コンビニATMの手数料はいくらかかる?

コンビニに設置されているATMは、一部の時間帯を除いて、ほぼ24時間いつでも稼働しています。そのうえ、買い物や宅配物の受け取り、コピー機利用などでコンビニに立ち寄ったついでに利用できるため便利です。

マイボイスコム株式会社の「コンビニATMの利用に関するアンケート調査(第19回)」によると、約7割の人がコンビニATMを利用した経験があるとのこと。また、そのうち約4割弱の人が、少なくとも月に1回は利用しているようです。

コンビニのATM利用頻度
  • 出典: マイボイスコム株式会社「コンビニATMの利用に関するアンケート調査(第19回)」
  • 【アンケート調査概要】
  • ●調査時期: 2025年10月1日〜10月7日
  • ●回答者数: 11,144名
便利なコンビニATMですが、手数料の発生に注意が必要です。手数料の額は銀行によっても異なりますが、ここでは一例として、大手銀行3行のコンビニATMの引き出し手数料を紹介します。
大手銀行におけるコンビニATMでの引き出し手数料(消費税込み)

平日の8:45〜18:00の手数料は110円〜220円、それ以外の時間帯は220円〜330円となっています。

仮に1回当たりの手数料が110円で、毎月1回の利用だとしても、年間では1,320円も手数料を支払うことになります。「チリも積もれば」で、利用回数が重なるごとに手数料負担も膨らむことは留意すべきでしょう。

コンビニATMの手数料を無料にする主な方法

基本的に、口座をお持ちの銀行本支店のATMであれば、平日の8:45〜18:00の時間帯にはATM利用手数料はかからないため、コンビニに行きやすい人はコンビニATMを利用するのがおすすめです。

銀行によっては、25日や月末日など、毎月一定の日のコンビニATM手数料を無料にしているところもあります。その他にも、月に数回程度、コンビニATMの手数料が無料になるサービスを展開している銀行もあります。コンビニATMを利用する機会が多い人は、このようなサービスを積極的に活用すると良いでしょう。

以下で、コンビニATMの手数料を無料にする2つの方法を紹介します。

銀行の優遇条件を満たす

多くの銀行では、所定条件を満たすとコンビニATMを含めて各種手数料が無料になる特典を提供しています。

無料の特典を活用する

銀行によっては、口座開設キャンペーンや期間限定のキャンペーンで、コンビニATM手数料などが無料になる特典を提供している場合もあります。このような無料特典を活用する方法もあります。

ただし、一般的に各種キャンペーンは期間や適用条件が定められており、いつでも無料で利用できるわけではありません。各銀行の特典内容や適用条件を事前に確認しておきましょう。

実はATMを使わないのが一番おトク

基本的なことですが、ATMを利用しなければATM利用手数料はかかりません。ATMを利用する目的はさまざまですが、「引き出し」「振込」「残高確認」であれば他の方法に替えることもできるでしょう。

キャッシュレス決済ならATM手数料は0円

買い物のために現金を引き出している場合には、キャッシュレス決済を活用することでATMを利用しなくてもよくなります。

キャッシュレス決済にはクレジットカードやデビットカード、電子マネー、QRコード決済などさまざまな方法がありますが、複数のキャッシュレス決済に対応しているお店も増えています。いくつかのキャッシュレス決済を使えるようにしておけば、利用できずに困ることはほとんどないでしょう。

ATM手数料が発生しないうえ、ポイント還元なども受けられおトクになります。

振込・残高確認はインターネット完結が便利

振込や残高確認は、ATMに行かなくてもインターネットバンキングや銀行アプリを使って行えます。インターネットにつながる環境さえあれば、いつでも、どこでも利用できるため、ATM手数料と手間の両方を抑えられます。

インターネットバンキングや銀行アプリの申し込みや利用は、基本的に無料です。振込には手数料がかかる場合がありますが、一般的にはATMでの振込よりも安く設定されています。

一例として、三井住友銀行が設定している振込手数料を、インターネットバンキングとATMの場合で紹介します。

  三井住友銀行 他行あて
同一店あて 支店あて 3万円未満 3万円以上
SMBCダイレクト
(インターネットバンキング)
無料 無料 154円 220円
ATM※
(三井住友銀行キャッシュカード)
無料 無料 165円 275円
ATM(現金) 550円 550円 880円 880円
  • イーネットATM、ローソン銀行ATMでの当行のキャッシュカード振込の場合、お振込手数料のほかに別途ATM利用手数料(時間内220円、時間外330円)がかかります。(2026年2月時点)
  • 「同一店」とは、同じ支店を指します。受取口座のある支店の窓口やATMで振込した場合が該当します。インターネットバンキングでは、引落口座の支店と受取口座の支店が同じ場合が該当します。
  • 「本支店」は、受取口座とは別の支店からの振込が該当します。
    振込においてもATMを使用しないことがおトクであることがおわかりいただけるでしょう。

SMBCダイレクト

ATM手数料を気にしなくてよい選択肢|Oliveという考え方

ATM手数料を気にしないための選択肢として、三井住友銀行が提供しているモバイル金融サービス「Olive」を活用する方法もあります。

OliveならATM・振込の手数料を抑えやすい

Oliveは、お金の管理・お支払い・ポイント活用までアプリ1つで一括管理できるサービスです。Oliveアカウントを契約された人全員に手数料優待サービスが適用されます。例えば、先に紹介した三井住友銀行のSMBCダイレクト(インターネットバンキング)で、他行あてに振り込んだ際の手数料は月3回まで無料になります。また、三井住友銀行本支店のATMの時間外手数料が無料となるため、利用にあたって曜日や時間帯を気にする必要もなくなります。

これに加えて、Oliveアカウント契約者への特典として、毎月、以下の4つからお好きな特典を選べます。コンビニATMを利用する可能性のある人は、特典2を選ぶことで手数料を抑えやすくなるでしょう。

【毎月選べる特典】

  • 特典1.給与・年金受取特典:毎月Vポイント200pt(年間2,400pt)
  • 特典2.対象のコンビニATM手数料:月1回無料(※)
  • 特典3.Vポイントアッププログラム:還元率が+1%
  • 特典4.ご利用特典:毎月Vポイント100pt
  • 対象はイーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMです。なお、Oliveアカウントご契約口座の取引にかかる手数料のみ対象になります。

ATM手数料のご案内

「無料回数を気にする」から「そもそも使わない」へ

Oliveを取り入れると、そもそもATMを使わなくてもよくなるため、「今月あと何回無料か」を気にする必要がありません。

Oliveアカウントを契約された人には、キャッシュカード機能とデビットカード、クレジットカード、ポイント払いの3つのキャッシュレス決済機能が1枚に集約された「Oliveフレキシブルペイ」が発行されます。Oliveフレキシブルペイは、現物カードはもちろん、Apple PayやGoogle PayTM、Samsung Payなどとひも付けたスマートフォンでも支払えます。支払額や口座およびポイント残高、店舗の対応状況などに応じて、3つのキャッシュレス決済方法を使い分けられるため、ATMで現金を引き出さなくても済むでしょう。

振込や残高確認をしたい場合も「三井住友銀行アプリ」でいつでも完結できるため、ATMを利用する必要がなく、無料で利用できます。

三井住友銀行のOliveはこんな人におすすめ

三井住友銀行のOliveは次のような人におすすめです。

  • ATMや銀行の手数料や手間を減らしたい人
  • ポイント還元やおトクな特典を重視したい人
  • キャッシュレス決済をメインで使っている人
  • アプリでお金を一元管理したい人
  • 資産運用やポイント活用まで広げたい人

これらのうち1つでもご自身に当てはまっていると思われた人は、早速Oliveアカウントのお申し込みをされてはいかがでしょうか。

【公式】Olive|使えば使うほどお得な金融サービス

まとめ

コンビニATMは、買い物などでコンビニに立ち寄ったついでに利用できて便利ですが、基本的に利用手数料がかかります。1回当たりの利用手数料は時間帯により110円〜330円程度ですが、利用が重なるにつれ手数料負担が大きくなるため注意が必要です。

銀行の優遇条件を満たしたり、手数料無料特典のあるキャンペーンを活用したりしながら、コンビニATM手数料を無料にするための工夫もしてみましょう。コンビニATMを利用せず、支払いを現金からキャッシュレス決済にしたり、振込にインターネットバンキングを利用したりするのもおすすめです。

三井住友銀行のOliveを活用すれば、ATM利用手数料や振込手数料が無料になるうえ、支払いもキャッシュレスで行えます。キャッシュレス決済によってVポイントも貯まり、節約・便利・おトクとさまざまなメリットを得られます。ATMや銀行の手数料や手間を減らしたい、ポイント還元やおトクな特典を重視したい人は、早速Oliveアカウントのお申し込みをされてはいかがでしょうか。

  • 2026年3月現在の情報です。今後、変更されることもありますのでご留意ください。

續恵美子

ファイナンシャルプランナー(CFP®、ファイナンシャル・プランニング技能士)。
生命保険会社にて15年勤務したあと、ファイナンシャルプランナーとしての独立を目指して退職。その後、縁があり南フランスに移住。夢と仕事とお金の良好な関係を保つことの厳しさを自ら体験。
渡仏後は2年間の自己投資期間を取り、地元の大学で経営学修士号を取得。地元企業で約7年半の会社員生活を送ったあと、フリーランスとして念願のファイナンシャルプランナーに。生きるうえで大切な夢とお金について伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。

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