#03
地球の未来も、
野球の未来もつなぎたい
ホームラン植樹プロジェクト


挑み続ける人たちが胸に秘めた想いとは

アオダモの木といえば木製バットの素材であると、野球ファンならご存じかもしれません。しかしそのアオダモの木がバットの素材として理想的な状態になるまで、70年以上の歳月が必要だということを一体どれだけの人が知っているでしょうか。しかも直径50センチ、高さ10数メートルの1本の木から作れるバットは10本にも満たない。つまり今からアオダモの木を植え続け、長期的な安定供給を叶えようとしてもそれが叶うのは100年以上先の遠い遠い未来の話なのです。

「生きているうちに、自分の植えた木がバットになった姿を見ることはきっと無いですよね(笑)でもこのプロジェクトをを応援してくれる人の輪をを繋いでいくことで、1人では出来ないことが実現できる。そんな夢みたいなことを真剣にやりたいんです。」1人の人間では決して叶えられぬ夢。それに挑戦しようというのがこの「ホームラン植樹プロジェクト」。1人では叶えられない、だから、繋ぐ。子どもや孫の世代まで想いを繋ぎ、地球と野球へ100年の恩返しをする。それこそが本プロジェクトに込められた想いであり、夢であり、最大の挑戦なのです。

- SMBCグループ 「ホームラン植樹プロジェクト」
- 2022年より、日本シリーズでのホームラン1本につき、バットの原材料となるアオダモの苗木10本を植樹する「ホームラン植樹プロジェクト」を始動。「NPO法人C・C・C富良野自然塾」や「アオダモ資源育成の会」の協力のもと、苗木を植樹。その他にも様々な社会貢献活動を通じて、野球振興と次世代育成で社会全体を元気付けることを目指す。