外国為替情報
主要外国為替相場のお知らせ
公表相場一覧(日次更新)
2025年6月26日(PDF 105KB)
市場・指標速報
前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年6月26日(PDF 278KB)
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年6月20日(PDF 479KB)
マーケット・ベイン(2025年6月23日)
為替ディーラーの相場観一覧
Market Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | ++ | + | + | + | + | ++ | + | + | + |
EUR/YEN | ++ | ++ | + | - | + | + | + | ++ | + |
Corporate Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
USD/YEN | ++ | + | + | -- | ++ | ++ | + | + | ++ |
EUR/YEN | ++ | + | + | -- | ++ | + | + | + | ++ |
Market Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | ++ | ++ |
B | + | ++ |
C | + | + |
D | + | - |
E | + | + |
F | ++ | + |
G | + | + |
H | + | ++ |
I | + | + |
Corporate Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
---|---|---|
A | ++ | ++ |
B | + | + |
C | + | + |
D | -- | -- |
E | ++ | ++ |
F | ++ | + |
G | + | + |
H | + | + |
I | ++ | ++ |
ディーラーズ・ビュー(2025年6月23日)
東京・NY・LN・SNG・HKのディーラーの見方を直送
東京(主要通貨担当)
先週は中東情勢関連の報道を受けてマーケットのリスクセンチメントが悪化、原油高、安全資産買いのUSD高となった。また中銀イベントも多く、日銀は市場予想通り、政策金利据え置き、国債の買い入れ減額ペースの緩和を発表。翌日のFOMCについては、政策金利を据え置く一方、年内利下げ予想は2回を維持と予想対比ハト派的であったが、パウエル議長が会見で様子見姿勢を維持したこともあり結局USDが買われる展開となった。USDJPYは米小売売上高の悪化やリスクオフのJPY買いで下落する場面はみられるも、USD高の流れに週を通じて上昇し146円台を回復した。また週末に米国がイランの核施設を攻撃したことを受けて、今朝はUSD全面高で反応している。個別材料では、BOEは予想通り金利据え置き、SNBは0.25%利下げし政策金利を0%とした。 今週は、中東情勢に注目が集まるであろう。週末に米国の軍事介入があったが、これに対しイラン側がどういった対応をとるか注視したい。指標関連では欧米のPMI速報値、米コアPCEデフレータなどが発表される。またNATO首脳会議も行われる。NATO首脳会議では国防費目標のGDP比2%から5%への引き上げが議論、合意される見通しだが、この合意が難航するようであれば欧州財政拡大期待の失望からEURが下落する展開を予想する。(東京時間6月23日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)143.00-148.00。ユーロ円(円/ユーロ)165.00-170.00。豪ドル円(円/豪ドル)92.00-96.00。(東京 為替トレーディンググループ 正松本)
東京(エマージング通貨担当)
週初は中東情勢の悪化を受け、マーケットはリスクオフの様相となり、為替はドル高で推移した。週半ば、BOJ、FOMCでの金融政策決定会合では、いずれも政策金利据え置きを決定。トランプ政権による不確実性が高い状況は依然として変わっておらず、スタンスに大きな変化は見られなかった。週後半、スイス、ノルウェー中銀は利下げを決定、BOEは据え置きで、各中銀の様々な様相が垣間見えた。個別材料では、トルコ金融政策決定会合が開かれ、政策金利は据え置きであったが、インフレ見通しが悪化した際は政策手段を効果的に活用するとの見方が示された。 今週は、パウエル議長議会証言を始め、多くのFRB高官らの発言が予定されているが、関税や中東情勢による不確実性の高まりを受け、相場の反応は限定的であろう。米指標ではPMIやコアPCEデフレータに注目が集まるが、目先の注目材料は中東情勢であり、週末に米国がイランの核施設を攻撃したことによるイラン側の反応がマーケットの注目点であろう。ホルムズ海峡封鎖となれば、更なるリスクオフが見込まれ、対エマージング通貨では更なるドル高となるであろう。エマージング関連では、ハンガリー、チェコ、タイ、メキシコ金融政策決定会合が予定されている。タイ、メキシコは政策金利引き下げが見込まれており、特にメキシコ中銀の利下げ幅やペースに関するスタンスに変化があるかは注目したい。(東京時間6月23日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)19.70-21.00。韓国ウォン(ウォン/ドル)1350-1410。(東京 為替トレーディンググループ 板橋)
ニューヨーク
先週は、各国中銀の金融政策決定会合が多く開催され、BOJは来年の国債買い入れ減額幅の2000億円への減額を発表するも特段マーケットは反応せず。FOMCは、注目されていたドッツ見通しこそ年内利下げ二回と前回から変化はなかったものの、引き続き関税による不確実性が高い状況が続いており様子見の姿勢は変わらずややタカ派的な会合となった。その他、BOEは政策金利据え置いたが、SNBは25bpの利下げを行い、SNB総裁からはマイナス金利に対する消極的な発言が確認された。また、中東情勢についてはトランプ大統領よりイランへの攻撃を承認したとの情報が伝わっているが、外交交渉の可能性を模索中となっている。USDJPY相場は、週を通して主要国通貨に対してJPYが弱含み、143円台から146円近辺まで上昇した。 来週は、主要国PMIが発表されるほか、FRB公開会合ではSLRの見直しについて議論される予定だ。米国債がSLRの計算式の分母から除外されるかに注目が集まっており、仮に除外されなかった場合、米国債に失望売りが出よう。為替は材料難の中、短期的にはキャリーポジションの妙味が増してきているが、来週からは四半期末需給が出てくる時間帯となるため、需給に振らされる展開を想定している。引き続き、中東情勢の悪化による地政学リスクの高まりには注意したい。(東京時間6月21日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)144.00-148.00(ニューヨーク トレーディンググループ 植本)
ロンドン
先週は、中東情勢を巡る報道に過敏に反応するドル主導の相場展開となった。ユーロドルは1.15ドル台後半から1.14ドル台半ばまで下落した後、1.15ドル台前半まで回復。ポンドドルは1.35ドル台後半から1.34ドルを割り込んだ後、1.35ドルちょうど付近まで戻した。5月の英CPIは前年同月比3.4%上昇し、前月の3.5%から鈍化した。英中銀は先週の会合で金利の据え置きを6対3で決定。ディスインフレの進展や労働市場の緩みなどを理由に3人が25bpの利下げを支持したため、8月の利下げ織り込みは進展した。また、中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格上昇リスクも指摘された。今週は、地政学リスクの高まりに警戒しつつも、大きな材料はなく、方向感に欠ける展開を予想。(東京時間6月21日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1400-1.1700。ポンドドル(ポンド/ドル)1.3300-1.3650。(ロンドン トレーディンググループ 難波)
シンガポール
先週は日米両国の中銀決定会合を消化、中東を巡る地政学リスクの高まりで為替ドルは小幅に上昇。FOMCは2025年の利下げ見通しを2回で据え置いたことがややサプライズとなったが、パウエル議長は今後数か月にわたって様子をみていくと示唆した。 アジアではインドネシア中銀が金利を据置、フィリピン中銀は25bpsの利下げを決定。両中銀ともに米国の関税政策を主因としたグローバルな景気減速に対して警戒感を強めるコミュニケーションとなった。今週は主だった経済指標の発表は無く、引き続き中東を巡る地政学リスクの高まりへの警戒が続こう。週末には米国がイランの核施設への攻撃を実施、週明けは原油、ドル上昇で始まっている。米国の介入により事態がこれ以上深刻化しないだろうとの現状のマーケットの期待感が剥落した際の、リスクオフムードが一層高まる値動きには警戒したい。先週のドル上昇が今週も継続すると予想。 (東京時間6月23日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2850-1.3000。タイバーツ(バーツ/ドル)32.50-34.00。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬)
香港
先週のオフショア人民元は引き続きレンジ推移。FOMCは概ね予想通りの内容となったが、利下げ再開に慎重な姿勢が再確認され、米金利・ドルともに反発する展開に。一方、元相場は引き続き動意に乏しく、ドル・オフショア人民元は7.17〜7.20でのレンジ推移が続いた。週末に米国がイランの核施設を攻撃し、週明けの現時点ではドル全面高となっている。中東情勢の緊迫度合が強まり、イランの報復が目先の焦点になる。原油上昇が続く場合、一段のドル買いにつながる可能性がある。 先週の香港ドルはバンド下限(1米ドル=7.85香港ドル)にタッチしたが、過剰な流動性が吸収されるまでにはまだ時間を要する。今週は引き続き香港当局の介入可能性に留意する必要があるが、地合いが大きく変わる可能性が低い。(東京時間6月23日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)19.80-20.80。香港ドル(円/H$)18.20-19.20。(香港 トレーディンググループ 孫)
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