ニュースリリース



三井住友銀行とオリックスによるオリックス・クレジットの共同事業化について(1/1)


平成21 5 7

各  位

株式会社三井住友銀

オリックス株式会

 

 

三井住友銀行とオリックスによるオリックス・クレジットの共同事業化について

 

 

株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之、以下「SMBC」)とオリックス株式会社(社長:梁瀬 行雄、以下「オリックス」)は、関係当局の認可等を前提として、オリックス・クレジット株式会社(社長:剱持 正敏、以下「OCC」)の共同事業化について、本日、合意しましたので、以下のとおりお知らせいたします。

 

 

1.共同事業化の趣旨

 

個人の価値観やライフスタイルが多様化する中で、コンシューマー・ファイナンスに対するお客さまのニーズは根強い一方、今後の貸金業制度改革の過程で、上限金利の引き下げや総量規制の導入等が予定されており、マーケットの縮小と競争の激化を余儀なくされる見通しです。

 

SMBCとオリックスは、これまでにも、個人のお客さまの健全な資金ニーズにお応えすることを通じて、我が国のコンシューマー・ファイナンス市場の発展に向けて積極的に取り組んでまいりました。しかし、変容する市場においてプレゼンスの更なる向上を図って行くためには、新たな連携を通じたマーケットシェアの拡大とともに事業の効率化を進めていく必要があるとの認識を共有し、今般、OCCの更なる成長・発展を通じたお互いの企業価値向上に向けて、OCCを共同事業化することで基本合意いたしました。

 

OCCは、1979年の創業以来、常にお客さまの視点に立った商品やサービスの提供に努めており、1987年には主に30代から40代のビジネスマンをターゲットにした低金利・大型極度枠の「VIPローンカード」の販売を開始しました。「VIPローンカード」を含むプレミアム・ローンの融資残高は3,000億円強にのぼり、金利が5.5%〜15.0%の消費者向けプレミアム・ローン市場においてトップシェアを占めています。

 

今回の提携により、OCCはこれまでに培ってきた事業ノウハウを元に、従来のオリックスに加え、SMBCが有する人材やノウハウ等を活用することで、より一層幅広いお客さまのニーズにお応えするとともに、我が国のコンシューマー・ファイナンス市場の健全な発展に向けて貢献するよう努めてまいります。

 

2.共同事業化の内容

 

SMBCとオリックスは、OCCの共同事業化を目的として、以下の内容の提携を実施いたします。

(1) SMBCは、平成217月までに、オリックスが保有する株式の譲受により、OCCの発行済株式総数の51%に相当する普通株式を取得いたします。
本譲受後、OCCはSMBCの連結子会社、オリックスの持分法適用会社となります。

(2) SMBCは、OCCに対し、OCCの企業価値向上に向けて人材派遣やノウハウ等の提供を行います。

 

以  上

 

 


<本件に関するお問い合わせ先>

株式会社三井住友銀行 広報部          松本  пF03-5512-2681

オリックス株式会社   社長室広報担当   横井  пF03-5419-5102

 

 

 

○SMBCの概要

 

商号

株式会社三井住友銀行

主な事業内容

銀行業

設立年月日

平成866

本店所在地

東京都千代田区有楽町丁目12

代表者

頭取 奥 正之

資本金

664,986百万円(平成209月末現在)

従業員数

22,113名(平成209月末現在)

 

○オリックスの概要

 

商号

オリックス株式会社

主な事業内容

多角的金融サービス業

設立年月日

昭和39417

本店所在地

東京都港区芝四丁目123

代表者

代表執行役社長 梁瀬 行雄

資本金

102,207百万円(平成209月末現在)

従業員数

19,827名(平成209月末現在、連結)

 

○オリックス・クレジットの概要

           

商号

オリックス・クレジット株式会社

主な事業内容

カードローン・信販業

設立年月日

昭和546

本店所在地

東京都立川市曙町二丁目2220

代表者

取締役社長 剱持 正敏

資本金

1,170百万円(平成209月末現在)

従業員数

456名(平成209月末現在)

 




ニュースリリーストップへ

このページの先頭へ戻る