グリーン/ソーシャル/サステナビリティローンプロジェクト紹介

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スターアジア不動産投資法人

プロジェクト概要

本投資法人及び本投資法人の資産運用会社であるスターアジア投資顧問株式会社は、投資主利益の最大化を追求するとともに、上場不動産投資法人として社会的役割を果たすことも重要であると認識しています。

この認識のもと、不動産投資運用事業を行うに際して、長期的な持続可能性を追求して企業価値を高め、総合的な競争力を発揮するために、環境(Environment)・社会(Society)・ガバナンス(Governance)に、最大限の配慮をしています。

上記のとおり、投資主利益の最大化の追求とともに、ESGに関連する施策を推進する一環として、投資家層の一層の拡大及び安定的な資金調達手段の拡充を目指すため、グリーンファイナンス・フレームワークを策定し、第三者評価を取得しました。このフレームワークに基づき、今般、「あべのnini(商業施設)」の取得資金をグリーンローンで調達いたしました。

プロジェクトの社会的意義

本投資法人は、省エネルギーや省資源などの環境負荷の軽減を重要課題と認識し、数値目標を設定し、その達成状況について公表しています。

グリーンローンを活用して取得した「あべのnini(商業施設)」は、CASBEE(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency/建築環境総合性能評価システム)不動産評価認証の「Aランク」を取得しています。
省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を、「1.エネルギー/温暖化ガス」、「2.水」、「3.資源利用/安全」、「4.生物多様性/敷地」及び「5.屋内環境」の5分類の項目で評価されました。

評価結果

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本投資法人は、グリーンファイナンスにより調達する資金の使途を、環境改善効果を有する事業に限定するため、「グリーンファイナンス・フレームワーク」を策定し、第三者評価機関である株式会社日本格付研究所(JCR)より、「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価である「Green1(F)」を取得しています。

本フレームワークで定める適格クライテリアに合致するアセットをグリーンファイナンスによる資金調達で取得する場合は、本フレームワークに則った資金の調達及び管理を行います。

今後の取り組み方について

本投資法人は、グローバルな目標となっているSDGsの達成に向けて、2021年1月には「サステナビリティ推進部」を設置すると同時に「サステナビリティ推進委員会」を組織し、ESGに関連する施策への取り組みを継続して推進しています。
具体的には、「ESG方針」を策定し、以下の項目への取組みを規定しています。

  1. 1.気候変動へのアクション
  2. 2.資源循環、水使用、生物多様性への配慮
  3. 3.健康・安全・快適性の追求
  4. 4.ステークホルダーとの関係性の構築
  5. 5.ガバナンス体制の構築・整備

さらに、省エネルギーや省資源などの環境に係る数値目標の設定のほか、保有資産の環境認証取得目標を「2026年までに50%」と掲げ、取り組んでいます。

今後も、サステナビリティ推進部を中心として、サブ・スポンサーであり、かつCASBEEの認証機関でもある日本管財鰍フ協力のもと、ESGに関連する施策への取組みを一層強化します。

お客さまの声

SDGsの達成に向けたESGに関連する施策への取組みは、本投資法人の投資主の皆様のみならず、本投資法人を取り巻くあらゆるステークホルダーにとって重要であると認識しています。
この認識のもと、「投資主利益の最大化」という、本投資法人としての本来の目的に沿った、不動産投資運用事業を展開して参ります。

  • スターアジア不動産投資法人 執行役員
  • スターアジア投資顧問株式会社 代表取締役社長
  • 加藤 篤志 様