外国為替情報
主要外国為替相場のお知らせ
公表相場一覧(日次更新)
2023年11月30日(PDF 105KB)
市場・指標速報
前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2023年11月30日(PDF 305KB)
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2023年11月24日(PDF 472KB)
マーケット・ベイン(2023年11月27日)
為替ディーラーの相場観一覧
Market Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | + | + | - | - | - | - | - | + | - |
EUR/YEN | + | + | - | + | - | + | - | ++ | - |
Corporate Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | + | - | + | + | - | - | + | - | - |
EUR/YEN | + | - | ++ | - | - | - | + | - | - |
Market Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | + | + |
B | + | + |
C | - | - |
D | - | + |
E | - | - |
F | - | + |
G | - | - |
H | + | ++ |
I | - | - |
Corporate Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | + | + |
B | - | - |
C | + | ++ |
D | + | - |
E | - | - |
F | - | - |
G | + | + |
H | - | - |
I | - | - |
ディーラーズ・ビュー(2023年11月27日)
東京・NY・LN・SNG・HKのディーラーの見方を直送
東京(主要通貨担当)
先週は、週初まで前週に続く金利低下・株高・USD安が続き、USDJPYは149円台後半から147円台前半まで下落し、EURUSDは1.09近辺から1.09台後半まで上昇した。しかし米イニシャルクレームが強い結果となるとマーケットは金利上昇・USD買いで反応し、USDJPYは149円台へ往ってこい、EURUSDは1.08台後半へ一時反落した。しかし金曜引けにかけては材料が乏しい中で為替は円を除きドル売りが優勢となり、EURUSDは1.09台半ばまで上昇した。今週は、欧州CPI、米PCEコアデフレータ、ISM製造業等が予定されている他、パウエル議長によるスピーチも注目される。長い目で見れば金利低下・USD安が続くと考えるが、米CPI後に利下げを織り込んだ金融市場をバランスさせようという方向の高官発言も出てきている中で、月末需給も相まって一時的にUSD買いに大きく戻す局面もあると考える。 (東京時間11月27日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)147.50-151.00。ユーロ円(円/ユーロ)162.00-166.00。豪ドル円(円/豪ドル)97.50-101.00。(東京 為替トレーディンググループ 神部)
東京(エマージング通貨担当)
先週は、サンクスギビングで全体的に薄商いとなる中、米国経済指標が区々となったことを背景にエマージング通貨のパフォーマンスもミックスなものとなった。個別材料では、中国は市場予想通り実質的な政策金利であるローンプライムレートを据え置いた。また、当局が不動産セクター支援のために、様々な融資の対象となる開発企業のリストを策定したことが報じられており、一段の支援姿勢の強が窺われる。今週は、米国のISM製造業景況指数や中国のPMI、ニュージーランドやタイ、韓国の金融政策決定会合などを控える。米国のCPI鈍化以降、多くのエマージング通貨が対ドルでアウトパフォームしているが、この流れが続くかどうかを見極める週となりそうだ。特に人民元は対ドルで一時7.12台まで増価する場面も見られており、今週のPMIを通じて一段とその勢いが強まる可能性に留意したい。(東京時間11月27日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)20.60-21.10。韓国ウォン(ウォン/ドル)1270-1330。(東京 為替トレーディンググループ 清高)
ニューヨーク
先週は、サンクスギビング前でマーケットの流動性が低下する中で積みあがっていた円ショートのポジション調整が発生、短期のオプション市場のガンマショートも巻き込む形でドル円は一時147円台前半まで下落。その後は、堅調な欧州圏PMIから欧州通貨が牽引する形で為替はドル安となるも、株や金利のボラティリティー低下が各アセットプライスを下支えする中で円買い圧力は限定的となり、ドル円は149円台を回復した。今週は、ISM製造業が発表予定で前月比若干の改善が予想されている。マーケット参加者の米金利市場の見方が押し目買い目線へと傾きつつある環境下、為替ドルは引き続き全般に弱含みやすく、ドル円も上値を追う動きは限定的だと見ている。 (東京時間11月25日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)148.00-150.50。(ニューヨーク トレーディンググループ 寺岡)
ロンドン
先週のユーロドルは、ドル高を背景に一時下落するも、11月のユーロ圏及び独総合PMIが前月から改善したことを受けて反発した。ポンドドルは、複数の英中銀当局者がインフレへの警戒感を示したことや、予想を上回るPMIを受けて上昇。ベイリー英中銀総裁は「インフレリスクは依然として上方向にある」との見解を示した。11月の英総合PMI速報値は50.1と、4か月ぶりに50を上回った。また、ハント財務相は秋の予算編成方針演説を行い、減税の実施を発表した。概ね予想通りの内容であったため、金利の反応は限定的であった。今週は、各国経済指標の発表及び中銀当局者の発言に注目。特に金融政策の先行きを占う上で、11月のユーロ圏HICPは重要な指標となろう。 (東京時間11月25日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0850-1.1050。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2500-1.2750。(ロンドン トレーディンググループ 難波)
シンガポール
先週は米金利の低下が一巡する中、ドル売りを先導していた円や人民元などの低金利通貨を相対としたキャリーポジションのアンワインドは一巡。アジア通貨は対ドルで、底打ちを確認後、週後半に掛けて、緩やかに上昇する展開となった。斯かる中、前回、米金利上昇と自国通貨安を受け、サプライズ利上げを実施したインドネシア中銀が、政策金利を据え置き。その他、北朝鮮偵察衛星発射を受けた南北間の緊張の高まりや、台湾野党の同盟交渉が決裂するなど、中東情勢が落ち着きを見せる一方、アジアの地政学リスクが高まり始めた。今週前半は、月末需給と債券入札が相場を主導する一方、後半は米経済指標が注目される。引き続き米金利動向がアジア通貨に与える影響が大きいため、米金利を睨みながらの展開となる。また、アジアでは、中国経済指標と、ニュージーランド、タイ、韓国での中銀政策決定会合が注目される。中銀政策決定会合は総じて据え置きが予想され、相場への影響は限定されそうだが、東アジアの地政学情勢や中国経済指標が悪化を見せると、アジア通貨売りが加速する可能性があるだろう。相対的に、アジア通貨売りに妙味がありそうだ。 (東京時間11月24日午後5時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3350-1.3500。タイバーツ(バーツ/ドル)35.00-36.50。(シンガポール トレーディンググループ 納谷)
香港
先週は元高進行が継続。ドル安の流れが継続する中、人民銀行(PBOC)は連日人民元基準値を従来の7.17台から元高方向に設定し続け、年内にさらに金融緩和措置を行う余地を作りたい模様である。それを受け、オフショア人民元は7.20の節目も割り込み、週の引けでは対ドル7.15近辺まで元高が進んだ。また、中国当局が不動産会社に対してホワイトリストの策定や無担保融資の提供を検討していると報じられたこともポジティブ材料と言えよう。オフショア人民元は今週も堅調に推移するとみている。先週の香港ドルは堅調に推移。ドル安に加えて香港Hibor金利が継続的に上昇しており、香港ドルは対ドル7.79台で堅調に推移した。今週は流動性がよりタイト化する可能性があり、Hibor金利の更なる上昇により香港ドルは引き続き対ドルで上昇するとみている。 (東京時間11月27日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)20.30-21.30。香港ドル(円/H$)18.90-19.90。(香港 トレーディンググループ 孫)
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