グリーン/ソーシャル/サステナビリティローンプロジェクト紹介

戻る

フロンティア不動産投資法人

プロジェクト概要

本投資法人は、国内最大手の総合デベロッパーである三井不動産をスポンサーとする、日本全国の商業施設に投資するリートです。安定的な分配金配当を基本方針とし、質の高いポートフォリオとスポンサーのサポートにより安定した実績を築いています。

サステナビリティに対しても重要課題と位置づけており、商業施設を保有・運営する中での環境負荷低減への取組み、地域社会への取組みや、資産運用会社の従業員に対する能力開発や健康経営、ガバナンス体制の整備等に努めています。

今般、このような取組みの一環として2010年に取得したギンザ・グラッセ(CASBEE不動産評価認証最高位のSランク取得済)の取得資金のリファイナンス資金としてグリーンローンを調達しました。

プロジェクトの社会的意義

本投資法人が2021年9月に策定したグリーンファイナンス・フレームワークでは、グリーンローンで調達された資金は、以下の適格クライテリアを満たすグリーン適格資産の取得資金または改修工事資金、もしくは同取得資金のリファイナンスに充当するものと定め、グリーン適格資産を@DBJ Green Building認証における3つ星以上、ACASBEE不動産評価認証におけるB+ランク以上、BBELS認証における3つ星以上、CLEED認証におけるSilverランク以上のいずれかを取得済もしくは今後取得予定の物件と定めています。

今回のファイナンスの対象となる資金は上記の適格クライテリアを満たすギンザ・グラッセの取得資金のリファイナンス資金に充当されます。ギンザ・グラッセは、CASBEE不動産評価認証において、エネルギー、水の有効利用や、廃棄物再利用、ごみ処理負荷低減対策への取組みや公共交通機関から徒歩1分の立地の利便性、カーテンウォールによる自然採光や眺望の点が評価されています。

本投資法人では今後もグリーンファイナンスへの取組みを検討し、ESG投資に強い関心を持つ投資家層の拡大および資金調達手段の多様化による強固な財務基盤の構築を推進してまいります。

評価結果

クリックで拡大

本投資法人は、本グリーンファイナンス・フレームワークに対する第三者評価として株式会社日本格付研究所(JCR)より「JCRグリーンファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価である「Green1(F)」を取得しています。

今後の取り組み方について

本投資法人は、バランスよく分散・多様化が図られた質の高いポートフォリオを構築しており、ポートフォリオにおけるグリーンビルディング認証取得率は延床面積ベースで8割を超えています。

今後も保有物件の環境・省エネ対応やエネルギー利用の効率化を含むサステナビリティへの取組みの推進に加え、環境に配慮した物件を継続的に取得してまいります。

お客さまの声

本投資法人は、不動産セクターのESG配慮を測るGRESBリアルエステイト評価では、2022年においても前年に引き続き「4Stars」を獲得するとともに、8年連続で「Green Star」の評価を受けています。また、2022年1月に資産運用会社がTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明しています。

今後も投資主の皆さまを含めたすべてのステークホルダーの皆さまとともに、サステナブルな社会の実現を目指してまいります。

  • 三井不動産フロンティアリートマネジメント株式会社
  • 代表取締役社長 小野 伸太郎 様