外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2024年10月22日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2024年10月22日(PDF 301KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2024年10月18日(PDF 432KB)

マーケット・ベイン(2024年10月21日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN - - - + - -- -- - -
EUR/YEN - - - + - - -- - -
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ -- + - - -- - -- +
EUR/YEN ++ -- + - - -- - -- +
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A - -
B - -
C - -
D + +
E - -
F -- -
G -- --
H - -
I - -
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ ++
B -- --
C + +
D - -
E - -
F -- --
G - -
H -- --
I + +

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2024年10月21日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週のUSDJPYは、149円台で始まり、好調な米小売指標を背景に150円を突破も、実需勢の売りや週末を控えたポジション調整もあってか定着には失敗。また、150円台では三村財務官より「投機的な動き含めて高い緊張感持って注視」との発言があり、一時USDJPYが下落する場面も見られた。個別材料については、ECBが25bps利下げを実施。利下げ幅については市場予想通りながら、ラガルド総裁会見では、ハト要素が見られEURは売りで反応。しかしながらUSDJPYと同様に、週末には値を戻す展開となった。 今週は、27日に控える衆院選の動向が注目される。衆院選に向けて徐々にポジションの縮小が見込まれるが、各陣営の情勢には注意したい。自公での過半数議席獲得が一つの注目点となっているが、仮に過半数割れ、政権の不安定さが浮き彫りになるようであれば、株安、円高で反応する可能性があり、来週初からマーケットが大きく動くことが予想される。欧州の材料としてはラガルド総裁他ECB高官の発言が多く予定されており、ユーロ圏PMIの発表も控える。英国ではベイリー総裁他BOE高官の発言が予定されており、両中銀利下げ織込みが進んでいる中で、どのようなコミュニケーションをとってくるか確認したい。 (東京時間10月21日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)148.00-152.00。ユーロ円(円/ユーロ)160.00-165.00。豪ドル円(円/豪ドル)99.50-103.50。(東京 為替トレーディンググループ 正松本)

東京(エマージング通貨担当)

先週前半は金利上昇、為替はUSD買い優勢、エマージング通貨は高金利通貨も含め、アンダーパフォームする展開。週後半はこれまでのドル高が自律的に調整され、アジア通貨を中心に対ドルでの増価が目立った。個別材料では、タイ中銀が政策金利を25bp引き下げ、タイバーツは対ドルで減価するもフォロースルーは限定的となった。タイ中銀のハト派スタンスは足もとバーツ高の為替環境や政府からの要請が要因として考えられる。今後、アジアの中で先行して利下げサイクルが継続されるか注目となるだろう。 今週は、グローバルな注目イベント等はなく、エマージング関連ではハンガリーの金融政策決定会合を控える。市場予想では政策金利据え置きとされているが、足もとのインフレも鈍化してきており、中銀は毎会合ごとに決定を下していくスタンスであることからも25bpの利下げの可能性も考えられるだろう。今週は米大統領候補のトランプ氏再選が意識されることによる為替のドル高や自律的なドルの調整も考えられ、週全体では為替はレンジで推移すると想定している。 (東京時間10月21日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.90-21.20。韓国ウォン(ウォン/ドル)1350-1380。(東京 為替トレーディンググループ 丸山)

ニューヨーク

先週のUSDJPY相場は、足許でマーケットドライバーとなってきた米国経済指標を引続き注視する展開。週前半は小売売上高の発表を控え、米金利につられる形でドル円は149円台での推移となった。注目の米9月小売売上高は前月比+0.4%(予想:+0.3%)・コア+0.5%(予想:+0.1%)・コントロールグループ+0.7%(予想:+0.3%)、また同日発表された新規失業保険申請件数は24.1万人(予想:25.9万人)となり、ハリケーンの影響が懸念される中でも軒並み強い結果となった。発表後、ドル円は150円台まで上昇するも、その後は当局側から円安をけん制する発言が多くみられたこともあってか、150円台を維持できず。心理的目線である150円台の定着が難しいようであれば、徐々にUSDJPYに下落圧力がかかると見込む。(東京時間10月19日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)148.00-152.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 大松)

ロンドン

先週のユーロドルは、ECBが2会合連続で利下げを決定したことを受けて1.08ドル台前半まで下落。約2か月半ぶり安値を付けた。声明文では「ディスインフレのプロセスは順調に進んでいる」とされ、ラガルド総裁は会合後の会見で「経済成長のリスクは依然として下方向に傾いている」との見方を示した。ポンドドルは、インフレ鈍化を受けて下落するも、強い小売売上高を受けて反発した。9月のCPIは前年同月比1.7%上昇と前月の2.2%上昇から大幅に鈍化。コア指数も前月の3.6%から3.2%に減速した。一方で、小売売上高は前月比0.3%増と予想外に上昇した。今週は、欧州で景気後退が懸念されるなか、各国PMIやECB当局者の発言に注目したい。(東京時間10月19日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0750-1.0950。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2900-1.3200。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

堅調な米国経済指標を受けて市場の米金融当局に対する利下げ期待が剥落し、年内の予想利下げ幅は44bpまで低下。また米国大統領選挙でトランプ候補の支持率が高まっていることを受けてかメキシコペソのパフォーマンスが低調となり、為替ドルが続伸。 アジアでは先週、タイ・インドネシア・フィリピンが金融政策決定会合を開催。タイとフィリピンが利下げを実施し、タイでは市場据置予想に反しサプライズ利下げとなった。他アジア各国と比べてマレーシアと並び自国通貨高が進んでいた為、輸出セクターへの懸念から利下げに踏み切った模様。しかし乍らTHB安は限定的で堅調に推移している。アジア各国が利下げサイクルを開始しているものの、要となる米国の利下げペースに揺らぎが出ている中では、政策金利を据え置いたインドネシアのような国も出てくるだろう。 中東をめぐる地政学リスクもエスカレーションは一服したと見られ、米国大統領選及び来月のTier1米国指標までは相場材料に欠ける時間帯となろう。実需フローに振らされながらも為替ドル高地合いを予想する。(東京時間10月18日午後6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3050-1.3200。タイバーツ(バーツ/ドル)32.80-33.80。(シンガポール トレーディンググループ 若林)

香港

先週のオフショア人民元は対ドルでやや下落。米大統領選挙に向けてトランプ氏勝利の織り込みが進み、為替市場ではドル高圧力が高まった。元相場はサポート材料が少ない中、ドル高をより意識する展開となり、オフショア人民元は対ドルで7.12元近辺まで下落した。 今週も大きな方向感は出にくいが、市場の注目が政治動向に集まる中ではトランプ氏勝利の織り込みが更に進む可能性がある。一段のドル高リスクが警戒される中、オフショア人民元は引き続き対ドルで軟調に推移するとみているが、中国の景気刺激策に対する期待も一部残る中、下げ幅は限定的となろう。 先週の香港ドルは水準的には大きく変わらず。週明けに流動性がタイトな中、香港ドル取りで対ドル上昇する場面もあったが、その後はドル高につられて上げ幅を吐き出し、結局対ドルで7.77近辺で引けて週明けの水準とほぼ変わらず。今週もドル高リスクを意識して香港ドルは対ドルで軟調な地合いが続くとみている。(東京時間10月21日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.40-21.60。香港ドル(円/H$)18.70-19.70。(香港 トレーディンググループ 孫)

最新マーケット情報

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