ステータスカードとは?特典やメリット、年会費、取得条件をわかりやすく解説
Mastercard®(マスターカード)とは?
Mastercard®(マスターカード)はクレジットカードの国際ブランドの1つです。国際ブランドとは、世界中のさまざまな国・地域で、クレジットカードを利用する際の決済システムを提供している会社(ブランド)のことです。具体的には、世界中にある店舗・サービス施設等と加盟店契約を締結し、同じ国際ブランドに対応しているクレジットカードで支払いができる仕組みづくりをしています。そのため、たとえばMastercard®に対応しているクレジットカードであれば、国内・海外を問わずMastercard®の加盟店で支払いができます。
なお、Mastercard®は、Visa、American Express、Diners Club、JCBとともに世界中に多くの加盟店を持っており、一般的に「一般的に世界5大国際ブランド」の一つとされています。
Mastercard®(マスターカード)のメリット
ここで、世界5大国際ブランドのなかでもMastercard®ならではのメリットを紹介します。
世界中の1億9,900万店舗で使える
2025年9月末時点で、Mastercard®は世界210以上の国や地域で利用できます。Mastercard®の加盟店数は世界全体で1億9,900万店舗あり、その数は国際ブランドのなかでも世界トップの規模です。ショッピングやホテル・レストランの支払い等、海外旅行や海外出張先で使い勝手がよいのは大きなメリットでしょう。
カードやスマホのタッチ決済に対応している
Mastercard®はタッチ決済にも対応しています。店舗等でMastercard®を使って支払いをする際、クレジットカード本体またはMastercard®を登録したスマホを、タッチ決済の専用端末にかざすだけで決済が完了します。「Mastercard®タッチ決済」は、一部の自動販売機やタクシー等でも対応しており、小銭を出したり、おつりを受け取ったりする手間を省けることもメリットとして挙げられるでしょう。
なお、タッチ決済での支払いには1回あたりの上限額が設けられていますが、店舗や利用するサービスによって異なる場合があります。また、海外で利用する場合は国ごとに異なります。タッチ決済上限額を超える場合は、暗証番号やサイン等の方法で決済しましょう。
日本国内のコストコで使える
コストコは、食料品や日用品、衣料品、家具、家電、アウトドア用品等、幅広いジャンルの商品を、できる限りの低価格で販売することを強みとする米国生まれの大型会員制スーパーです。日本国内では、2025年9月時点で37倉庫店(実店舗)とオンラインショップが展開されています。会員制(年会費がかかる)、多種多様な商品揃え、低価格等の特徴から大量にまとめ買いをするケースも多く、支払いにはクレジットカードの利用が便利でしょう。
一方、実店舗・オンラインともに支払いに利用できるクレジットカードはMastercard®に限定されており、コストコでキャッシュレス決済できることはMastercard®ならではのメリットといえるでしょう。
海外でもCirrus®ブランドのATMを使える
Mastercard®は独自のグローバルATMネットワーク「Cirrus®(シーラス)」を展開しており、Cirrus®マークのあるATMであれば、世界中どこでも現金引き出し(キャッシング)ができます。Mastercard®/Cirrus®のグローバルATMネットワークは世界最大規模であり、その範囲は世界210以上の国や地域におよびます。
独自のランク(グレード)が設けられている
クレジットカードには複数のランク(グレード)のものがあり、ランクによって年会費や利用限度額、特典・付帯サービス等が異なります。Mastercard®では、独自に以下の6種のランクを設けています(発行会社によって異なるグレードが設定されています)。
- スタンダードMastercard®
- ゴールドMastercard®
- プラチナMastercard®
- チタンMastercard®
- ワールドMastercard®
- ワールドエリートMastercard®
これらのランクのうちスタンダードが一般ランクに相当し、列記した順にランクが上がり、特典・付帯サービスもより充実します。通常、クレジットカードは「一般」「ゴールド」「プラチナ」「ブラック」に分類されることが一般的です。年会費や利便性・特典・付帯サービス等が異なる6種に分類されることで、より自分にあうランクのクレジットカードに出会えるかもしれません。
会員向けにプライスレス・シティの特典がある
Mastercard®は、ランクごとの特典とは別に、Mastercard®会員だけが利用できる「プライスレス」という特典プログラムを提供しています。プライスレス・シティは、世界各地で開催されるエンターテイメントイベントや観光ツアー、グルメ体験への参加等、日常から離れた特別な体験を特別価格で堪能できる会員限定サービスです。なかには一部の会員ランクに限定されたイベントもありますが、基本的にはどのランクの会員でも参加できます。
また、ショッピングや航空券、宿泊およびレジャー施設等の割引が受けられるプライスレス・スペシャル等の優待特典もあります。
Mastercard®(マスターカード)の申込方法
Mastercard®は、決済システムを提供する国際ブランドです。Mastercard®社自体ではクレジットカードの発行をしておらず、同社とライセンス契約を結んだクレジットカード会社がMastercard®対応のクレジットカードを発行します。
そのため、Mastercard®対応のクレジットカードを利用した場合、Mastercard®対応のクレジットカードを発行するクレジットカード会社に申し込む必要があります。以下で、Mastercard®申込から発行までの流れを紹介します。
1:クレジットカードを選ぶ
クレジットカード会社のサイト等で、利用したいMastercard®対応のクレジットカードを選びましょう。その際、年会費やポイント還元率、ランク(グレード)、特典・付帯サービス等を比較して、自分にあうかどうか検討したうえで選ぶようにしましょう。
2:クレジットカードを申し込む
クレジットカードを選択できれば、申し込みましょう。多くのクレジットカード会社では、インターネット、窓口、店舗、郵送で申し込めるようにしています。インターネット申込は必要情報の入力や本人確認書類の提出がオンラインで完結するため、手間や時間の軽減ができ、利便性が高いでしょう。
3:クレジットカードの入会審査を受ける
クレジットカードの申込をすると、クレジットカード会社による入会審査が行われます。入会審査は申込内容や申込者の支払能力を確認するためのもので、一般的に年収や職業、過去のクレジットカード等の支払状況等がチェックされます。
4:発行されたクレジットカードを受け取る
審査に通過するとクレジットカードが発行されます。受取方法はクレジットカード会社によって異なる場合がありますが、一般的には普通郵便や簡易書留等の方法があります。また、申込から受け取りまでの期間はカード会社によって異なりますが、一般的に1〜2週間程度となる傾向です。
Mastercard®(マスターカード)の申込に必要な書類
Mastercard®対応クレジットカードの申込には、以下のような書類が必要です。書類に不備や漏れがあると審査が長引く可能性があるため、あらかじめどのような書類が必要か確認し、もれなく提出しましょう。
本人確認書類
申込者の氏名・生年月日・現住所を確認するため、本人確認書類の提出が必要です。一般的には以下のような書類とされますが、クレジットカード会社ごとに認められる本人確認書類は異なり、また2点以上の提出が求められる場合もあるため、公式サイト等で確認しておきましょう。
- 【本人確認書類の例】
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- 運転免許証または運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のもの)
- 旅券(パスポート)
- 個人番号(マイナンバー)カード
- 官公庁が発行した身分証明書
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書(在留の資格が「特別永住者」であるもの)
- 住民票の写し、等
引き落とし口座の情報がわかるもの
申込の際にはクレジットカードの利用代金を引き落とす口座を設定する必要があります。通帳やキャッシュカード等、口座情報がわかるものを用意しましょう。
年収証明書類
クレジットカードのキャッシング枠を設定する場合や、既存枠の増額を希望する場合等、年収証明書類が別途必要になることがあります。クレジットカード会社より提出を求められた場合には、ご自身の状況に応じて以下のような書類を提出しましょう。
- 源泉徴収票
- 給与の支払明細書(直近2ヵ月分)
- 所得税の確定申告書および青色申告決算書または収支内訳書
- 納税通知書
- 所得証明書
- 課税証明書
- 年金証書
- 年金通知書、等
【比較表】Mastercard®(マスターカード)とVisaの違い
ここまでMastercard®について、主な特徴やメリットを紹介してきましたが、Visaと比べてどちらがよいか迷う人もいるかもしれません。どちらも世界中で利用者の多い国際ブランドであり、日常使いはもちろん、海外旅行時等にも便利に利用できますが、日本国内ではVisaをメインカードとして利用する人が多い傾向です。以下のような違いも参考にしながら選ぶとよいでしょう。
| 比較ポイント | Visa(ビザ) | Mastercard®(マスターカード) |
|---|---|---|
| 国内利用者がメインカードとしている割合 | 約60% | 約15% |
| 海外での利用 | 世界200以上の国と地域で使用可、アメリカやアジアで有利 | 世界210以上の国と地域で使用可、ヨーロッパ方面に強み |
| その他特徴 |
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出所:株式会社S&T「【2024年版】クレジットカードの国際ブランドシェア率に関する調査」、Visa「当社のサービス」およびMastercard®「世界で最も多くの場所で使えるMastercard®」をもとに筆者作表
国内外で汎用性の高いクレジットカードを作るならVisaブランドがおすすめ
国内外で便利に利用できるクレジットカードを作りたい人は、SMBCグループが発行する「Oliveフレキシブルペイ」を選ばれてはいかがでしょうか。OliveフレキシブルペイはVisaブランドであり、国内はもちろん海外にも多くの加盟店があり、世界の広い範囲で便利に利用できます。
国際ブランドの他にも、Oliveフレキシブルペイは次のような特長があります。
- 券面にクレジットカード番号等の記載がないナンバーレスカードである
- カード本体およびスマホでタッチ決済ができる
- 4種のカードランクがある
- 利用に応じてVポイントが貯まる
また、Oliveフレキシブルペイは、キャッシュカード・デビットカード・クレジットカード・ポイント払い・追加したカードでの支払の5つの機能を有します。利用シーンや利用額に応じて三井住友銀行アプリで利用したい決済モードに切替ができるうえ、三井住友銀行の取引やSBI証券の資産運用等でVポイントが貯まる特典もあります。複数の機能を使い分けたい人やポイ活を重視したい人は、まずはOliveフレキシブルペイをメインカードとして選ばれるのもおすすめです。
まとめ
Mastercard®は世界中でカード決済をする際の決済システムを提供する国際ブランドの1つです。世界の210以上の国や地域で支払いやATM利用ができ、加盟店数はVisaと並んで世界トップクラスです。Mastercard®は国内のコストコで利用できる唯一の国際ブランドであり、またMastercard®会員のみを対象としたプライスレスサービスがあるといった魅力もあります。
Mastercard®社ではクレジットカードの発行をしておらず、国内のクレジットカード会社で申込をする必要があります。発行する会社によって、ポイント還元率や付帯サービス、セキュリティ体制等が異なるため、国際ブランドだけでなく、クレジットカード会社ごとの違いや特徴を比較して選ぶことが大切です。これからクレジットカードを作りたい人は、国内外の広い範囲で便利に使え、Vポイントがお得に貯まるSMBCグループのOliveフレキシブルペイを検討されてはいかがでしょうか。
- ※2026年9月現在の情報です。今後、変更されることもありますのでご留意ください。
- ※MastercardはMastercard International Incorporated の登録商標であり、2つ連なる円のデザインは同社の商標です。
續恵美子
ファイナンシャルプランナー(CFP®、ファイナンシャル・プランニング技能士)。
生命保険会社にて15年勤務したあと、ファイナンシャルプランナーとしての独立を目指して退職。その後、縁があり南フランスに移住。夢と仕事とお金の良好な関係を保つことの厳しさを自ら体験。
渡仏後は2年間の自己投資期間を取り、地元の大学で経営学修士号を取得。地元企業で約7年半の会社員生活を送ったあと、フリーランスとして念願のファイナンシャルプランナーに。生きるうえで大切な夢とお金について伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談等で活動中。