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SMBC日本シリーズ2024MVPの、
ハマの"ガッツマン"
桑原将志


挑み続ける人たちが胸に秘めた想いとは
「え、俺ってガッツマンだったんだ?」今ではすっかりお馴染みとなった“ハマのガッツマン”の愛称だが「本来の自分は、意外と静かだしシャイで(笑)」と語る桑原選手をガッツマンたらしめてくれたのは、ファンの方々が作ってくださった応援歌だという。
それをきっかけに「自分はガッツマンなんだ!」という気持ちで、いつでも全力な今のプレースタイルを確立していくことができた。日本シリーズでは、自分の後ろには誰もいない、いわば“最後の砦”でもある外野というポジションでのダイビングキャッチが印象的でした。
もし逸らしたら…という気持ちはよぎらないのかと問うと「失敗は怖いですよ。でも向き合わないと成功も無い。怖さを断ち切るために、自分と向き合って準備をします」と桑原選手。
「怖さと向き合って挑戦する人は、たとえどんな結果になったとしても勇者だと思います。」ファンの応援歌とともに、今日も“ハマのガッツマン”は挑戦し続ける。
- 桑原将志(くわはら まさゆき)
- 右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属。攻走守三拍子揃ったムードメーカーで「ハマのガッツマン」の愛称で親しまれている。2017年には三井ゴールデン・グラブ賞を受賞、2018年にはサイクルヒットを達成。2024年の日本シリーズではMVPを獲得し、26年ぶりの日本一の原動力となった。