グリーン/ソーシャル/サステナビリティローンプロジェクト紹介

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DREAMプライベートリート投資法人

プロジェクト概要

本投資法人は、三菱商事株式会社の100%子会社であるダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社(以下、「DREAM」)を資産運用会社とし、物流施設・商業施設を中心に投資を行っている総合型の私募REITであり、資産規模は2022年5月末時点で3,583億円(取得価格ベース)に達しております。

保有物件における環境認証取得等のESG取り組みに関しては早期から数値目標を定めて取り組んでおり、外部評価としてもGRESBの2021年度評価においては4年連続の「Green Star」、相対評価で4つ星を獲得し、総合型・アジア地域・非上場セクターにおいては2年連続となる「セクターリーダー」に選出されています。

そうしたESG取り組みの一環として、この度、CASBEE 不動産評価認証において最高位であるSランクが認められた大型物流施設「川崎水江物流センター」の取得資金についてのリファイナンスを目的として、グリーンローンを調達しました。

プロジェクトの社会的意義

本投資法人では、2020年1月に「DREAMプライベートリート投資法人グリーンファイナンス・フレームワーク」(以下、「本フレームワーク」)を制定し、本邦私募リート初となるグリーンローンでの資金調達を実施して以降、実績を積み重ねてまいりました。
今回のリファイナンスの対象物件となる「川崎水江物流センター」では、CASBEE不動産評価認証において水の有効利用や地域植生への配慮、周辺への排気ガス・騒音低減等による環境負荷の軽減が評価されております。また、環境配慮された職場の提供を行うことは、テナントである企業様とその従業員の皆様にとっての満足度及びESG意識の向上に繋がると認識しています。
本投資法人においては、今後もグリーンファイナンスにより調達した資金を活用し、メインアセットである物流・商業施設の取得を積極的に進めることで社会インフラとしての機能を提供するとともに、幅広い投資家の皆様にESGに取り組む機会を提供できるものと考えています。

評価結果

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本投資法人は、本フレームワークの適格性について、株式会社日本格付研究所の「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位となる「Green 1 (F)」を取得しています。

今後の取り組み方について

本投資法人は、DREAMのTCFDへの賛同及び署名を踏まえ、今後TCFDへの取り組みを行っていく予定です。
今後もESG/SDGsへの取組みを推進するとともに、これらの取組みを評価するグリーンローンでの資金調達を通じて、資金調達手段の多様化とグリーン商品投資機会提供の実現を目指してまいります。

お客さまの声

本投資法人は、期限の定めのないファンドである私募リートにとって、環境に配慮した持続可能性の高い物件を保有することはファンドパフォーマンス上も重要な要素との認識の下、ステークホルダーの皆様にもご協力をいただきながら、環境認証の取得やエネルギー消費・GHG排出量のモニタリング等、ESG/SDGsへの取組みを積極的に推進してまいりました。

今回のグリーンローンによる資金調達は、本投資法人の取り組みを客観的に評価していただいた結果、実現したものと考えております。

本投資法人は、運用会社であるダイヤモンド・リアルティ・マネジメント鰍ニ共に当該分野における取組を深化させ、環境・社会面からも長期的安定運用の実現に努めてまいります。

  • DREAMプライベートリート投資法人
  • 執行役員 竹内 竜太 様