ニュースリリース



株式会社ウェルシィに「SMBC事業継続評価融資」を実施(1/1)


平成241016

各 位

株式会社 三井住友銀行

 

株式会社ウェルシィに「SMBC事業継続評価融資」を実施

 

 株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅)は、株式会社ウェルシィ(代表取締役社長:福田 章一)に対し、「SMBC事業継続評価融資」を実施しました。

 

「SMBC事業継続評価融資」は、株式会社インターリスク総研(代表取締役社長:近藤 和夫)1と三井住友銀行が共同で開発した独自の評価基準に基づき、企業の事業継続計画(BCP2)および事業継続マネジメントシステム(BCMS3)の構築・運用状況等を評価し、評価結果に応じた融資条件の設定を行うとともに、事業継続における今後の改善余地や取組みのポイントについて、株式会社インターリスク総研より還元させていただく融資商品です。

 

今回対象となりました、膜ろ過処理による地下水飲料化事業を展開される、株式会社ウェルシィの事業継続への取組みに対する評価では、@平成16年に事業を取り巻く様々な脅威を想定し「BCPマニュアル」を策定する等、事業継続の取り組みを早くから推進されている点、A経営者の強いコミットメントのもと、事業継続の取り組みを社員一丸となって精力的に推進し、事業継続の考え方を日常業務にも導入するなど、事業継続を組織文化として定着されている点、B東日本大震災発生時において、役職員の安全確認を含めた緊急時対応や取引先との連携を含めた事業継続対策について、成功裏に対応された点などが高く評価される結果となりました。

 

 三井住友銀行では、「SMBC事業継続評価融資」により、有事における企業の事業継続対応のための体制構築を支援するとともに、企業のリスク管理の取組みを金融の立場から支援することで、持続可能な社会の実現に貢献して参ります。

                        

 

【日野自動車羽村工場に設置された

地下水プラント】

羽村市と災害協定締結

 

【国立病院機構水戸医療センターに設置された                      地下水プラント】

東日本大震災の際プラントが活躍

 
 

 


<ご参考>

 

1 インターリスク総研

MS&ADインシュアランスグループで「リスクマネジメント事業」を担うコンサルティング会社。企業の事業継続やリスク管理における豊富なコンサルティング実績を持ち、事業継続分野の国際協会であるBCI(事業継続協会)の日本支部代表として認定を受けている。

 

2 事業継続計画(BCPBusiness Continuity Plan

事故や災害などが発生した際に、「いかに事業を継続させるか」若しくは「いかに事業を目標として設定した時間内に再開させるか」について作成する計画書および手順や情報を文書化したもの。

 

3 事業継続マネジメントシステム(BCMSBusiness Continuity Management System

BCPをもとに組織の復旧力や対応力(事業継続性)を継続的に向上させるフレームワークおよび仕組みのこと。BCMSは、BCPの策定から運用、見直しまでのマネジメントシステム全体を指し、事業継続への取組みが効果的に運用管理され、必要に応じて改善し、それを実行するためにはPDCAPlan Do Check Action)を実現するマネジメントが要求される。

 

 

以 上

 

                      

 




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