外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2025年11月25日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年11月25日(PDF 630KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年11月21日(PDF 471KB)

マーケット・ベイン(2025年11月25日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN + - + -- + + + - ++
EUR/YEN + - ++ -- + + + + ++
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN - ++ + + - ++ + + +
EUR/YEN - ++ + + - ++ ++ + +
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A + +
B - -
C + ++
D -- --
E + +
F + +
G + +
H - +
I ++ ++
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A - -
B ++ ++
C + +
D + +
E - -
F ++ ++
G + ++
H + +
I + +

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2025年11月25日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週前半、リスク資産の下落を受けてマーケットのリスクセンチメントが悪化する中、ドル円も一時下落する場面がみられるも、155円近辺で底堅く推移。週半ばにかけては植田日銀総裁、片山財務相、城内経済財政担当相の3者会談が行われるも、為替への言及が限定的だったことを受けてドル円は157円台後半へ上昇。週後半には米9月雇用統計が強弱混在の結果となる中、Fed高官のハト発言を受けてFed12月利下げ期待が高まったことや、日銀増委員からのタカ発言を受けてドル売り円買いとなり、156円台へ下落している。今週も引き続き、今般の円安を受けた本邦当局の反応、そしてFed、日銀の高官発言に注目が集まる。今週は日銀野口審議委員の講演が予定されており、タカ派発言が見られるようであれば、本邦当局の円安警戒感も相まってドル円の上値は抑えられるであろう。また米祝日を控えたポジション調整や月末フローによる想定外の値動きには注意したい。個別材料では英秋季予算案の発表が予定されており、足元警戒されている英財政悪化懸念にどう作用するか注目したい。 (東京時間11月25日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)153.00-158.00。ユーロ円(円/ユーロ)178.00-182.00。豪ドル円(円/豪ドル)99.00-103.00。(東京 為替トレーディンググループ 正松本)

東京(エマージング通貨担当)

先週前半、特段の材料がない中で株の調整局面が継続、為替は全体リスクオフの様相となりUSD買いが優勢、エマージング通貨は上値重く推移した。その間、高市政権による財政緩和姿勢を受けてJPY売りが進行した。週後半、公表が遅れていた米9月雇用統計は区々な内容ながらFED高官からはハト派的な発言がみられると、FOMC12月利下げ織り込みを進める形で金利低下、為替はUSD売りが優勢となるも値幅は限定的となった。個別材料では、「ゼレンスキー大統領が米国によるウクライナ紛争終結案に取り組むことを合意」との報道が見られた。 今週は米重要指標の公表が予定されていない中で、月末需給に振らされる展開となろう。足元続くJPY売りに対する口先介入など当局者発言が見られるか、また、ロシア・ウクライナ紛争に進展があるか、などに注目したい。個別材料では、韓国中銀の金融政策決定会合が予定されている。金利据置がコンセンサスとなっている中、足元続くウォン安への中銀スタンスが注目されよう。(東京時間11月25日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)21.90-22.20。韓国ウォン(ウォン/ドル)1460-1480。(東京 為替トレーディンググループ 千)

ニューヨーク

先週は、高市政権の補正予算額に注目が集まり、昨年度を超える規模への期待が高まったことで円金利は上昇、日本株は下落、USD/JPYは157円台まで上昇し、日本資産はトリプル安となった。米国ではAIブームの過熱感からテック株を中心に軟調推移となり、リスクオフとなっていた。経済指標では、政府閉鎖が解除され9月分の雇用統計が発表されると、失業率の高さを受けて金利は低下。さらにNY連銀ウィリアムズ総裁から12月の利下げに前向きな発言が報じられると、12月FOMCの利下げ織り込みは80%近辺まで回復した。加えて、日銀の増審議委員が「利上げが近づいている」と発言したことも重なり、USD/JPYは156円台前半まで下落となった。今週は、米国では9月分小売売上高の発表が予定されているほか、日本では日銀の野口審議委員の発言が予定されている。ハト派として知られる野口氏からタカ派なコメントが出れば、市場の12月利上げ予想がさらに織り込まれる可能性がある。一方で、足元では円安が急速に進行しており、本邦当局者による口先介入のレベルが上がっているため、USD/JPYのボラタイルな動きには注意が必要だ。また、日本の祝日と米国のサンクスギビングを控え、祝日前のポジション調整や月末週特有の需給要因による想定外の値動きにも警戒したい。(東京時間11月22日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)155.00-159.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)

ロンドン

先週はドル買い優勢の中、ユーロドルは1.16ドル台前半から1.14ドル台後半まで下落。ポンドドルは、1.31ドル台後半から1.38ドル台後半まで下落した。10月の英CPIは前年比3.6%上昇と前月の3.8%から鈍化。サービスは前年比4.5%と前月の4.7%から低下した。11月の英国総合PMIは50.5と前月の52.2から低下した。これらの結果を受けて英中銀の12月利下げ観測が強まった。今週は26日に英国の予算案発表が予定されている。財政ルールは順守されると見込まれるものの、所得税の引き上げ計画の撤回など不透明感が高まっており、債券・為替ともにボラタイルな相場展開が予想される。(東京時間11月22日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1400-1.1650。ポンドドル(ドル/ポンド)1.2900-1.3200。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

先週は10月のFOMC議事録で12月のFEDの利下げ織り込みが後退。米政府閉鎖によって経済指標の発表が遅延しているが、10月及び11月の雇用統計が12月のFOMC後に発表されることが伝わると、FEDの利下げ時期が後ろ倒しになるとの観測でドルが一段高に。日本では円安が進む中、植田日銀総裁、片山財務相、城内経済財政相の会合が無風となったことでドル円は157円台まで続伸している。 アジアではインドネシア中銀が市場予想通り政策金利を据置き。先行きに関してはハト派姿勢を維持している。今週の週後半は米国が休場であり、主なアクティビティは週前半に集中しよう。月末週なので月末のリバランス、また海外投資家の休暇前のリスクを落とす動きがメインとなると想定している。一方でドル円に関しては足許でロングポジションが積みあがっている様子は見受けられず、為替介入に警戒しながら更なる円安余地を探る展開を予想。アジアでは韓国中銀の政策発表が予定されており、市場予想は政策金利据え置きとなっている。 (東京時間11月25日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2950-1.3100。タイバーツ(バーツ/ドル)32.00-33.50。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)

香港

先週のオフショア人民元は対ドルで反落。円安進行に対して本邦当局によるけん制は限定的との見方に加え、米12月利下げ期待の後退が全般的なドル高圧力を強めている。オフショア人民元は対ドルで7.09元台から7.12元台に下落する場面もあり、先々週の上げ幅の一部を吐き出した。円安加速を受け、今週は引き続き本邦当局から口先介入の強化が見られるかが焦点となる。これがなければドル円は上値を試す展開が継続しやすく、オフショア人民元も引き続き対ドルで軟調に推移する可能性がある。 先週の香港ドルは対ドルで下落。ハンセン株安による香港ドル売りが主な要因だと考えられるが、過剰になった流動性が吸収されるまでは香港ドルの軟調な推移が続く可能性がある。(11月24日東京時間午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)21.50-23.00。香港ドル(円/H$)19.60-20.80。(香港 トレーディンググループ 孫)

最新マーケット情報

株価や為替、金利等のマーケット指標をご覧いただけます。(情報提供:株式会社QUICK)

本資料は情報の提供を目的としており、何らかの行動を勧誘するものではありません。投資等に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさいますようお願い申しあげます。また、本資料の情報・データに関しては必ずしも正確ではないことがあることをご承知おき下さい。

このマークがついているコンテンツはAdobe Acrobat 4.0以上に最適化されています。

「Adobe Reader」のダウンロードはこちらから

(アドビシステムズ株式会社のサイトを別ウィンドウで開きます)