野村不動産プライベート投資法人

プロジェクト概要
本投資法人(NPR)及び本投資法人の資産運用会社である野村不動産投資顧問株式会社(NREAM)は、NPRの事業やパフォーマンスへのインパクトと、ステークホルダーからの期待・関心等を踏まえて、「環境に配慮した事業」と「社会課題解決にかかる事業」を重要性の高いESG課題として認識し、これまで他のREITに先駆けて積極的にサステナビリティの取組みを推進してまいりました。こうした取組みをさらに積極的かつ具体的に推進するにあたり、2025年1月に、サステナビリティファイナンス・フレームワークを策定し、株式会社日本格付研究所(以下「JCR」といいます。)より第三者評価である「JCRサステナビリティファイナンス・フレームワーク評価」の最上位評価である「SU1(F)」の評価を取得しました。本投資法人の安定的な資金調達の実現と「グリーン適格資産」「ソーシャル適格資産」への投資運用を進めております。
このような取組みの一環として、2025年4月にソーシャルローンを調達しました。
プロジェクトの社会的意義

NPRが制定しているサステナビリティファイナンス・フレームワークでは、「グリーン適格クライテリア」「ソーシャル適格クライテリア」を定め、資産調達された資金は、適格クライテリアを満たすグリーン適格資産の取得資金、もしくは同取得資金のリファイナンスに充当するものと定めております。このうち、「ソーシャル適格クライテリア」は、1棟全てが、①高齢者施設、②医療施設、③保育施設 ①〜③の用途であることと定めており、今回ファイナンスの対象となる資金は、上述の適格クライテリアを満たす「オウカス船橋」の取得資金および「グランダ学園前」取得資金のリファイナンスに充当するものです。
評価結果
本投資法人は、フレームワークの適格性について、株式会社日本格付研究所(JCR)より、「JCRグリーンローン・フレームワーク評価」の最上位評価である「Green 1 (F)」を取得しています。
お客さまの声
NPR及びNREAMでは、中長期的な投資主価値の向上を図るためには、サステナビリティへの取り組みが不可欠であると認識し、野村不動産グループのサステナビリティポリシー(2050年のありたい姿)に基づき、不動産投資運用業務全般において、サステナビリティに取り組んでいます。今後も当社では、このような取り組みを通じて、持続可能な豊かな未来につなげるために、運用不動産を通じたサステナビリティへの取り組みを推進していきます。