働き方改革

働き方改革 人材の多様性を力に変える働き方の基盤づくり働き方改革 人材の多様性を力に変える働き方の基盤づくり

従業員ひとりひとりが思う存分その能力を発揮し、やりがいを感じながら生産性高く働くことができる職場環境づくりを目的に、
「働き方改革」に積極的に取り組んでいます。

数値目標・実績

有給休暇取得率 法定外労働時間(月平均) 一月あたり法定外労働時間が60時間超の従業員割合※ 2020年度
  • 管理監督者、裁量労働制適用者を除く。

働き方の多様化に向けた、
主な取組

働き方改革全般の取組

業務効率化・生産性向上

頭取を委員長とする「業務効率化委員会」の活動により、業務の効率化・生産性向上、およびコスト削減に資する施策の提言を行うTCR(※)提言を実施。採用された提言内容は全行施策として実現させ、特に独創性があり優秀な提言に対しては表彰を行うほか、RPA(Robotic Process Automation)を活用した、業務効率化も進めています。
また、従業員ひとりひとりが日ごろから業務効率化を意識し、継続的に取り組むことを目的に、「業務効率化」を全従業員の人事評価に反映しています。

  • (※)Total Creative Resolution(全行的な課題に対する創造的な解決策)
    Total Cost Reduction(全行的なコスト削減策)

長時間労働是正に向けた働き方の見直し

従業員が、自己研さんや幅広い人脈形成、家族との時間など、豊かな経験を積むことを後押しするため、経営層を含め、組織一体となった長時間労働の是正による働き方の見直しに取り組んでいます。

適切な労働管理

日々の勤務管理において、PCのログイン・ログオフ時刻を記録し、ひとりひとりの正確な勤務実態を把握しています。また、勤務間インターバルや労働時間の上限設定を行うと共に、一定の労働時間を超過した場合には、経営層に報告する等、過重労働の抑止に向けて労使一体となった取り組みを進めています。更に、産業医との面談等を通じて、心身のケアにも努めています。

早帰りの促進

自己啓発、ワークライフバランスを推進する取組の一環として、従業員組合と労使一体となって、全社ベースでの早帰りを推進しています。週1回は早帰り(定時退出)を勧奨している他、毎月第2金曜日を「SMBCプレミアムフライデー」として全行統一の早帰り日に設定しています。 また、毎年1月・7月・8月を早帰り推進運動(Value Upキャンペーン)期間として、早帰りの重点的な勧奨を行なっています。

多様で柔軟な働き方の促進

従業員ひとりひとりが自分自身のライフスタイルや価値観、業務内容などにあわせて、働く時間や場所を自律的に選択し、生産性高く働くことができるよう、テレワークの推奨やプライベートな理由でも活用できる時差出勤制度(スライド勤務)の導入など、柔軟な働き方の推進に取り組んでいます。

「スマートワークカード」の活用

従業員の柔軟な働き方を整備するため、自身の業務状況や終業予定時刻等を周囲に知らせる「スマートワークカード」を全従業員に配布しています。ひとりひとりがスマートワークカードを活用することで、働き方への意識向上や周囲の理解促進を図っています。

「スマートワークカード」の活用

休暇取得の推進

休暇の取得方法を複数のパターンから選択可能とし、連続休暇を含む計画的な休暇の取得勧奨を行っています。
また、勤続休暇、子ども休暇、介護休暇、保存休暇(不妊治療)、ボランティア休暇など、多様な休暇を整備しているほか、休暇取得率を2025年度に100%とする目標設定を行っています。

働く「時間」の柔軟化

スライド勤務(育児や介護等を含むプライベートな事由で利用可能な時差出勤)や企画型裁量労働制を導入するなど、従業員ひとりひとりが個々の事情に応じ、自らの働き方を主体的にコントロールできるようにすることで、働きがいの向上を図っています。

働く「時間」の柔軟化

働く「場所」の柔軟化

従業員の事情に合わせた効率的な働き方を促すため、 在宅勤務制度やサテライトオフィスを導入しています。サテライトオフィスに関してはザイマックスさまと提携し、当行施設内に設置した行員専用のオフィススベース(2022年9月時点27拠点)のほか、ザイマックスさまの運営するサテライトオフィス「ZXY(ジザイ)」(約200拠点)の利用が可能。移動途中や、自宅近くにあるサテライトオフィスを活用した効率的な働き方を促しています。

また、2020年には計1万台以上のテレワーク端末を配布し、テレワークを推奨するトップからのメッセージの発信や、活用事例などの紹介を通じ、従業員が制度を利用しやすい環境づくりに取り組んでいます。

働く「場所」の柔軟化

ドレスコードフリー

前例や常識に囚われず新しいことにチャレンジし易い環境をつくること等を目的に、TPOに合わせて自身で服装を選択可能とする「ドレスコードフリー」を導入し、組織のカルチャー改革に取り組んでいます。

イノベーションを産むための環境づくり

2017年9月に、オープンイノベーションの場として「hoops link tokyo」(フープス・リンク・トーキョー)を渋谷に設立しました。国内外のスタートアップから企業・行政・学術研究機関・NPOなどの多様なプレイヤーが集まり、社会課題を解決する取組に繋げています。 オフィスとは違う、マインドチェンジに繋がる視覚インパクトのある空間で働くことで、ビジネスアイデアやイノベーションを創出しています。
また、業務特性に応じた場所を自律的に選択する働き方として、デジタル部門を対象とした新しいワークプレイスを導入。様々な業務シーンにあった場として、色々な人とのコミュニケーションを誘発することで、生産性・創造性の向上を目指しています。

  • hoops link tokyo
    hoops link tokyo
  • 次世代ワークプレイス
    次世代ワークプレイス

働き方改革を推進する社会の実現

行内の取組に加え、働き方改革を推進している企業を診断・支援する融資商品として、「SMBC働き方改革融資/私募債」を取扱っています。またお客さま向けの働き方改革セミナーをはじめ、SMBCグループの有用なソリューションを「人事ソリューション」として提案・提供することを通じ、働き方改革に取り組むお客さまを支援しています。

外部評価・受賞歴

「第7回 日経Smart Work経営調査」
5つ星(最高評価/上位22社)認定(SMFG)

2023年11月、三井住友フィナンシャルグループは、日本経済新聞社がSmart Work経営(※)を実践している企業を評価する「第7回 日経Smart Work経営調査」において、5つ星(最高評価/上位22社)に認定。

「第7回 日経Smart Work経営調査」 5つ星(最高評価/上位22社)認定(SMFG)
  • 「Smart Work経営」… 多様で柔軟な働き方の実現等により人材を最大限活用するとともに、イノベーションを生み、新たな市場を開拓し続ける好循環を作り、生産性など組織のパフォーマンスを最大化させることを目指す経営戦略。
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