SDGsグリーン/ソーシャル/サステナビリティローンプロジェクト紹介

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日鮮海運株式会社

プロジェクト概要

当社は、1889年創業の愛媛県今治市伯方島の外航船主です。日興汽船株式会社、協和汽船株式会社等、関連企業の保有船も含め、多数の船舶を保有しています。環境への取組みを積極的に進めており、船舶への省エネ設備の導入や、水生生物の生態系保全のためのバラスト水処理装置をほぼすべての船舶へ搭載を進めているところです。

今回は、環境配慮の取組みの一環として、保有船舶へのスクラバー(船舶の排ガス処理装置)の導入資金を、三井住友銀行のアレンジによる、グリーンシンジケートローンで調達いたしました。

プロジェクトの社会的意義

船舶の排気ガス中に含まれる硫黄酸化物(SOx)や、大気中でSOxから二次的に生成されるPM2.5は、呼吸器疾患や循環器疾患等の人体の健康に影響を及ぼす恐れがある他、SOxは酸性雨の原因にもなります。

海運業界では、船舶の航行による環境汚染を防止するため、SOxや温室効果ガスの排出に関する国際的な規制が定められており、規制値の段階的な引き上げが行なわれています。

スクラバーは、エンジンから排出されるSOx等を、海水を用いて洗浄する装置で、SOxの排出を抑制する有用な手段です。

また、上記規制に伴って低硫黄燃料油の需要増大が懸念されていますが、スクラバー設置により、既存の高硫黄重油での船舶も規制対応が可能になるため、燃料油の需要と価格の安定にも貢献するとされています。

評価結果

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今回の短期及び長期の借入金調達において、株式会社日本格付研究所より、最上位のグリーンローン評価「Green1」を取得しております。

今後の取り組み方について

当社では、環境への取組みを経営の優先課題と考えており、2020年までに、保有船舶すべてに対してスクラバーの設置を行なう予定です。