グリーン/ソーシャル/サステナビリティローンプロジェクト紹介

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ブローディア・プライベート投資法人

プロジェクト概要

本投資法人は、総合不動産デベロッパーの東急不動産をスポンサーとする総合型の私募リートです。オフィス・商業施設・レジデンス・物流施設・ホテルを中心に投資を行い、中長期安定的なポートフォリオの構築を目指しています。

今般、DBJグリーンビルディング認証4つ星の「神保町北東急ビル」の取得資金をグリーンローンにて調達しています。

プロジェクトの社会的意義

本投資法人は、環境や社会への配慮、ガバナンスの強化という課題への取り組みは社会的責務であるとともに、持続可能な(サステナブル)社会の発展に貢献するものと考えています。取組みの一環として、運用物件に係る環境認証の継続的取得や、2019年よりGRESBリアルエステイト評価へ参加し、当初参加時より「3スター」評価を継続取得しています。

外部格付機関より評価を受けたグリーンファイナンス・フレームワークに基づく借入であるグリーンローンの実行は、投資家をはじめとしたステークホルダーに対し、本投資法人のESGに係る取組内容の客観性を示すことができると考えています。

評価結果

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本投資法人は、グリーンファイナンス・フレームワークの適格性について、株式会社日本格付研究所の「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位となる「Green1(F)」を取得しています。

今後の取り組み方について

本投資法人は、グリーンローンを活用し取得した「神保町北東急ビル」含め、77物件(2022年3月末時点)を運用しています。運用物件に係るエネルギー消費量・GHG排出量・水使用量・廃棄物処理について、環境対応における4大重要項目として認識し、それぞれに削減目標を設定のうえ、その達成に向け具体的な各種施策を推進しています。また、環境認証取得を積極的に推進しており、運用物件の72%について認証を取得しています。

今後もグリーンローンの活用をはじめ各種施策の推進により、本投資法人のESG取組みをより充実させていきたいと考えています。

お客さまの声

本投資法人は、2014年3月13日の運用開始以来、投資主価値の最大化を目的とし、中長期的観点から、安定的な収益の確保と着実な運用資産の成長を目指し、資産の運用を行っております。

近年、気候変動による環境課題や働き方改革、地域社会との連動など国内外を問わず、多くが身近な課題であり、これら課題に対する取り組み内容が投資主の皆様をはじめとするステークホルダーよりリスクとして捉えられるとともに、新たな価値創造への期待、事業機会とも捉えられるようになってきました。企業のESG(環境・社会・ガバナンス)に関する戦略的な取り組みの推進が、社会的に求められており、これらの取り組みが企業価値の向上に資するという機運が高まっています。

このような中、本投資法人がその資産運用を委託する東急不動産リート・マネジメントは、サステナビリティ方針の制定にはじまり、推進体制の強化を目的にサステナビリティ推進部を新設、また、責任投資原則(PRI)への署名やTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同等、ESG取組みの高度化を着実に進めています。

今後も本投資法人及び資産運用会社ともに、サステナビリティ方針に基づきESG取組みを積極的に推進するとともに、その内容や実績を適切にステークホルダーの皆様へ伝達し、その信頼関係を深め、投資主価値最大化の実現に向けた資産運用を推進する所存です。

  • ブローディア・プライベート投資法人
  • 執行役員 田口 幹展 様