外国為替情報
主要外国為替相場のお知らせ
公表相場一覧(日次更新)
2025年12月22日(PDF 104KB)
市場・指標速報
前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2025年12月22日(PDF 306KB)
フォレックス・ウィークリー
アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2025年12月19日(PDF 499KB)
マーケット・ベイン(2025年12月22日)
為替ディーラーの相場観一覧
| Market Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| USD/YEN | + | + | ++ | - | - | - | + | ++ | + |
| EUR/YEN | + | + | ++ | ++ | - | - | + | ++ | + |
| Corporate Dealer | A | B | C | D | E | F | G | H | I |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| USD/YEN | ++ | + | + | ++ | ++ | ++ | - | ++ | + |
| EUR/YEN | ++ | + | + | ++ | ++ | ++ | + | ++ | + |
| Market Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
|---|---|---|
| A | + | + |
| B | + | + |
| C | ++ | ++ |
| D | - | ++ |
| E | - | - |
| F | - | - |
| G | + | + |
| H | ++ | ++ |
| I | + | + |
| Corporate Dealer | USD/YEN | EUR/YEN |
|---|---|---|
| A | ++ | ++ |
| B | + | + |
| C | + | + |
| D | ++ | ++ |
| E | ++ | ++ |
| F | ++ | ++ |
| G | - | + |
| H | ++ | ++ |
| I | + | + |
ディーラーズ・ビュー(2025年12月22日)
東京・NY・LN・SNG・HKのディーラーの見方を直送
東京(主要通貨担当)
先週発表された米指標は、雇用統計に関しては、雇用者数は増加したが失業率は上昇と区々な結果。またCPIは予想対比大幅に下振れも、データの欠陥が多く信憑性に欠ける、といった内容でマーケットの方向感を決定づけるものとはならず。週前半のUSDJPYは154-155円台を上下。そして週後半には日銀が25bpsの利上げを発表。ただ植田総裁の記者会見において中立金利や将来の利上げパスへの言及が限定的だったことを受けてマーケットはJPY売りで反応し、USDJPYは158円手前まで上昇している。今週は、特に重要な指標等は予定されておらず、またクリスマス休暇を控え海外勢の多くが不在となるためマーケットが閑散となり、動意に乏しくなることが予想される。然し乍らUSDJPYに関しては年初来高値に接近しており、当局からの円安牽制発言が見られる可能性が高いことには注意したい。また25日には植田総裁の講演が予定されており、会合後からのコミュニケーションの変化が見られるか注目したい。(東京時間12月22日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)156.00-160.00。ユーロ円(円/ユーロ)182.00-186.00。豪ドル円(円/豪ドル)103.00-105.00。(東京 為替トレーディンググループ 正松本) ※次回の更新は2026年1月5日を予定しております。
東京(エマージング通貨担当)
先週は、週初は材料乏しく、方向感なく推移した。週半ば、発表された米11月雇用統計は失業率が4.6%(予想:4.5%)と悪化した一方、NFPが+64k(予想:+50K)と上振れ、さらに同時に発表された米11月小売売上高のコントロールグループは前月比+0.8%(予想:+0.4%)と強い内容だったことを受け、マーケットの解釈は区々。週後半の米11月CPIは総合が前年比+2.7%(予想:+3.1%)、コアが前年比+2.6%(予想:+3.0%)と大きく下振れるも、外れ値と受け止められた面もあり、週を通じて米指標が大きな方向感を決定づけるには至らなかった。その後のBOJでは予想通り0.25%利上げが実施されるも、植田総裁会見では次の利上げ時期に関する具体的なガイダンスがなく、円が弱含む展開となった。その他の通貨は総じて材料難の中、方向感なく推移した。今週は、特段大きな材料なく祝日も多いため流動性が薄くなる可能性がある。このため、突飛な値動きには注意したい。注目は、ドル人民元の中間値設定である。茲許、マーケットは元高方向に推移しているが、当局が年末前に元安、元高どちらを好むのか、注目に値しよう。(東京時間12月22日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)22.00-22.60。韓国ウォン(ウォン/ドル)1465-1490。(東京 為替トレーディンググループ 板橋) ※次回の更新は2026年1月5日を予定しております。
ニューヨーク
先週は、米雇用統計がNFPは市場予想を上回る一方、失業率は上昇と強弱入り混じる結果。同時に発表された米小売売上高は市場予想を上回った。発表直後は失業率悪化を受けて金利低下・USD売りで反応したものの、政府閉鎖による一時帰休など特殊要因が意識され、相場は全戻しとなった。その後の米CPIは市場予想を大きく下回ったが、データ収集の不十分さから材料視されなかった。迎えたBOJの政策会合では政策金利が25bps引き上げられたものの、総裁会見は市場が期待したほどタカ派的ではなく、為替はJPY売りとなり、USDJPYは157円台で週を終えた。今週は主要な経済指標の発表予定がなく、週後半には欧米勢がクリスマス休暇入りで流動性低下、動意薄の展開が予想される。木曜日には植田総裁の発言が予定されているが、BOJ決定会合後の会見でのスタンスに変化はないとみられ、為替市場ではJPY売りトレンドが続くだろう。一方で、急激な円安には介入警戒感が高まるため、当局の円安牽制トーンの変化には注目したい。加えて、テック株主導でリスクセンチメントが悪化しており、年末の薄商いの中での値幅を伴った動きには注意が必要だ。 (東京時間12月20日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)155.00-159.00。(ニューヨーク トレーディンググループ 植本) ※次回の更新は2026年1月5日を予定しております。
ロンドン
先週のユーロドルは、軟調な米経済指標を背景に一時1.18ドル台と約3か月ぶり高値を付けた。買い一巡後は1.17ドル台に押し戻され、その後はレンジ推移となった。ECB理事会では、市場予想通り政策金利据え置き。経済予想では経済成長率見通しは上方修正された一方、27年のインフレ予想は下方修正された。ポンドドルは、英中銀が25bpの利下げを決定したものの、サプライズはなく、レンジ内での値動きに終始した。今週大きなイベントは予定されておらず、クリスマス休暇に伴う流動性の低下には注意が必要。(東京時間12月20日午前2時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.1600-1.1800。ポンドドル(ドル/ポンド)1.3200-1.3450。(ロンドン トレーディンググループ 難波) ※次回の更新は2026年1月5日を予定しております。
シンガポール
先週はイベントが目白押し。久方ぶりに発表された米雇用統計の伸びは10月分が▲10.5万人となったが、政府閉鎖による早期退職者の影響でマーケットへの影響は限定的。ECBやBOEといった中銀イベントも市場予想通りの結果となったことでマーケットは無難に消化。日銀は注目された中立金利に関する踏み込んだ言及はなく、円独歩安で越週。 アジアではインドネシア中銀が政策金利を据置き。タイ中銀は25bpsの利下げを行い、先々の景気見通しを引き下げている。 今週はクリスマス休暇でマーケット参加者は減少する。各国の経済指標等のイベントもなく、ここから年末にかけて動意の乏しい値動きとなるだろう。 ドル円は日銀決定会合を消化して直近高値が射程圏内に入っており、流動性の低い中で投機勢が上値攻めをすることで値幅が出てしまう可能性については留意したい。(東京時間12月22日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.2850-1.3000。タイバーツ(バーツ/ドル)31.00-32.50。(シンガポール トレーディンググループ 渡瀬) ※次回の更新は2026年1月5日を予定しております。
香港
今週のオフショア人民元は対ドル続伸。ドル安が一服したにもかかわらず、年末に向けてオンショアの実需元転ニーズ(元買い・ドル売り)が主導する形で元相場が堅調に推移した。オフショア人民元は対ドル7.05元台から7.03元台に上昇した。ただし、人民元基準値を確認すると、元安方向への調整度合いがむしろ先週よりやや強まったため、当局の元高けん制姿勢は特に変わっていないと考えられる。来週は実需のフローが一巡し、オフショア人民元は対ドルで上値重く推移するとみている。 香港ドルについて、今週は流動性がややタイト化し、香港ドルのスポットは小幅ながら対ドルで上昇した。年末に向けて来週は引き続き流動性に注目する必要があるが、ドル・香港ドルは総じてレンジ推移になるとみている。(12月19日東京時間午後18時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)21.60-22.80。香港ドル(円/H$)19.50-20.50。(香港 トレーディンググループ 孫) ※次回の更新は2026年1月5日を予定しております。
最新マーケット情報
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