平成13年1月25日
各位
さくらキャピタル株式会社


「神戸バイオ・メディカル投資事業有限責任組合」の設立について

 さくらキャピタル株式会社(社長 岩田昇夫)は、平成13年1月29日(月)に銀行系ベンチャ−キャピタルとして初のバイオファンドとなる「神戸バイオ・メディカル投資事業有限責任組合」を下記の通り、設立いたします。


1.  正式名称
  「神戸バイオ・メディカル投資事業有限責任組合」

2.  設立目的
   本ファンド組成は、神戸市が推進している「神戸医療産業都市構想」における、バイオベンチャー企業誘致への支援スキームの中核であるとともに、当社にとっても銀行系ベンチャ−キャピタル初のバイオファンド組成により、成長業種たるバイオ分野への投資活動推進の礎とするものです。

3.  投資対象
 
(1)  投資対象は、バイオ・医療・介護・健康という医療産業分野に特化します。
(2)  具体的には、神戸市が誘致を計画するバイオ・医療関連ベンチャー企業のほか、再生医療・先端医療関連の全国的なバイオ関連企業を対象といたします。

4.  投資事業組合の概要
 
(1)出資金総額  8億円でスタートし、平成13年3月末を目途に一般事業法人・機関投資家等を対象に2次募集を行う予定です。
(2)設立日  平成13年1月29日 (設立総会を開催予定)
(3)出資期間  10年間
(4)組合構成員
 (設立時)
有限責任組合員  株式会社さくら銀行
株式会社みなと銀行
財団法人先端医療振興財団(神戸市の外郭団体)
無限責任組合員 さくらキャピタル株式会社

5.  組合の運営・管理
 
(1)業務執行  さくらキャピタル株式会社
(2)監査人  公認会計士 成岡豊事務所
(3)法律顧問  長島・大野・常松法律事務所

6.  アドバイザリーボードの設置
   当社に対するアドバイザーとして、投資先企業の研究開発戦略・提携戦略に関するコンサルタント、介護・福祉分野を専門とするシンクタンクの方及び内外のバイオ関連特許に詳しい弁理士の方などが就任の予定です。

7.  技術評価委員会の設置
   神戸市及び財団法人先端医療振興財団の協力を得て、再生医療・医療機器・医薬品等の専門家から構成される「技術評価委員会」で投資候補先の技術評価を行う予定です。

   なお、当社は平成13年4月1日をもって住銀インベストメント株式会社と合併の予定ですが、新会社においても本組合の業務執行を引き続き遂行いたします。


以上

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