リスクと付き合う方法 その4

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資産を長期間保有すると?

長期間保有すると、運用リターン(利益・損失)の平準化が期待できます。分散投資にくわえて、もう1つお考えいただきたいのは「長期保有」です。

下図は国内株式のみに投資した例ですが、運用期間が長いほど、運用リターン(利益・損失)の上下のブレが少なくなっていることがわかります。

また、下の図は「分散投資」と「長期保有」を併せて運用した例です。
国内株式だけの場合と比べて、短期の運用でも運用リターン(利益・損失)の上下のブレが小さいことがわかりますが、長期間保有することでブレが更に小さくなっていることがわかります。

保有期間別の年率平均リターンの最高と最低【1970年1月〜2015年6月】

国内株式だけに投資

国内株式・海外株式・国内債券・海外債券へ4等分して投資

1970年1月から2015年6月まで保有した場合の各資産の保有期間別の年率平均リターンの推移について示しています。

  • 国内株式は東証一部(現プライム市場)上場株式全銘柄の時価総額加重平均、海外株式はMSCIコクサイ、国内債券はNOMURA-BPI、海外債券は1985年以前はイボットソン・アソシエイツ・ジャパン外国債券ポートフォリオ、1985年以降はシティグループ世界国債(除く日本)です。
  • 出所:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン Copyright © 2015 Ibbotson Associates Japan, Inc.
  • (注)上記のデータ・分析等は過去の一定期間の実績に基づくものであり、将来の投資成果および市場環境の変動などを保証もしくは予想するものではありません。
  • (注)上記のデータはすべて円建てで、配当や利息などのインカム・リターンは再投資されたという前提に立っています。特に断りのない限り、税金やコストは考慮していません。また、実際にこれらの資産クラスやインデックスには直接投資できるわけではありません。

ワンポイントアドバイス

資産を長期間保有することも、運用リターン(収益・損失)の平準化を期待するための大切なポイントです。

【参考】長期分散投資の例
長期で分散投資することにより、値動きの幅(ブレ)が小さくなることが期待できます。

1969年12月末に100円を投資し、2015年6月末まで保有した場合の資産額の推移について示しています。

  • 国内株式は東証一部上場株式全銘柄の時価総額加重平均、海外株式はMSCIコクサイ、国内債券はNOMURA-BPI、海外債券は1985年以前はイボットソン・アソシエイツ・ジャパン外国債券ポートフォリオ、1985年以降はシティグループ世界国債(除く日本)、定期預金は銀行定期預金(1年物)、インフレは消費者物価指数です。定期預金は税率20%を控除しています。
  • 4資産分散は、国内株式・海外株式・国内債券・海外債券に1/4ずつ均等に投資したと仮定しています。
  • 出所:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン Copyright © 2015 Ibbotson Associates Japan, Inc.
  • (注)上記のデータ・分析等は過去の一定期間の実績に基づくものであり、将来の投資成果および市場環境の変動などを保証もしくは予想するものではありません。
  • (注)上記のデータはすべて円建てで、配当や利息などのインカム・リターンは再投資されたという前提に立っています。特に断りのない限り、税金やコストは考慮していません。また、実際にこれらの資産クラスやインデックスには直接投資できるわけではありません。

「資産の分散」と「長期保有」の両方を実行すると、安定した運用が期待できそうね・・・

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