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虹技株式会社の「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて(1/1)


平成2291

各  位

株式会社 三井住友銀行

 

虹技株式会社の「SMBC環境配慮評価私募債」買受けについて

 

 株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、虹技株式会社(代表取締役社長:堀田 一之)の発行する、「SMBC環境配慮評価私募債」を買受けいたしました。

 

三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じた社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。

 

 「SMBC環境配慮評価私募債」は、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本 泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じた買受け条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する私募債です。

 

今回対象となった虹技株式会社に対する環境配慮状況は、「環境負荷の把握状況」「環境マネジメントシステム」の面で高い水準であると評価されました。

 

特に、@ISO14001に基づく環境保全推進体制を構築され、法制度にしたがった環境負荷低減に向けた取組みをグループ全体で推進されている点や、A経営基本方針の一つに「環境志向」を掲げ、従業員からの工場環境改善の要望に応える等、異なる立場のステークホルダーからの要請と環境負荷低減の両立を目指しておられる点、B廃棄物関連プラントといった明確な環境関連事業に加え、本業である鋳物・ロール関連事業についても、顧客からの製品軽量化等の品質改善や価格低減の要望に応え、省エネ・省資源技術の開発に取り組まれている点、C新素材事業への積極的な取組みが、結果的にアスベスト代替という社会的意義の高い素材を提供するという実績につながり、素材業による環境貢献を行っている点などが高く評価されました。

 

なお、虹技株式会社の発行する「SMBC環境配慮評価私募債」の買受けは、鋳物業界では第一号となります。

 

 三井住友銀行では、「SMBC環境配慮評価私募債」により、環境配慮を進める企業の取り組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援して参ります。

      

              

 

 

 

 

写真@耐熱性・耐摩耗性・高熱伝導性をもち、アスベストに替わるブレーキ摩擦材として広く使用されているメタルファイバー(金属短繊維)

 

写真A炭化処理装置過熱水蒸気の特性を廃棄物有害物の処理に応用するHAS

 
 

 

 


以上




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