SMBCカップ
第19回全国小学生
タグラグビー大会
全国大会

supported by SMBC

2023年2月25日(土)・26日(日)、埼玉県の熊谷ラグビー場にて、SMBCグループが特別協賛する「SMBCカップ 第19回全国小学校タグラクビー大会 全国大会」が開催されました。
この大会は「全国各地の小学生が、ラグビーからコンタクトを除いたタグラグビーをプレーすることにより、ラグビースピリットを通じ、仲間と助け合うことを体験し、自ら考えて道を切り開くことを身につけ、スポーツの意義を実感する」ことを目的とし、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の主催によって開かれました。
都道府県単位の予選大会、次に全国を12に分けたブロック大会を代表した24チームと三支部協会からの推薦チーム6チーム、合計30チームが、熊谷ラグビー場に一堂に会し、2日間にわたって熱戦が繰り広げられました。

「全国大会がなかった過去2年
の分も楽しみたい」
想いがこもった選手宣誓で開幕。

開会式では、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会・山本巧副会長、熊谷市・小林哲也市長の挨拶に続き、安達タグラグビーの選手が選手宣誓を務めてくれました。「全国大会がなくなってしまった一昨年、昨年の分も、精一杯がんばります!楽しみます!」とコロナ禍で味わった悔しさを乗り越えて、この全国大会に参加できる喜びを語ってくれました。

勝敗よりも、仲間と助け合う
スピリットを学ぶ。
勝ち点を設けない総当たり戦を実施。

今大会は、小学生のプレーヤーの皆さんが、タグラグビーを通じて、仲間との友情を育み交流の輪を広げてもらうことを重視。そのため競技方式は従来のようなトーナメント方式ではなく、30の出場チームを5チームずつの6グループに分けての総当たり戦と、グループを超えての交流戦が2日間にわたって行われました。

大会は両日とも冴え渡るような快晴。しかし、強く冷たい空っ風が吹きつけ、腰につけたタグがただ立っているだけでもヒラヒラとなびくほどでした。それでも選手たちは元気いっぱい、強風をものともせずチーム一丸となってプレーを楽しんでいました。
どのグループの対戦も点を取られたら取り返す僅差の試合が多く、鋭いステップや展開しながら繋いでいくパスワーク、そして素早いディフェンスなど、参加チームのレベルの高さを随所で実感しました。

SMBC賞は、東北ブロック代表@の
安達タグラグビー(福島県)が受賞。

閉会式では、参加全チームを表彰し、記念のトロフィーが贈られました。また、ラグビー普及育成活動に尽力された故・石塚武生氏から名前をいただいた「石塚賞」は、フレンドシップを発揮し見ている人達に勇気を与えてくれたチームを表彰。各グループから1チームずつが選ばれ、福井ジュニアラグビースクール、横浜日野タグラグビークラブ「暁」、日向市立財光寺小学校「財光寺ブラックス」、読谷村立渡慶次小学校「渡慶次Wild Waves」、始良市立重富小学校「重富ゼット」、高島グリーンボンバーズが受賞しました。
さらに本大会では「SMBC賞」が、仲間と協力して最も多くのトライを獲得した、東北ブロック代表@の安達タグラグビーに贈られました。安達タグラグビーには、ラグビー日本代表オフィシャルパートナーでもあるSMBCグループの三井住友銀行から、ラグビー日本代表選手の流大選手、齋藤直人選手、下川甲嗣選手とのオンライン交流会に参加いただける権利が贈呈されました。

本大会を通じて印象的だったのは、フェアプレーに徹した試合と参加選手たちのいきいきとした表情でした。タグラグビーを通じて、全国の小学生が笑顔いっぱいでふれあい、フレンドシップを深めた大会となりました。