親子ラグビー体験会

supported by SMBC

2023年5月14日(日)、新潟県長岡市の長岡ニュータウン運動公園にて、「親子ラグビー体験会 Supported by SMBC」が開催され、SMBC(三井住友銀行)が特別協賛を務めました。
この大会は「ラグビーワールドカップ2023に向けた機運醸成と、各地域におけるさらなるラグビー普及」を目的に、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)の主催、長岡市、長岡市教育委員会、長岡市ラグビーフットボール協会の後援によって開かれました。
当日は小学生とその保護者34名が参加。日本ラグビーフットボール協会の地域普及担当者である守屋篤氏、星野幸喜氏がコーチとなって、親子で楽しみながらラグビーというスポーツの魅力を体験しました。

ラグビーははじめて、そんな子どもたちが
気軽に楽しめる多彩なメニューで体験。

親子ラグビー体験会は長岡市ラグビーフットボール協会会長・高橋昇氏の挨拶で開幕。「ラグビーを思いっきり楽しんで好きになってください!」というメッセージに、子どもたちは元気な声で応えていました。

まずはジョギングやストレッチでウォーミングアップ。体をほぐした親子が最初にチャレンジしたのは「ストップ&ゴー」。これはラグビーボールを使った「だるまさんが転んだ」で、コーチの手からボールが離れている間だけ動くことができるというゲームです。コーチがボールを上に放り投げると一斉に走りだす親子。地面に落ちた後どこへ転がるかわからないボールの動きにとまどったり、ボールを投げたフリをするコーチのフェイントに翻弄されながらも、みんな一生懸命に反応。敵を走って抜き去るラグビーの動きを体験しました。

次のメニューは「ボールと友達になろう」。親子でどちらが早くボールを捕れるか対決したり、ボールを高く上げてキャッチしたり。ラグビーボールに触れるのがまさにはじめてという小学生に慣れてもらうための練習を行いました。

パス、トライ、コンタクト。
ラグビーならではのプレーを楽しむ。

後ろにいる仲間にパスしながら前進しトライする。体験会の後半では、そうしたラグビーの基本プレーを体験できるメニューに取り組みました。
チームに分かれて円陣を組み、横へパスを回し、ボールが1周したらみんなが真ん中に集まって「トライ!」と大きな声で叫ぶ。「パス&トライ」では、隣の人に捕りやすいボールを投げることも意識しながら、いち早くトライを決める。ラグビーらしいチームプレーで盛り上がりました。

ラグビーは子どもたちが好きな鬼ごっこの動きにも似たところのあるボールゲームです。「6マーカー」は、そんな鬼ごっこの感覚で、より実践的なプレーを体験できるメニューです。フィールドの左右に6つのマーカーが置かれ、そこから出てくる鬼役の人に、腰につけたタグを取られないようにトライを試みるというもの。子どもたちは鬼につかまらないように急に方向やスピードを変えるうち、自然と右へ左へとステップ踏むことができるようになりました。トライを決めた子どもたちの得意満面の笑顔が印象的でした。

そしてラストは「コンタクト体験」。肩でヒットし、そして押し込む。コンタクトの仕方を教わった子どもたちは、大きなコーチが構えるコンタクトバックに向かって思いっきり突進。ラグビーならでのダイナミックなプレー、タックルの感覚を味わいました。

ラグビーというスポーツの魅力を
全国各地で伝えていきたい。

親子ラグビー体験会は、普段はなかなかプレーする機会の少ないラグビーの魅力を子どもたちと保護者の方に体験してほしいという想いから開催されているイベントです。長岡市で開催された今回の体験会でも、参加された皆さんには、ラグビーの楽しさ、面白さを感じていただけたようです。
「近年、全国的にラグビーが盛んになってきました。ラグビーに力を入れ、それを特色にしているエリアも多くなっています。これからもこの親子ラグビー体験会のように気軽にラグビーとふれあえるイベントを開催し、ラグビーを好きになってもらえるきっかけを提供していきたいですね」。イベント開催後、日本ラグビーフットボール協会・地域普及担当者の星野幸喜氏はそう語ってくれました。