ニュースリリース



SMBCアグリファンドへの出資について(1/1)


平成25617

各  位

株式会社 三井住友銀行

SMBCベンチャーキャピタル 株式会社

 

SMBCアグリファンドへの出資について

 

 株式会社三井住友銀行(頭取:國部 毅、以下「SMBC」)及びSMBCの連結子会社で投資業務を行うSMBCベンチャーキャピタル株式会社(社長:勝川 恒平、以下「SMBCVC」)は、つくばテクノロジーシード株式会社(社長:佐々木 美樹)が設立する予定の農業分野向けファンド「SMBCアグリファンド(以下「本ファンド」)」に対する出資を決定いたしました。

 

1.ファンド出資の背景

 農業分野では、政府による規制緩和等の取組みを受け、農業法人の大規模化や企業の新規参入の増加が進展しています。今後は、規模の経済追求のための「水平統合」や、付加価値向上のための「垂直統合(6次産業化)」、新たな市場を求めての「海外展開」等の取組みが進むものと考えられます。

 このような状況下、SMBC及びSMBCVCでは、農業を成長分野と捉え、本ファンドへの出資を通じて資金面や経営面からの支援を図ってまいります。

 

2.ファンドの運営

 本ファンドの運営は、つくばテクノロジーシード株式会社が行います。農業分野で実績のある投資担当者が、投資対象企業の目利きや投資後の経営支援等を行います。

 

3.ファンドの概要(予定)

 (1) 名 称 :      SMBCアグリファンド投資事業有限責任組合(仮称)

 (2) 運営者 :                                くばテクノロジーシード株式会社   (無限責任組合員:GP)

 (3) 出資者                                 株式会社三井住友銀行   (有限責任組合員:LP)

              SMBCベンチャーキャピタル株式会社      (有限責任組合員:LP)

 (4) 規 模 :      30億円

 (5) 投資対象:      @農産物の生産者、A農産物の加工業者及び流通・販売業者、

              B農業周辺分野の企業、C植物工場の運営・建設業者、

              D海外進出を行う農業生産者の現地法人 等

 

4.今後の予定

 つくばテクノロジーシードが、農林水産省が農業の6次産業化を支援する目的で創設した株式会社農林漁業成長産業化支援機構(社長:大多和 巖、以下「A-FIVE」)へ出資申請を行い、6次産業化ファンド(名称未定)を設立する予定です。本ファンドは、A-FIVEと共同して6次産業化ファンドに出資を行う予定です。

 農林漁業者が加工や販売へ進出する6次産業化案件に対しては、6次産業化ファンドからの出資を行います。種苗や農薬、植物工場といった6次産業化案件以外に対しては、本ファンドからの出資を行います。

 また、SMBC及びSMBCVCは、お客さまからご依頼がある場合に、本ファンドをご紹介します。

 

 

 

 SMBCのグループ各社は、農業の成長産業化の支援を目的として、農業分野の専門担当者を配置し、知見集積や提案力強化の体制整備を行っています。

 本ファンドへの出資に加え、SMBCでは、農業を含む成長分野向け貸出枠の設定、公的な融資保険制度の活用による、農業分野の資金調達支援の強化を図っているほか、ビジネスマッチングやコンサルティング等のソリューションも提供しております。

 SMBCのグループ各社は、これらの取組みを通じて、日本農業の競争力強化を支援してまいります。

 

以  上

 

 

 




ニュースリリーストップへ

このページの先頭へ戻る