ニュースリリース



オルガン針株式会社に「SMBC環境配慮評価融資」を実施(1/1)


平成22101

各  位

株式会社 三井住友銀行

 

オルガン針株式会社に「SMBC環境配慮評価融資」を実施

 

株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は、オルガン針株式会社(代表取締役社長:増島 良介)に対し、「SMBC環境配慮評価融資」を実施しました。

 

三井住友銀行では、環境問題を重要な経営課題のひとつと認識し、地球環境保全と企業活動との調和に取り組んでおります。特に、地球環境の維持向上につながる商品の開発やソリューション提供は、金融機関として本業を通じた社会的責任を最も効果的に果たせる業務と考え、力を入れて取り組んでおります。

 

 「SMBC環境配慮評価融資」は、株式会社日本総合研究所(代表取締役社長:木本 泰行)の作成した独自の評価基準に基づき企業の環境配慮状況を評価し、評価結果に応じたご融資条件の設定を行うとともに、環境経営における今後の改善余地を、簡易診断のかたちでご提供する融資商品です。

 

 今回対象となったオルガン針株式会社に対する環境配慮状況の評価結果は、「環境保全対策の取組と成果の状況」「環境負荷の把握の状況」の面において高い水準であると判断され、企業経営において良好な環境配慮を行っているとの高い評価となりました。

 

特に、@4年前にトリクロロエチレンの全廃、2008年に塩化メチレンの全廃を実現されるなど、取扱い化学物質量を年々確実に削減されておられる点や、A誤った針の使用による生地の廃棄を最小限に抑えるために、20年前から縫製の相談窓口を設置されるなど、地道な努力を積み重ねてこられた点などが評価されました。

 

なお、今回のオルガン針株式会社に行った「SMBC環境配慮評価融資」は、日本銀行の「成長基盤強化を支援するための資金供給」の趣旨に則り組成した「環境配慮企業支援ファンド」を活用したものであり、また、甲信越地区では初の取組みとなります。

 

 三井住友銀行では、「SMBC環境配慮評価融資」により、環境配慮を進める企業の取り組みを客観的に評価・診断することで、企業の環境配慮活動をご支援していくとともに、日本銀行の「成長基盤強化を支援するため資金供給」の趣旨を踏まえ、当行のノウハウと情報提供力を発揮できる『環境』・『中国』等の分野を中心に、企業の活動を支援して参ります。

 

以  上

 

 




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