90日間緩和するとの報道を受けて、マーケットは株買い・債券売り・為替はUSD買いとリスクオンで反応。USDJPYは146円台前半から148円台前半まで大幅に上昇。米4月CPIが小幅に下振れる結果となると為替はUSD売りで反応し、USDJPYは148円台から147円台前半まで下落。週半ば、米国と韓国が通貨政策について協議したとの報道が流れると、USD安誘導が警戒されてか、為替は全般USD売りで反応。USDJPYは147円台前半から145円台後半まで下落した。週後半にかけてUSD売り地合い継続となりUSDJPYは一時145円割れまで続落するも、米ミシガン大サーベイにおいて期待インフレ率が上昇していることを確認すると、為替はUSD買いが優勢となりUSDJPYは146円台まで値を戻した。金曜日引け間際、米ムーディーズが米国の長期発行体格付けを格下げしたことを受けて、週明けは米金利上昇、為替はUSD売りで推移し、USDJPYは再び145円台前半まで下落している。 今週は、米重要指標に乏しい中、米ムーディーズの格下げなど米先行き不透明感に基づくUSD売り継続となるか確認したい。また、G7財務相・中銀総裁会合が控えており、為替協議への警戒感が高まっている中、当局者からの為替政策への言及については注意する必要があろう。 (東京時間5月19日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)142.50-147.00。ユーロ円(円/ユーロ)160.00-165.00。豪ドル円(円/豪ドル)91.00-95.50。(東京 為替トレーディンググループ 千)
東京(エマージング通貨担当)
先週前半に行われた米中会談において「両国ともに90日間の関税115%引き下げ」が合意されたことを受けてマーケットは人民元買い、リスクオンのドル買いで反応。USDCNHは7.20台から7.18割れまで下落した。米中対立構造の緩和からマーケット全体が安堵感に包まれたが、週半ば、「米国と韓国は5月5日に通貨政策について協議した」との報道もあり、為替は全ドル売りで反応。ドル高是正期待も働き、ドルは上値の重い展開が続いた。週後半にはムーディーズが米国債の格付けを引き下げたことを受け、ドル売りが継続した。 今週はエマージング関連ではインドネシア金融政策決定会合が予定されている。前回会合において為替相場に配慮しつつ利下げを検討するとしており、利下げの可能性は残されている。また、今週はG7を控えており、特段為替に関するHLは出てこないと思われるが、USD売りへの思惑が働くであろう。新興国通貨は流動性も乏しいため、HLでの突発的な値動きは気を付けたいところだ。 (東京時間5月19日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)19.72-20.80。韓国ウォン(ウォン/ドル)1355-1428。(東京 為替トレーディンググループ 板橋)
ニューヨーク
先週は、週初の米中関税緩和を受けてマーケット全般リスクオンとなる中、USDJPYは146円近辺から148円台まで上昇。ただしその後は、米CPI,PPI,小売売上高が市場予想を下振れたこともあり、USDJPYは再び145円台まで値を戻した。また、関係筋より米韓が為替政策について協議とのHLを受けて、為替全般USD売りで反応した。USDJPYに関しては、日米での為替協議への思惑も円買いを後押ししたと思われる。個別材料では、メキシコ中銀が市場予想通り政策金利を50bp引き下げた。同中銀は国内景気のダウンサイドリスクを注視しており、同様の規模での調整が続くと高金利通貨であるMXNからの資金流出につながる可能性がある。 来週は、米欧でPMI速報値が発表される。トランプ関税の影響がソフトデータにどのように表れるかに注目したい。また、週半ばにはG7財務相・中央銀行総裁会議が予定されており、日米通商交渉が行われる可能性もある。日本を含めた主要国との交渉結果等の突発的なHLには注意が必要だ。米中関税が緩和されたことを受け、関税による不確実性は低下したものの、米景気後退懸念は依然として残っており引き続きUSDは上値が重い展開を予想している。 (東京時間5月17日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)144.00-148.00(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)
ロンドン
先週は、米中通商交渉の進展を受けてドル買いで開始。その後、米韓高官が為替政策を協議したとの報道を受けて、ドル安誘導観測が高まると、ドルに売り戻しが入った。ユーロドル及びポンドドルは大きく上下動する不安定な値動きが続いた。英国の第1四半期GDPは前期比+0.7%と予想を上回る結果となったものの、米関税の影響など先行きが懸念される中、相場への影響は限定的であった。米関税政策を巡る不透明感はやや和らいだものの、引き続き各国との通商交渉の動向を睨みながらの神経質な展開となろう。米財務長官より、EUは通商交渉に関して遅れているとの考えが示された一方で、EUが米国への提案内容を見直しているとの報道もあり、交渉の進展に注目が集まる。 (東京時間5月17日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1000-1.1300。ポンドドル(ポンド/ドル)1.3100-1.3400。(ロンドン トレーディンググループ 難波)
シンガポール
先週は米中の通商協議の進展を好感して週初からドル円は上昇、人民元も対ドルで 上昇した。また米中両国の関税率の引き下げや、今後も協議を進めると表明したことで両国の緊張関係が緩和するとの見方からドル円は一時148円台まで回復。しかし長続きはせず、米韓で為替政策について協議したとの報道により今後米国と交渉を控える日本に対しても通貨高誘導を迫るのではとの憶測からドル円は反落。週末にはムーディーズが米国の格付けを引き下げたこともあり、ドル円は週初からの上げ幅を全て吐き出している。 今週の注目はG7財務相・中銀総裁会合の開催期間中に予定される日米の会談だ。前回に引き続き為替レートに対して何も出てこなければ安心感から多少の円売りはあるかもしれないが、マーケットでは引き続き根強い円安是正の思惑は残るだろう。 アジアではインドネシア中銀の政策発表が予定されている。利下げが予想されているが、今後の利下げ回数の増減に注目が集まろう。また為替レートの安定のために必要以上にハト派的なスタンスを取らないことが予想されている。 (東京時間5月19日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2900-1.3050。タイバーツ(バーツ/ドル)32.50-34.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)
香港
先週のオフショア人民元は米中の関税引き下げ合意を受けて対ドル上昇。スイスで行われた閣僚級協議の結果、双方がかけ合った高関税を90日間停止し、関税率をそれぞれ115%引き下げることで合意した。予想をはるかに超える大幅関税引き下げの発表を受けて、オフショア人民元は対ドル7.18割れまで一時大きく上昇した。その後は週の引けにかけて7.20元台に値を戻したが、堅調な推移は今週も継続するだろう。ただし、人民元基準値は過度な元高進行をけん制するように設定されているように見えるため、元相場の大幅上昇も期待しにくい。 先週の香港ドルは対ドルで続落。対米金利差が大きく開いている状況の中、キャリートレード主導でドル・香港ドルのスポットは7.81台に上昇したが、7.85に到達するまで当局による流動性吸収が行われる可能性は低いと見られているため、需要不足の香港ドルは今週も軟調に推移するだろう。 (東京時間5月19日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)19.50-20.70。香港ドル(円/H$)18.00-19.00。(香港 トレーディンググループ 孫)
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