外国為替情報
主要外国為替相場のお知らせ
公表相場一覧(日次更新)
2025年3月14日(PDF 104KB)
市場・指標速報
前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年3月14日(PDF 282KB)
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年3月14日(PDF 459KB)
マーケット・ベイン(2025年3月10日)
為替ディーラーの相場観一覧
Market Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | + | ++ | -- | ++ | + | ++ | - | -- | ++ |
EUR/YEN | + | ++ | ++ | ++ | ++ | ++ | + | + | ++ |
Corporate Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | -- | + | -- | -- | - | -- | -- | - | - |
EUR/YEN | - | ++ | -- | -- | + | -- | -- | + | + |
Market Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | + | + |
B | ++ | ++ |
C | -- | ++ |
D | ++ | ++ |
E | + | ++ |
F | ++ | ++ |
G | - | + |
H | -- | + |
I | ++ | ++ |
Corporate Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | -- | - |
B | + | ++ |
C | -- | -- |
D | -- | -- |
E | - | + |
F | -- | -- |
G | -- | -- |
H | - | + |
I | - | + |
ディーラーズ・ビュー(2025年3月10日)
東京・NY・LN・SNG・HKのディーラーの見方を直送
東京(主要通貨担当)
週前半、ドイツ債務ブレーキ改革報道やEUが欧州防衛のため1500億ユーロの融資を提案との報道が出ると、マーケットは欧州債売り・EUR買いで反応。EURUSDは1.05近辺から1.08近辺まで大幅に上昇した。注目された米重要指標は、米ISM製造業が50.3(市場予想:50.8)・NFP+151k(市場予想:+160k)・失業率4.1%(市場予想:4.0%)と、概ね下振れる内容。マーケットは週を通して株が上値重く推移する中、為替はUSD売りが優勢。USDJPYは上下しながらも上値重く推移し150円近辺から147円台前半まで下落した。 今週は、米CPIや日本春闘集中回答などが控えている。足もと、マーケットの注目がインフレから景気動向に移る中、米CPI発表後の値動きは限定的になるとみている。また、日銀早期利上げ期待や景気減速懸念によるJPY買いが優勢となる中、春闘で賃上げ加速が確認されれば、一段のJPY買いとなろう。引き続き、関税関連報道やウクライナ関連報道・EU圏の財政拡張関連報道などによるボラタイルな値動きには注意したい。(東京時間3月10日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)145.00-150.00。ユーロ円(円/ユーロ)157.00-161.50。豪ドル円(円/豪ドル)91.00-95.00。(東京 為替トレーディンググループ 千)
東京(エマージング通貨担当)
先週はEUの国防支出拡大観測を材料とした独10年債利回りの急騰とともに、エマージング通貨も欧州通貨買い主導のUSD売りが続いた。とりわけ東欧通貨は買いが強く、HUF、CZKは週を通じ対EURでも上昇。また、トランプ政権による「南アフリカへの資金支援を停止する」とのHLを受けZARは対USDで一時減価する場面が見られたほか、インド・韓国に対しては対米関税の高さを指摘する発言も散見された。 今週は引き続き米の景気後退懸念やEUの財政拡張期待を背景に欧州通貨主導のUSD売りが継続すると見ているが、短期的なポジションも相応に溜まりつつある。アジアなど一部エマージング通貨では対USDで下落し始めているものも見られ、急激なアンワインドには注意が必要となろう。なお、12日のポーランド中銀の政策会合では金利据え置きを予想。引き続きタカ派を維持すると考えており、利下げ時期のタイミングについてコミュニケーションに変化があるか注視したい。(東京時間3月10日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.00-20.60。韓国ウォン(ウォン/ドル)1420-1470。(東京 為替トレーディンググループ 河村)
ニューヨーク
先週のUSDJPYは週初のトランプ大統領の関税への強硬姿勢からマーケットが株売りで反応する中で下落基調に。週半ばにはドイツ政権から大規模な財政パッケージの提案がなされ、独国債主導でグローバルに金利上昇すると、EUR買い主導でUSD売りが加速した。その後、「CSU/CDUとSPDが移民問題を巡って対立しており、インフラファンドと債務ブレーキの議論が決裂する可能性」との報道も見られたが、USD売りのモメンタムは変わらず。米雇用統計は市場予想を下回るも不悪な結果となり、市場への影響は限定的となった。米関税関連の報道は引続き二転三転する中、注目はドイツ議会となろう。財政改革案通過の目途が立てば更なるEUR買いUSD売りを招き、USDJPYは上値重く推移しよう。(東京時間3月8日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)146.00-149.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 住友)
ロンドン
先週は、米景気減速懸念からドル売り優勢の展開。ドイツでは次期政権樹立を目指す二大政党が5000億ユーロ規模のインフラ基金設立や債務ブレーキの緩和などで合意。財政支出増加への期待からドイツ国債が売られ、ユーロドルは1.04ドルちょうど付近から1.08ドル台後半まで急騰した。また、ECBは市場予想通り25bpの利下げを決定。不確実性の高まりから次回会合での利下げ一時停止を示唆した。ポンドドルはドル売りを背景に1.26ドルちょうど付近から1.29ドル台前半まで上昇した。今週は、ヘッドラインや金利動向などを見ながら神経質な展開が続くと予想。(東京時間3月8日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0700-1.0950。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2750-1.3050。(ロンドン トレーディンググループ 難波)
シンガポール
先週の為替市場はドルが全面安となった。ドル円は一時147円割れ、ユーロドルは1.09台に迫っている。欧州での財政拡大期待がユーロドルのショートポジションのカバーを誘発したことに加え、トランプ政権の関税激化懸念の後退や米景気減速への警戒感がドル安材料となった。ECBは5会合連続での利下げを決定したが、マーケットは事前に織り込み済みだった。今後のコミュニケーションについてはより漸進的な政策アプローチに移行するとしており、次回会合での利下げ一時休止の可能性が高まっている。週末の米雇用統計は警戒していたほど弱くはなかったものの、足許のドル安を転換させるほどの内容ではなかったと言えよう。 今週も引き続きトランプの関税を巡る発言に左右される神経質な値動きを想定。欧州ではドイツの財政政策を巡る審議や、日本の春闘の第一次集中回答の集計結果等、それぞれマーケットの注目度の高いイベントも控えている。足許のドル安は継続するとみているが、短期プレーヤーのドルショートポジションは相応に構築されつつあり、局所的にドルのショートカバーを伴いつつの動きと想定している。(東京時間3月7日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3250-1.3350。タイバーツ(バーツ/ドル)33.00-34.50。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)
香港
先週のオフショア人民元は対ドルで上昇。トランプ政権の政策の不確実性を懸念し、米株は週明けから軟調に推移した。リスクセンチメントが悪化する中、ユーロドルショートの巻き戻しもドル安要因となり、ドルインデックスは5営業日連続の低下となった。中国全人代については、発表内容は予想通りで市場期待を上回るものはなかったが、連日のドル安進行を受けてオフショア人民元は対ドルで7.24台まで上昇し、先々週の下げ幅をすべて取り戻す展開となった。 但し、元高を持続的にサポートする材料はなく、今週はドル安が一服すれば、オフショア人民元は対ドルで反落する可能性がある。 先週の香港ドルはドル安を受けて対ドルで7.77台前半に小幅上昇した。ハンセン株に対する楽観的な見方が広がる中、今週の香港ドルも総じて堅調に推移するとみている。(東京時間3月10日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)19.80-21.30。香港ドル(円/H$)18.30-19.50。(香港 トレーディンググループ 孫)
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