マルチステークホルダー方針
当行は、企業経営において、株主にとどまらず、お客さま、取引先、株主、市場、社会、環境、従業員をはじめとする多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。
1.従業員への還元
当行は、社会的価値の創造、経済的価値の追求、経営基盤の格段の強化を基本方針に掲げ、持続的な成長と生産性向上に取り組み、付加価値の最大化に注力します。その上で、生み出した収益・成果に基づいて、自社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引上げを行うとともに、それ以外の総合的な処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上や更なる生産性の向上に資するよう、人材投資に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。
(個別項目)
具体的には、賃金の引上げについて、物価動向や経済情勢、当行の経営状況等を踏まえながら労使間の真摯な対話に取り組むとともに、人材投資について、人材ポートフォリオの構築、OJTや研修による人材育成、時間や場所にとらわれない労働環境の整備、従業員のウェルビーイングの支援、ダイバーシティの更なる推進等に取り組んでまいります。
2.取引先への配慮
当行はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。
- パートナーシップ構築宣言の登録日
【2022年5月30日】 - パートナーシップ構築宣言のURL
https://www.biz-partnership.jp/declaration/29155-11-00-tokyo.pdf(パートナーシップ構築宣言のサイトを別ウィンドウで開きます)
3.その他のステークホルダーに関する取組
当行は、お客さまをはじめとするステークホルダーと対話し共に行動することにより、社会をより良いものへと変革することに貢献していきます。
これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。
以上
2023年7月31日
株式会社 三井住友銀行
頭取CEO(代表取締役)福留 朗裕