成果報告


第2期成果報告 (2009年6月30日〜2010年6月29日活動実績)

第1期成果報告 (2008年6月30日〜2009年6月29日活動実績)


第2期成果報告(2009年6月30日〜2010年6月30日活動実績)

  • CCSの支援により、ブジ地区の9つの小学校に給水システム(手押しポンプ付の水場)が備えられ、3,150人の児童・生徒と近隣コミュニティの人々(約4,500人)が安全な飲料水を使用できるようになりました。
  • 同様に、モスリズ地区の3つの小学校に給水システム(手押しポンプ付の水場)が備えられ、1,050人の児童・生徒と近隣コミュニティの人々(約1,500人)が安全な飲料水を使用できるようになりました。
  • (ブジ地区のマニカ小学校に通うデルフィナ)
    「この手押しポンプ式の井戸ができる前、学校の外まで水を飲みに行って、休み時間のうちに間に合わないということがよくありました。」でも今は、安全な水を飲みに行くのにためらうことはありません。「それに以前は、手を洗うために校長先生の家に行ったり、実は大体がそうだったんですけど、手を洗わずに教室にもどったりしていました。」

写真:手押しポンプ式井戸で手を洗い、水を飲むデルフィナ(ブジ地区)

  • 更に、合計24基の男女別・教員別トイレが6校(ブジ地区)に建設され、3,381人の生徒と教師が、安全なトイレを利用できるようになりました。また、支援を受けた全ての学校で学校衛生委員会が設立され、委員は新しい施設の適切な使用と持続的な運営に関するトレーニングを受けました。
  • (学校衛生委員会のメンバーであるブジ地区のマニカ小学校に通うアファ)
    「私たちはトイレや手洗い場、井戸がいつもきれいになっているようにして、友達やコミュニティの人たちに安全な飲み水や手洗いの大切さを教えています。1週間に1回、私たちが衛生促進の授業をやったりもしています」

写真:学校に新しく建設されたトイレをうれしいと話すデルフィナ

写真:アファ(左)とアナ(中央)は、学校衛生委員会のメンバーとして、友達のデルフィナ(右)にトイレの後の正しい手の洗い方を教えます

第1期成果報告(2009年6月30日〜2010年6月30日活動実績)

  • CCSの支援により、ブジ地区の5つの小学校に給水システム(手押しポンプ付の水場)が備えられ、1,750人の児童・生徒と近隣コミュニティの人々(約2,500人)が安全な飲料水を使用できるようになりました。
  • (ブジ地区のマロンガミス1小学校に通うジョアン)
    「もう学校にこの井戸があるから、川まで水を汲みに行かなくてもいいんです。学校の友達や両親、近所の人にも、この井戸から汲める安全な水を使うことがどれだけ大切なことかよく説明しています」

写真:手動ポンプ付き水場(ブジ地区)

写真:子ども衛生委員会の委員になっているアルミンダとマルタとジョアン

  • 更に、合計20基の男女別トイレが5校(ブジ地区4校とモスリズ地区1校)に建設され、5,932人の生徒と教師が、安全なトイレを利用できるようになりました。建設の対象となったすべての学校に子ども衛生委員会が設立され、360人の生徒が衛生教育の研修を受けました。これらの施設は子ども達により、適正に利用および維持・管理されています。

写真:ブジ地区の学校衛生推進活動