Sakura News Release


平成12年3月29日


資産家取引における三井不動産との業務提携について


株式会社さくら銀行(頭取 岡田明重)は、三井不動産株式会社(社長 岩沙弘道)と個人資産家・中小法人取引分野において、双方のお客さまに、より高度なサービスをご提供するために、それぞれのノウハウを相互提供することなどを内容とする業務提携を締結することに合意しましたので、下記の通りお知らせいたします。


1.提携目的
さくら銀行は、マスコンシューマー部門において、コンビニバンキングの展開、インターネット銀行、新ローン会社の設立など、異業種の有力企業との業務提携を戦略的に推進しております。
本件につきましても、我が国の資産家の資産の大層が不動産であることを踏まえ、不動産デベロッパー最大手でグループ親密先である三井不動産と提携し、プライベートバンキング部門の相談提案機能の強化及び不動産関連ローンの拡充を図ろうとするものであります。これにより、不動産の流動化・証券化、新定期借家法への対応など高度化するお客さまのニーズに応えてまいります。
三井不動産は、従来から個人資産家、法人向け不動産コンサルティングに注力しておりましたが、本提携により、金融面を補完し、総合的な資産コンサルティング・運用提案をさらに強化していきます。

2.提携内容
為替・金利見通しや不動産地価・賃料水準など両社の持つ専門情報・ノウハウの相互提供により、それぞれのお客さま向けサービス・商品の高度化を図るべく、具体的には、以下を計画しています。
  • 大口地権者・高額資産保有者などの個人、法人に対し、お客さまの同意を前提として、金融資産・不動産を総合的にカバーする提案を相互に行い、ワンストップ・アドバイジングによるお客さまの満足度の向上を図る。
  • 両社のお客さまへの対応の質的向上を図り、セミナー開催などを提携して行う。
  • 両社の担当者向け研修会へ講師を相互に派遣する。
  • 新たなローン商品・資産運用商品などの開発・推進に、両社の蓄積したノウハウの活用と融合を図る。
このため、相互の専門知識の習得を図ることを目的として、両社は人材交流を実施いたします。これにより提携の効果を一層高めてまいる所存であります。

以 上



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